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2006 年 12 月 のアーカイブ

<<いじめ>>いじめと自殺(13)

2006 年 12 月 11 日 月曜日

 親と子の心の{因果応報}について、話している。

 

 親が{因}を知るために理解しやすく説明すると、会話や行動や心の<根っ子の原因>は何処に有るかと言う事です。

<いじめ>をする子供達には、その子供達の、根っ子の原因={因}が有る訳です。

子供達は、その{因}に縛られて、自分の今の心を過去から強迫されて、現在を生きているのです。

<いじめ>られる子供達も、<いじめ>る側の子供達も、両者が<いじめ>の問題に絡む前、絡まれる前の過去の状況を見詰めて{絡まった糸、絡まった紐}を解く事が重要な作業となるでしょう。

 親は親で自分の生い立ち、誕生から~結婚~子供の誕生~<いじめ>の時期~そして現在までの自分の会話や行動や心を詳細に調べて行きましょう。

子供達は、<いじめ>に遭ってる子供も、<いじめ>を行っている子供も、自分の誕生から~自分の現在までの心、格別に、母親、父親、兄弟姉妹、学校の先生達についても、しっかりと<相手との会話や行動や心のやりとり>を調べる事なのです。

少なからず、辛い情けない自分の会話や行動や心を見つけ出すでしょう。

「こんな自分ではなかった筈だ」と思うのです。

自己中心的な自分の心に、親も子供も必ず気づいて来る筈です。

それほど人間の本性は汚れていますし、自分の汚れた過去の心を認める事です。

自分の過去の心を否定しないで欲しいですね。

 一般論として、人は誰しも、どんなに賢い偉い地位や名誉のある人達にしても、自分の過去を見詰めると<自分のエゴの心>に突き当たるものです。

 

 人間の普遍的な生き方、人生を生きる上で悩まないで生きる{心の方向性}があるのです。

その{方向性}さえ知っていれば良いのです。

学校の先生方も、子供達も、親も、少しだけでも学習する事です。

カウンセリングだけ体験している人達は、例え、自分が心理士であっても医師であっても御住職さんであっても、この心の{方向性}を体得しておくには多分に、無理があると思われます。

 

 当方の思いと本当の人間の生き様、本当に考えている事柄を、此処で伝えるだけです。

悩みのない生き方、悩まないで済む生き方が有るのですから・・・。

 

 人間世界は真に狭いものです。

地球上の平和は、また、特別に難しいようですが、普通の俗世間を生きるには、楽しく安らかに健やかに生きられるものです。

 

 敢えて、{懺悔}と伝えておきますが、{懺悔}できる人は悩まないでしょう。

この{懺悔}出来るかが、人生の分岐点と言えるでしょう。

<<いじめ>>いじめと自殺(12)

2006 年 12 月 8 日 金曜日

 <いじめ>られている人達を、如何に援助と援護していくかと言う事については、俗世間では色々と論議されている。

また、色々あれやこれやと{策}を考えて、報道などもなされてはいる。

一方で<いじめ>ている人達の心・性格・人格を変えてあげる事には、全くと論じられていないように当方は思う。

 

 <いじめ自殺>の防止にあたって、有識者?その他に学校の先生方が、全校生徒達と相談して「<いじめ>を見たら、皆で防止のためにと立ち上がって・・」などと、生徒達を扇動している様な<感じ>に当方には伝わって来る。

<いじめ>防止のためにと言って、生徒達に<こうしなくては・・>などと、洗脳しているみたいにも感じて来る。

 当方が言いたい事は、<いじめ>る側の生徒達の心・性格・人格を、少しでも変える方向性にもっていく事も非常に重要だと言いたいのである。

 

 「親の因果が、子に報い」、「三つ子の魂、・・」の言葉、当方、全くと同感に思っている。

だから、<いじめ>る側の家族に接触して、<いじめ>る子供達の親にもコンタクトを取ってみる事である。

当方、今までに随分と難儀な思いはして来ているけれど・・・。

<いじめ>る側の親が{重要な鍵}を握っているからである。

親が<いじめ>る子供達を見つめる時、瞳・顔つき・表情・会話・行動・立ち居振る舞い、などなどは、本当に<歪>になっている筈であろう。

もっとも、親にそんな意見をしたら、親が理解してくれるものでもない。

 

 本当に真実に大変なのは、子育てについて説明しても全くと意見を<受け入れてくれない>親達に出会う場合である。

どんなに親の子育てについてコメントしても、全然と理解しようと考えない親が案外と多いのである。

それだけ親と子供の心関係が歪になっておりながら、自分の子供達を真面目に育てているつもりの親が居るので、大変である。

<いじめ>ている子供達の心、生い立ち、母と父との<過去の心の和解>が出来れば、簡単に人間の心・人格は良い方へ変革できるのである・・・。

 逃げる親達を、どこまで追いかけて<話し合い>ができるかどうかであろう。

突き詰めて考えると、問題なのは、自分の子供達に対して、親は子供の心身の成長には関係ないよと、不貞腐れている場合である・・・。

 

 <いじめ>ている子供達には、事の善と悪を判断する能力を持ち合わせていない。

格別に、親に不満や不平を抱いている子供達ほど、{善}と{悪}の判断、特別に自分についての判定を下す能力が欠けている。

 

 親は、自分の子供達から好かれる親になって欲しいのである。

<<いじめ>>いじめと自殺(11)

2006 年 12 月 7 日 木曜日

 とにかく、報道特集を見ていて疑問に思う事は、全てが周囲の責任と考えていますね。

親と子供達の心の動きには触れていないのですから、不思議というか面白いというか・・・。

人間の顕在意識と潜在意識と無意識の{心のカラクリ}を全く論じていないのですから・・・。

 

 案外と論じないところが<本音>と<建前>を統合した上でのマスコミ報道だと自覚されておれば立派なのですが・・・本当にそう思いますね・・・。

もし、そうだとすれば、当方が<本音>を語りすぎている事になるでしょう。

しかし、少しくらい本音で話も進めておかないと<いじめ>の心の世界については、一般人には、未来永劫に不透明となって行きますので・・・。

 こんな事柄を話した不思議な変な人間が居るものだと思われても仕方ないでしょう。

真実は、後から<理解>できて来るものです、ね。

それも、沢山の人達が通って初めて理解できる{心の世界}と{人間の会話や行動の原点}となってくる問題ですから・・・。

相当に勉強したり実体験したりしないと理解できないものです。

ともすれば、<いじめ>に遭っている子供達は、その<いじめ>の心、悩みの心しか理解できないのです。

 

 親が嫌いでも表層心理では<いじめ>の心の葛藤だけを考えていますので、自分の生い立ちの心には、“また、そんな事を考えて何になる?・・・”と思っています。

意味ないくらいでしょう・・・、親も同じ考えですね。

<いじめ>の事しか念頭にありませんから、何度でも繰り返して!・・と・・。

 

 人間は、自分の過去の心を完全に忘却する事は出来ません。

殆どの人達が、過去を忘却しようとして生きています。

自分の生い立ちの心は、自分の人生を生きる上で最高に大事なものです。

「どうぞ、自分の過去を忘れて・・・」なんて考えないで欲しいですね。

人生は、家族として・・、学校で・・、社会で・・生活する、どれも全部が大事です。

 

 学校の先生方も、自分の心・人格をもっと知って素直に人生を生きて欲しいです。

他人に迷惑をかけずに、自分自身にも迷惑をかけずに・・・ですね・・・。

学校の先生も悩んで自殺される人達がいますから、注意も必要でしょう。

一方では、学校の先生の一言で<ダウン>した生徒も居るのです・・・!

「先生の一言、今でもその<一言>が頭に残っている」と言う人も居るのですから・・・。

当方でも過去を振り返れば、勿論、自分の親については限り無い程に<親不幸>はして来たと!・・・、自分は親孝行の積もりの人間だった筈なのだけれど・・・。

誰もが、「悩みの心も乗り越えたら、もっと成長する」と言うけれど・・・。

 

 悩み込んだまま、悩みから解放されずに動きの取れない人達がなんと沢山居ることでしょう・・・。

社会適応できていれば良いのですが、それさえも出来ていない人達が多いから大変に困るのです。

可能であれば、家族生活にしろ、学校生活にしろ、社会生活にしろ、適応できる人間になって欲しいものです。

周囲の人も、注意は必要でしょう。

<<インターネット心理療法>>追加編(12)

2006 年 12 月 6 日 水曜日

 携帯電話、PC、などなど素晴らしい科学と技術が発達して来たものである。

活字も使えるし、音楽も使用できるし、心のコミュニケーションも出来る様になった。

心と言うか精神状態も発達途上の幼い子供達も、個人が携帯電話を抱えて自分の意志を表現できるのである。

未発達の精神状態の人達が、自由に何らかのコミュケーションのために、好きなように使用できる。

 テレビゲーム、PCゲームなど、様々なゲーム機種が開発されては生産される。

生身の人間を相手にしないで、ナルシストのような状況で幼少時期より育ってくる。

 

 痛いとか、痒いとか、甘いとか、耳から聞こえるものとか、眼で見るものにしても、全てが人工的産物である。

人の五官六官に、直接に響いてくるものの全てが、生身の人間のものではない。

人には、眼・耳・鼻・舌・身、そして意識がある。

生まれ育った本能の器官を使用して、人間の外界にある自然・眼前の状況を受け取る作業は、もはや全く無いのである。

昨今の子供達は、幼少時期より自然から切り離された状況で生活を余儀なくされていると言っても、過言ではないだろう。

 人対人、肌の付き合い、会話と行動が伴わないまま、互いが離れたままのコミュニケーションである。

人間世界には、不思議な物が出来るものだ。

 

 大人の世界では利益追求が完全に優先されている。

子供達は、大人のお金儲けの道具、お金儲けの対象としか、思われていないのではなかろうか。

 人間が生きる世の中、この様な社会現象を否定する積もりは全く無い。

これこそが人間のなせる{業}とさえ感じている。

親も“子育て”が大変になって来る。

一部の大人でさえ、そういう器具に飲み込まれて生きている人達も見られるくらいである。

 この様な世代になって、自分の心がどれだけ<歪>になっているのか『インターネット心理療法』を体験して行くと、案外と自分の曲がった心が見えてくるものである。

そう、病院に行きたくない・・・、心理療法を受けにも行きたくない・・・、などの人達の為に、或いは、自分の仕事や今行っている事柄が忙しく、心理療法の現場にまで行けない人達の為に、必ずと<役立つであろう、心理療法>が、『インターネット心理療法』である。

自分の心は正常だと考えている人達でも、この『インターネット療法』を体験する事で、新たに自分の心の{再生}と{新生}が出来るであろう。

 

 人間社会は益々と歪化している。

 自己の心を、点検する事が必要です。

<<いじめ>>いじめと自殺(10)

2006 年 12 月 5 日 火曜日

 随分と、この{論壇}の意味が理解出来なかったかも知れませんね。

何が、言いたいのか・・・。

明確に断言しておきます。

 育てた親と、育てられた子供達の『過去の心の和解』です。

<いじめ>に遭っている子供達へ、どんなに心を励ましても役立ちません。

<いじめ>に遭っている子供達は、自分の親、或いは、自分を育てた人に対して{大変な量と大変な特異的な心の葛藤}を持っています。

子供達に向かって、<いじめ>に遭った時よりも以前の心を、自分達だけで自己探求して下さいと言っても、格別に心弱き子供達は<自分の歪な心>を見るのは耐えられないものです。

それに「何故に、自分達が???」と思います。

子供達は“自分は被害者で相手が悪い、ここでは、親の育て方が悪い”と思っていますから・・・。

心の治療を受けるのは、親の方だと思います。

親が悪いと、確実に思うでしょう。

もっと自分の親が、ましな親であって欲しいと思っているものです。

 それから、自分の親の悪口を言ったり不満を言ったりするのは、耐えられないのです。

 

 子供達は、自分は真面目だと思っている、即ち、自分は善人だと信じて生きています。

そんな善人ぶっている子供達が、自分の心の奥を見詰めると、自分は真面目ではないと気づいて来ます。

その{真面目}さと{真面目でない}自分との心の狭間で、少なからず葛藤を感じます。

 親が一緒に心の治療を受けていたら、親は親で自分の{子育ての失敗}に気づいて来ます。

次第に自分の子供達へ{子育てに失敗}した事を謝罪しなくては・・・、との心が生じて来ます。

そんな心が親に生じて来ると、親の瞳・人相・会話・立ち振る舞い・雰囲気、などの子供を見る見方が全然と違ってきます。

そんな親の様子に、子供達(いじめに遭っている子供達の心は、物凄く繊細ですね・・・いじめだけでなく、心身症や神経症やうつ病などの子供達も同じ・・・)は、直ぐに気づいて「自分も少しは{心を入れ変えない}と・・・」と、考え始めるのです。

親と子の、お互いの<心の謝罪>ですね。

 

 「過去の心の和解」、<いじめ>に遭う前の、そして<いじめ>以後の「過去」もです。

子供達の顔色や人相や立ち居振る舞いなどが変化して来ますので、<いじめ>ていた子供達は、「こんな子供は<いじめ>られない」との気持ちになって<いじめ>の行動を起こすことが出来なくなってきます。

 

 「親が変われば、子は変わる」のです。

但し、心の底からですね。