<<人生>>人生への理解(5)・・・人対人・・・動物・・・植物・・・

2010 年 11 月 22 日

人間として此の世に誕生するには、一人では不可能です。

誕生した以上、矢張り、一人で人生を生活するのは不可能です。

 

しばしばと、人間嫌いの人達に出会う事もあります。

 

本来的には、彼等も人間が好きではありますが・・・、自分以外の他人と気持ちを合わせるのが下手です。

本当に、心底と、人を嫌いと思うのであれば、その人は、誰の顔も見ないでよい深山の山奥に一人で住めば良いのですが・・・・・。人が嫌いだと言う人格の歪な人達は、決して深山の山奥に一人では住めません。

或いは、彼等は、絶海孤島の誰一人として住んでいない大海原の島に住めば、それで満足するのではないかと思うのですが・・・・・・・。

彼等は、そんな所は、あまりにも孤独感が強くなりすぎて住まないですね。孤独感が強い故、また、そんな生活は怖くて淋しくて出来ません。

 

俗に、人間嫌いの人達は、本質的には<人が好きです>けれど、自分以外の人達との付き合い方で、態度や会話などを如何にこなすかを理解しないし分かっていません。 

こころの底では、本質的には、人を好きです・・好きになりたいのですが・・無理ですね。

劣等感があまりにも強いですね。対人関係でもコミュケ―ションが充分に出来ない事を彼等は知っています。

劣等感=自分と他人を比較して、自分の方が<劣っている>という気持ちですね。

だから、自ずから、他人を避けて、自分の人生を暮らすようにもなります。

 

家族の中でも、学校の中でも、職場や社会環境の中でも、他人の皆と同じ心理状態を持てないので、何事につけても楽しくもないし面白くもないです。

引きこもり、登校拒否、出勤拒否、などなどは、歪な心が自分の内側に溜まっていったものでしょう。

 

歪な心が外側に溢れ出すと、非行や犯罪や殺生事件にまで進展して行くでしょう。

所謂、自分以外の他者を巻き込んで、褒められもしない出来事などが起こります。

 

時には、稀ですが、人間嫌いの人達から、素晴らしい物・事・文化など起こる場合がありますが、全体的には少ないでしょう。

せっかく此の世に生まれて来た以上は、楽しい人生であって欲しいです。  

<<人生>>人生への理解(4)・・・生態系・・・

2010 年 11 月 18 日

「生態系」=英語では、エコロジ―と言われているようです。

分かり易く説明すれば、{自然の営み}など。或いは{自然}、{あるがまま}、人間が手を加えない、あるがままの状態と言えるでしょう。全世界、地球上の自然の営み、とも言えます。

ここでは、人間を除いた全ての生き物、植物や動物、単細胞生物などを含めて、無生命体の中での{自然の営み}と言うものかも知れません。

 

地球上のあらゆる場所で、人の目につく場所、人の目につかない場所などで、生存競争が繰り広げられています。

そして、地球上の自然が保たれてきています。

生存競争が良いとか悪いとか、ここでは言えませんが、弱肉強食の世界があって、地球上の調和が保たれています。

弱いものは、強いものに食べられて滅びる、ものでしょう。植物も、動物も同じですね。

 

さて、人間も本来的には、エコロジカルな生物=生き物なのです。

残念なことか、悲しいことか、誰が判断するべきかも現在のところ、判定しようがありません。

 

人は、「万物の霊長」だと言われていましたが、どうやら、大きな目玉と大きな視野で全世界を眺めて見ていると、本当に、人間の{愚かさ}も、嫌と言う程に目に飛び込んで来ます。

地球そのものを破壊、そして、地球上の植物や動物の絶滅種が出てきています。

以前より、地球上では、動植物は弱肉強食と生存競争のなかで、ある意味で、自然の営みが継続されていたのです。

所謂、生態系は、人間が手を加えない事で保たれていた筈でしょう。

 

エコロジ―(生態系)が、自然のまま保たれて来た事で地球上のバランスがとれています。

人間が直接に、手を出して動物を獲物にしたり、植物など刈り取ったりした事で、全体の動物や植物の保たれていたバランスに破壊をもたらして来ています。

 

人間が、「万物の霊長」だと言って、科学や技術など駆使して作った物、その作る過程で地球を破壊する物質が作られています。

大気汚染、水汚染、森林の砂漠化、地球の温暖化、フロンガスや数えられない程の化学物質、地下深く埋蔵しているエネルギィ―のオイルや天然ガス、核汚染、地球上の温暖化などなど、ガイアの里と言われますが、果たして、地球は生きているのか、それを壊しているのが人間ではないのでしょうか、人間は時には謙虚になり<自分を含めて、全世界>を見て欲しい。

そんな目を養うには、自分の誕生からの自己の心を、点検するべきでしょう。

<<人生>>人生への理解(3)・・・無生命体・・・

2010 年 11 月 16 日

「無生命体」とは、字の如く、生命の無いもの、生き物以外は全部が無生命体です。

唯、唯、人生をボンヤリと生きるよりも、知って生きる方が気楽で楽しい事柄も沢山とあります。

人が、此の世に生まれて、お世話やお陰を蒙っているものは沢山とあります。

動物や植物などは、生き物ですが、人間が住んでいる建物や着込んでいる衣服や食べ物などでも、既に息絶えているし、無生命体です。衣食住で、食については、生身のまま人が食べているのは、例外的です。

 

「時間」や「空間」なども、生命体ではありませんが・・ここでは・・話を除いておきます。

 

家の中に住んでいても、家族と住んでいる人以外、即ち、一人住まいの人では、全てが24時間にわたり生命体以外のものにお世話とお陰を受けています。

勿論、食事、食べる事についても、家の中の電球や、お風呂の水なども、他者の恩恵を頂いていますが、ここまでは考えてみないと、気づかないかも知れません。

建物の中に住む、一人で食事を作る、入浴も一人でする、掃除や洗濯や炊事も一人でやって誰の世話も受けていないと言う人達も居るかも知れません。

 

でも、ここに至るまでに、知らない人達の恩恵を受けています。

 

食についても、食べている時は生き物ではないでしょうが、食べる以前は、野菜や魚や肉なども全てが生き物です。

 

睡眠にしても、お布団で寝るのであれば、誰かが布団を作ってくれたものでしょう。

 

お風呂や冷暖房にしても、最初から、知らない人達が装置を取り付けてくれているのです。

 

自分は、誰からも世話にはなっていないと、自己主張したとしても、それは、人間世界で自分が生きている事の{証}を全く知っていないと、言われても仕方がないでしょう。

 

自分とは、自分の存在と、人間の存在、自分とは、此の世で一体に何者か、などと時には明確に疑問を持って<自分の心>確認しておくべきであります。

此の世に誕生したからには、自分の人生を納得して楽しく生きるためにです。

人生一度は、人は誰も、自分の心を研ぎ澄まして見る必要があるようです。 

<<人生>>人生への理解(2)・・・空間・・・

2010 年 11 月 15 日

1.今現在に自分の居る場所

2.家族の空間

3.集団の空間

4.部屋などの空間

5.町、市、県、日本、アジア大陸、ヨ―ロッパ大陸、アメリカ大陸、南極、北極など

6.地球

7.太陽系

8.銀河系

9.宇宙・・・・・ここまで<悟るには>困難でしょうが・・・・・。

 

人間が、生きること、いや、人間のみならず、どんな生き者でも、時間と空間が有って始めて、生存が可能となります。

 

人は、自分の人生を生きるのに、自分の家族か自分が属している集団にしか<視野>は、届かないです。一般的に、表現すればですね・・・。

もっと、大きな視野を持って、自分の住んでいる国や、世界、地球、太陽系、銀河系、宇宙などなどまで、自分のイメ―ジの世界にまで取り込めれば最高の{幸せ}を感じながら人生を生きる事が出来るでしょう。

何故ならば、そこまで、自分の視野というかイメ―ジが届くようになれば、小さな事柄に拘る事がなくなるでしょう。

 

{無我}と言う言葉が、有ります。

皆さんは、言葉を知っていても、本当に理解できている人達は非常に少ないですね。

 

多くの、いや、全ての人達は、無我の反対で人生を送りたいと思っているみたいです。

有我と言うのでしょうか、自我の肥大化、自分の生き様を肥大化させて生きたいのです。

言い変えれば、目立ちたがり屋ですね。褒められたいとか、称賛されたいとか、皆から拍手を浴びたいのです。

そのわりには、目立つ場所に立たされると、臆病になって何もできない人達、演技をできない人達が沢山と居ます。

実力と力量が無いから、その場所、その場所に応じて、適した立ち居・振る舞いが出来ませんから、悩みます。

時間と空間の中で、真実なる{無我}を悟れば、人生は気楽になるものです。

<<人生>>人生への理解(1)・・・時間・・・

2010 年 11 月 12 日

時間について、お話すると、色々な表現によっては、大きく分けて4つなるでしょう。

1.物理学的時間 2.生物学的な時間 3.感情的な時間 4.休息の時間

 

時間の説明では、ちょっとした表現で変わりますが、今回はこの形で説明しましょう。

人の悩みの解消にも、役立つでしょう。時間について理解する事は、{哲学}、{人生学・人間学}でもありますから・・・・・・・・・。

 

1.物理学的時間:地球の歴史、いや、宇宙の歴史から始まるのでしょう。

宇宙の歴史は、100億年とも言われており、太陽系、地球上などがですね、出来上がったのが46億年前、地球上に単細胞生物が現れたのが、約35億光年前だとも言われています。

色々な時代を通って類人猿や人間が地球上に現れたのが、500万年とも200万年前とも言われています。

そして、現在の人類が有り、社会・経済・政治などがあります。

 

2.人間が決めた時間:自然科学的な視野の上にたてば、時間は物理学的な{時間}となるでしょう。人が、便利さの上に、時間を組み立てて表現したものが、次の表現です。

1年365日、1日は24時間、1時間は60分、1分は60秒、などと言われます。そんな時間の中で、人は生きているのです。

 

3.生物学的な時間:時間は平等に与えられていると、皆さんは言いますが、違うのです。絶対に、そんな事はありません。

各種の植物や動物によっても、全く時間の持分は違うものです。

更に、同じ動物でも、病気や生存競争に敗れて短命で終わる場合もあります。時間の持分は、違うのです。

人間でも、短命な人と長命な人が居ます。母親の胎内で、誕生後すぐに、新生児や小児の時に、学童、学生、青年期、成年期、壮年期、老年期、などなどと人生の生涯の長さは時間的に異なります。

時間は、決して平等に与えられるものではありません。

病気や、そして不治の病に取り付かれる場合もあるのです。戦争や天変地異などによっても、命を失います。

人間社会で大変なのは、格別にIT社会に入って、心・性格・人格の歪な人達の犯罪が増えているようでもあります。

犯罪にまき込まれて、命を落とす場合も結構と増えました。

 

4.感情的な時間:格別に感情豊富な生き物は、人間だと言っても良いでしょう。

楽しい嬉しい時間は、早く終わります。辛い悲しい苦しみや悩みの時間は、遅く流れます。

 

時間について、明確に理解するだけでも、人生についての理解にもなるでしょう。