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2006 年 12 月 のアーカイブ

<<いじめ>>いじめと自殺(17)

2006 年 12 月 19 日 火曜日

 <いじめ>については、要するに{家族の病}が原点にある事を、学識者も教育者も一般大衆も、皆誰もが<その事実>を知るべきである。

だから<いじめ>を解決するためには{家族の病}を治すのが一番に早いと断言する。

 

 大変なのは、人間という生き物・・・、本当に大変な生き物だと感じて仕方がない。

好きで結婚して家族を形成したものの、家族によっては、子供が誕生しないうちに<崩壊>して行く事もある。

結婚して子供が出来てからすぐに離婚・・・などもある。

離婚までしなくても、家庭内離婚は案外と沢山あるだろう。

家庭内離婚が他人には見えなくても、母と父が演技しながら子供に対処していても、また、演技しながら子供を可愛がっている積もりでも、夫婦の<ちょっとした諍い>は子供達に伝わっていく。

それほど子供達には、親の会話や行動や心の動きが、知らないうちに記憶の中に、子供達も意識しないながらも、大脳の奥(海馬)深くに刻み込まれて行く。

 

 親達や子育てをした人達も、心の専門家ではないので、親と子の{因果関係}については全く理解できないであろうが・・・。

本当の子供達の心を知るためには、親達も自分の過去を振り返る事、また、子供と自分の血縁関係が無くても、矢張り、育てた人もすべて自分の過去を調べるべきである。

 何故なのか?であるが、全ての人間の会話・行動・心は、自分の過去の心に操られている、と言っても過言ではないからである。

<過去の心を知る事>が、大切である。

「過去の心における、親と子の心の和解」これしかないし、そうでないと心の平安は得られない。

 <いじめ>られる子供達、<いじめ>る子供達も、自分達の過去の心に強迫されて行動や会話なども、動かされているのであるから・・・。

マスコミ報道などでは、<いじめ>られる子供達を守る事だけを議論などしている。

 

 人間社会を生きる子供達も、人間世界の最低限のルールは知っておかねばならない。

<いじめ>に関わっている子供達への、積極的なアプローチはあまり論議されていない。

そんな子供達の親が、周囲の助言を素直に<受け入れない>ところが大変であろう。

当方の体験より、子供達の親が体験してくれれば事は上手く運べるものである。

最終的に、親が自分の過去を見つめる{心理療法}を受けてくれない時、問題は残る。

 

<いじめ>られる子供達の心の葛藤は消去されないから!

<いじめ>る側の子供達を、法律で罰するべきかどうかの問題は慎重でなければならない。

子供達は全て、親の態度に左右されるであろうし、法律までは触れさせたくないが・・・?

 

 何処まで親が協力するかが分岐点である。

<<いじめ>>いじめと自殺(16)

2006 年 12 月 18 日 月曜日

 ある日も、新聞マスコミなど報道がありましたね。

この中に、極一部の人が話していたようです。

親も、しっかりと子供達について勉強しなければならないのか・・・と!

 

 当方から見ていると、まだまだ<いじめ>られる子供達の親、或いは、<いじめ>られる子供達を育てた人、彼等は皆が自分の過去を振り返らなければ、今の<いじめ>の心境と真実は見えて来ない。

しかも、単に漠然と過去を振り返っただけでは、100%絶対に真実なる<いじめ>の{因果関係}は見えて来ない。

 何度も伝えているが、ここでは表現を変えて話しておきたい。

何度も、<いじめ>の{根っ子}の本質を話すのだが、学校の先生方や家族、親や育てた人達に、この<いじめ>の本質の世界が届かないからである。

<いじめ>について、誰もがこの{真実}を知りたいと考えるのであれば、矢張り、過ぎて来た過去を振り返らなければ、その真実なる<人間の心>は見えて来ない。

だから当方は、素直に自分の長年月の心理療法の体験から、教育現場や家族の世界に実感している事柄を投げかけるしかない。

 

 このブログを見ただけでは<けしからん>などと、当方を説教したい人達も居られるだろう。

当方に説教やコメントを入れて下さる方達が居られれば、当方は<有り難い>と感謝する。

 

 当方、長年の心理療法の体験がある。

我が子の心理療法の体験の他、当所には6000人に上る色々様々な方達が心理療法を受けに来られた。

<いじめ>、<登校拒否>、<非行>、・・大人であれば<うつ病>の方達が一番に多い。

過去を見る「心理療法」を受ければ、うつ病者の長期休業も要らないのである。

若年でも、成人でも、高齢者でも、人格水準を見抜いており、この人であれば、この人一人で{心理療法}を受けるだけで大丈夫とか、この人だけが単独で{心理療法}を受けても、後で<元の木阿弥>になってしまうだろう、など全部を理解できている。

 <いじめ>られる子供達、<いじめ>ている子供達、そんな彼等は本当に心の世界が未熟過ぎる。

個人、単独で「過去を見つめる心理療法」を受けさせても失敗に終わるであろう。

母親、父親、子供達を育てた人達が一緒になって「過去を見つめる心理療法」を受けてみる体験が必要であろう。

学校の先生方も、「同じ心理療法」を受ける体験が重要である。

<いじめ自殺>の{切っ掛け}を作らないようにするために。

 

 人間は<過去の心の和解>が、全ての{鍵}を握っている。

自分を育てた親や、親の代わりに自分を育てた人との『過去の心の和解』で充分である。

 『過去の心の和解』が、{人間の心の平安}をもたらしてくれる。

<<いじめ>>いじめと自殺(15)

2006 年 12 月 15 日 金曜日

 当方、長い間に渡り心理療法に関わって来ているが、人間の考え方・思い込みについて非常に興味深い事があります。

人間本来の思考体系が、多分に狂っているのでしょうね???

これが普通の考え方なのか「自分には何も悩みは無いのだろう」と、思って生きています。

 

 親が「自分の子育てが間違っていた」と、気づくだけで子供達は随分と変わります。

当方で沢山の人達と面接しますが、色々様々の思考体系の母親や父親が居られます。

 例えば、自分の子供達が悩み込んで社会適応していないのに、母親も父親も自分達には全く悩みは無いと答えます。

「どうして悩みや苦しみが無いのですか!?」と、質問するのですが、子供に<しっかりせよ>と思い込んでいるだけで、自分には悩みは無いと・・・答える。

親の自分達は<しっかりしている>ので、子供達よ<頑張れ>それだけで、解決すれば良いと言うのです。

 登校拒否や非行なども、親達は「自分達には関係ない」と、思っています。

まして、子供達の<いじめ>についても、親達は、親の「因果」を何度も聞かされたものの、自分と子供達の心は全く関係ないので<いじめ>に遭っている子供達に<しっかりせよ>と、自分達の心を投げかけているだけですね。

 

 登校拒否、摂食障害、心身症、いじめ、非行、暴力、神経症、うつ病、などについても、究極に見詰めていくと、心の問題なのです。

その心は、全部が親の心の影響を受けていると・・・、真剣に説明します。

親の心を引きずって、今の<いじめ>られる、<いじめ>る、両側ともに親の責任だと、時間をかけて一生懸命に{心の根源}、{親の因果}を説明するのですが、それでも、両者の親達に伝わらないのです。

 

 親が変わらないと、子供達だけ{心理療法}を受けただけでは、なかなか心は変革されていかない・・・と、何時も説明するのです。

この様な親だったら子供達が傷ついていくのは無理もないと考えながら、当方は悲しいばかりです。

親が「自分には悩みは無い」と思っても、心理療法を受けて体験すれば良いだけなのです。

 

 人間は、悩んだり悲しんだりする時が最大の{心の飛躍}のチャンスなのです。

何故悩むか?の疑問が消去されるだけで充分なのです。

世間の親達に問うてみたいのです。

本当に親達は<自分は正常だ>とか、<悩みはない>なんて言うけれど、そんな考え方で良いのですか!!!

当方では、随分と説明しても、心理療法をやっと<受けてみましょう、受けたくない、自分達親は正常だから関係ない>などと言われます・・・!!!

 

 「親の因果が、子に報い」を知る事で、親の心も反転するのです。

<<いじめ>>いじめと自殺(14)

2006 年 12 月 13 日 水曜日

 少しばかり同様の表現を繰り返すが・・・、新しい事情も入れておく・・・。

 <いじめ>対策については、<いじめ>に遭っている子供達を援護する事ばかり考えているのでは駄目だと言っている。

<いじめ>に遭っている子供達を援護しようとする、そんな事ばかり論議している。

角度を変えて考えて<いじめ>ている子供達の心・性格・自己同一性(アイデンティティー)を変革させていく方法も真剣に考慮されるべきであろう。

 

 <いじめ>に関わっている子供達について、警察や司法が何処まで対処するか、どの時点から対処するか、この辺が少しばかり見極めるのに苦労する場合もあるであろう。

しかし、苦労を伴うのは当然だと考えていれば、そんな苦労をも感じないで済むだろう。

 <いじめ>などについては、昔から結構あった筈である。

残念な事に、日本の国が豊かになったとは言え、物質的に豊かになっただけで、心の方は反対に<生きる>という事に対して非常に{鈍感}になってきている。

{裕福さ}が、生きること自体の心を無意識的には<貧弱に>しているのでもあろう。

 

 親へも真実なる心を伝えないまま、<いじめ>に遭う子供達の何人かは自殺してしまう。

<生きる>と言う事に関しては、貧困の環境に置かれた方が人間には案外と都合が良い面もあるのであろう。

貧困がひど過ぎるのも大変ではあるが・・・。

 

 根源的には、何故に子供達は自分の親に<素直に話し>をしないか・・・。

子供達の心がボロボロになって初めて、親には子供達の表情や動作や立ち居振る舞いなどがやっと見えて来る。

 さて、<いじめ>る子供達の心を変革させる事が最重要だと考えているが、親が自分自身について<懺悔>できていないと、子供達の心を回復させる割合は非常に少ないであろう。

そういう人達には、<いじめ>の体験も貴重な体験となり、<いじめ>体験の後に、自分の心をより豊かに出来て、より良い生活へ入れる人もいる。

 時には、<いじめ>に遭った子供達で、何とか耐えて成長していく人達も居られるが、結構と多くの場合で<いじめ>られた体験がその後の生活で後遺症のような症状を引きずって悩んだまま生きる。

 

 親が自分の<生い立ち>と子育てに関して<懺悔>するべきである。

未熟な先生方も<懺悔>の体験をしておいて欲しい。

まあ、ここで<懺悔>と言っても、体験した人にしか理解と体得は出来ないから、人間は、本当に悲しい生き物です。


 当方では昨今、裁判所から「仮釈放した人達が、また犯罪を起こしたら本人は大変だろうし、仮釈放してあげた自分達も<辛い体験>となるので、何とか面倒を見て欲しい」と言われるケースがある。

もし親が居れば、必ず親と子が一緒に自分達の過去を見つめる{心理療法}を体験してもらうのである。

 

 事は、上手く運べるのである。

<<インターネット心理療法>>追加編(13)

2006 年 12 月 12 日 火曜日

 人間社会が常に<平和>であって欲しいと考える一人の心理士である。

 

 人間の欲望は、人間が生き続ける限り消えて行く事はない。

誰よりも早く、誰よりも良いものを社会へと・・・、その社会に持ち込む物が真実に一般大衆へ有益で、人生を楽しく生きるのに必要なものか?と、問われれば「全く関係ない」と言わざるを得ない。

 法律の制限をギリギリに受けない程度の{遊びもの}、或いは、法律に違反するものまでが、PC、携帯電話などを利用して提供されている。

長い視野で見て、幼い子供達にまで悪影響を及ぼすものまでが提供されている。

 何時も現在が幸せで、その後の未来も幸せに、人間の眼・耳・鼻・舌・身・意、など、五感や六感にまで響いて来るような、そんな道具が沢山と出来れば良いが、この様な事を言っても無理である。

 物や事象で楽しんで喜ぶ生活も良い事だが、一番に大切な事は、矢張り、自分の本当の心を知り尽くして、今の自分の心を満足せる能力を持つ方が遥かに重要である。

 

 自分の心で自分を満足させる能力です。

ナルシストとは違います。

自分の好きな物を持って、自分の好きな対象物のみを相手にして、自分独りで楽しんでいるのでは、駄目ですね。

所詮、人間として生まれて来た以上は、人間の集団の中でしか生きる事は出来ません。

 

 科学、技術、知識、学問・・・などなど、進歩したと言うけれど、人間の心の奥の心は進歩無きまま時代は流れているようです。

人は、五官六官を年齢相応に成長させて行かなければなりません。

人の五官六官も、人工産物だけを受け止めて成長して進まないと、子供時代から、或いは、大人の時代の生活でも、ストレス、心の葛藤を抱えたまま生きて行く事になります。

 

 人生は一度だけ、1回限りの人生です・・・。

“青い鳥”を自分の外界に求めて生きているのが、一般の人の{本性}ではありましょうが、普通の人生観では心にストレスが溜まりながら生きていきますので注意が必要です。

“青い鳥”は、世界中を探し回っても自分自身からの外界に見つけ出す事は不可能でしょう。

 

 各企業体は、新しい便利なものを追求して、それなりに、楽しい品物、便利な品物、何かと自分を慰めてくれる品物を作り出します。

地球が、大きいか、小さいか、単なる星なのか、小さな砂粒なのか、そんな事柄などは考えもしません。

これは哲学的思考体系でしょうから、そこまでは考えなくても良いでしょう。

 

 人間世界を生きるのに「何が大切か」、「自分と何なのか」、「自分とはどんな人間なのか」・・・など、熟慮した上で生きるのが大事でしょう。

「インターネット心理療法」の体験が必要でしょう。