<<心の世界>>心の話「心・会話・行動」3

2011 年 1 月 13 日

心の話をしていますが、視野を変えて、見詰めてみます。悩まない人になるためにですね。

そこで、人は一体に、どんな心を持っているかなのです。如何なる心を持って、人生の一生を終わるのか、知っておれば良いですが・・・・・。

最初に、自分の心を充分に知っていないと、自分以外の他者、他人の心が見えません。

心の学習、たんなる勉強では駄目ですね、心の底から人生って{何}などと、考えて勉強しないと駄目なのです。

 

人は、俗に、{本音}と{建前}と言う言葉が有りますね。

多分に、皆様は、このような言葉は聞いたことが有ると思います。

でも、言葉を聞いていても、実際に、その意味が理解できていないと役立ちません。

謙虚になって、ふと、立ち止まって、自分の心を見つめると、沢山の自分が気づいていなかった心が見えて来ます。自分の心を自己探求する方向性が、大事ですが・・・・・。

けれどもですね、本当の自分、自己とは、自分の存在とは、などなどの心を、どの方向から眺めるかなのです。

自分の心を充分に沢山と知っていると言っても、自分流に勝手に理解できていると自己主張しても、それは駄目なのです。

 なぜなら、人には、人の性格というか厳密には人格と言った方が良いのですが、その人格は、会話や行動にしろ、全てが、心が土台になっているからですね。

 

即ち、人は、心が会話や行動を動かしているので、人間にとって、人にとって、一番に大切なものは、「心」なのです。

心が丈夫でしっかり、自分の心を操縦できれば、人間社会を気楽に生きていけるのです。

心の学習が、物凄く大切です、自立した人間として此の世を生きるには・・・です。

単なる{心理学}を勉強しただけでは、人間世界を上手に生きるのは、無理なのです。

何が、大切かですが、人は、人間社会を生きるには、家族の中でも、学校の中でも、職場においても、常に誰かと<顔を見ながら>生きることしか有りません。

数日間など、孤独で研究などする事もありますが、やがて人と会えると期待感もあります・・・・・。

 

自分以外の人に対して、上手に付き合いを出来ること、自分の投げ込まれた状況や環境に上手に対応&適応できること、それで充分です。

でも、本当に気楽に生きるには、自分の眼前の人達が皆が性格というか人格というか心が違うので、皆に対応できる自分が必要です。何事が起こっても、立腹しない事です。

そのためには、自分の心の{器}が大きくないと、直ぐに壊れてしまいます。

大きな人間、誰とでも生身の付き合いが出来る人に・・、また付き合えなくて苦悩を感じるのであれば、そんな自分に納得すること、{納得}するところから、心の平安を得るし、納得できれば<そこから、這い上がる努力を必要>と感じる筈です・・・・。

本当の自分、自己に納得し認めることです。恥ずかしい、劣っている、駄目人間と認めれば、努力せざるを得ないです。

<<心の世界>>心の話「心・会話・行動」2

2011 年 1 月 8 日

この講演では、悩まない人になるためのお話をしますので、その気持ちで耳を傾けて下さいませ。

人が、人生を生きる上で、悩んだり苦しんだり、不安神経症、心身症、うつ病、などにしても、その理由が有るものです。

また、異常会話、引きこもり、登校拒否、校内暴力、非行、薬物依存、アルコール依存、出勤拒否、などにしても、自分の気づいていない心が有るものです。

その気づいていない心が、今の現在の自分の心を引張るので、或いは、自分の心を圧迫すると言った方が良いのです。自然に自分の心が、動かされると言っても良いでしょう。

 

人生で、一番に大切な事は、人対人、人対環境の問題でしょう。

私というか、自分が、どんな人に対しても相手の心に対応できるかどうかであり、或いは、自分が眼前の状況や環境に適応出来るかどうかです。

あの人が嫌いとか、こういう環境では嫌いだとか、言い始めると、何もかもが嫌になってしまいます。

人生を生きるのに、皆さんがですね、自分の好みの{もの}や{人}を求めて生きるのですが、人生を生きていて、自分にとって都合の良いものばかりが自分の手に入るものではありません。

 

人は、誰しも皆が、それなりの<欲望>を抱えて人生を送っているので、とかくその<欲望>が衝突する場合も多く有ります。

人の心も、皆が同じ考え方をしている訳ではありませんね。

生い立ちも、皆が違いますし、誰もが性格というか人格というか{心}が違っています。

だから、人として人間社会で生活する以上は、皆が皆の心を持っていますし、自分と全てが同じ心を持っているものではありません。

社会で生きるだけではなくて、子供達も、幼稚園で学校で側には沢山の人達、更に、先生達、或いは、隣近所の人達との関係もありますが、矢張り、人間同士の接触があります。

 

心を合わせる、合わせるのが嫌いかどうかで、すね。心と体の心身相関がありますので、マイナスの心が多いと自分の体のバランスも壊れます。自分の心を、自分の心で壊している場合が沢山とあります。

でも、人は、心の勉強が足りていません。いや、日本の医療の世界で、お医者さんも含めて、人の心についての、学習が足りていないと、今、お話している、私は、そのように感じています。

医療の世界では、医学生の時から、格別に{人の心理学}が大切、そして、どうすれば、人は<悩みの心>から解放されるのか、などの学習はありません。

当方で、何時も思うのですが、人の悩み苦しみを<どうすれば>治してあげられるかどうかを、医師は、少なくとも精神科医や診療内科医は知っておくべきなのですが・・・

 

<<心の世界>>心の話「心・会話・行動」1

2011 年 1 月 7 日

人は、常に、誰かと一緒に人生を共にして生活しています。

一人では、人生を生きる事はできません。淋しくて孤独感で、悩むことになります。

生きているものでも、人以外の動物や植物は、春、夏、秋、冬、或いは季節感の無い所でも、時折によっては、単独で生活する場合もあります。単独に生活すると言っても、遺伝子に組み込まれた生活習慣や生活習性や、或いは、自然の天変地異の嵐に、さらされて余儀なく単独生活になる場合もありますが・・・・・。

 

人間というか人は、本当に孤独感に弱い生き物でもあります。

どうしても、家族という集団=母、父、兄弟姉妹などなど、学校での集団=生徒や学生、先生などなど、会社&研究室での集団生活などなど、人は集団生活を余儀なくされます。

其処には、人対人、所謂、自分と他人との関係がいやおうなく眼前で、コミュニケーションが必要なのですね。家族で社会で、ということになります。

社会で生きて幾らかの金銭なりを得るために、職業というか職場での適応能力が必要です。

そう、人として生きるには・・・ですね。

 

私達、人間については、誕生してからが人間なのか、誕生する前から人間なのか、どの段階で{人}と呼ぶかでしょう。

例えば、此の世に生まれ出て来る前から、{人}と呼ぶならば、これについては、人の住む地球上での各地の文明や文化や科学や宗教など、そんな分野からの意見が違って判断されるので、なかなか難しい問題でもあります。

特に、産科学の科学と技術の発展は、人工的な操作が進歩して素晴らしい事ですが・・・。

一方で、人間世界では、良い事が出来れば、片方で悪い事なども生じるみたいです。

 

産科学の発展にて、世界中の一部の国では、男女の産み分けも考えられてはいるようです。

また、本来なら、此の世に誕生する予定だった人が、遺伝子診断などで、四肢五体満足であるかどうか・・・・・・、色々な事が分かるようになってから、人は、また、余分な選択枝を決めなければならなくなったのです。赤ちゃんを誕生させるか、どうか、などです。

余分に、考える事柄が多くなっています。人の誕生までに、胎児に多種の災難もあります。

人工受精が、幸福をもたらしますが、仮に、赤ちゃんの誕生を得られなかった時に、その分だけ金銭と悩み続ける時間が必要となる訳ですね。

 

人は、誕生した時から、思考や行動(会話は出来ないにしても)が有ると思われますが、実際には、母親の胎内にいる時から、母親の呼吸や心音や心臓の拍動数などにも影響を受けるでしょう。悩みや苦しみ、病気などに熟慮したりと、人の誕生から思慮が必要です。

<胎教>などと言われますが、ある程度は否定できない事実でしょう。

今回は、「心・会話・行動」で話しますが、とりあえず、人の原点というか誕生前からの話を最初にしておきました。「人の心」は、大事なものです。

悩まない人になるために、勉強の番組を開始します。

<<人生>>人生への理解(21)・・・人対人・・・{最終稿}

2010 年 12 月 28 日

残念ではありますが、庶民は眼前のみを見て、自分の人生を歩いて行くのです。

ともすれば、自分が世間を、そして眼前の現況や他者である人々を見詰める判断能力が間違っている場合もあります。

 

自分を中心として、自分の外側だけを見るのです。何か自分の好みの物はないだろうかと言う思いです。

自分の外界の物を見る心が、正常範囲であるかどうかが、限りなく問題です。

外界を見る{眼差し}が逸脱していると、神経症や心身症やうつ病、他に、犯罪までに至る逸脱行為なども起こってきます。

 

人の心は、常に、その人の、過去の心が現在の心・現在を見る心(状況を判断をする心と言っても良い)を作り、現在の心が未来を見る心(未来の状況を判断する心)を創造する事には間違いありません。

 

過去の記憶は、人間の大脳の海馬と言う場所に記憶される。ここに、記憶が渦巻いている。

だから、人が現在の状況や人間関係などを判断するのも、海馬の場所で渦巻いている心が、現在の自分を常に操作しています。

 

現在に悩みや苦しみを抱えている場合では、目先の現況を判断している心(これは、海馬の過去の心になる)を調べる事、この方法が、自分の創造力、悩み、苦しみ、不安神経症、心身症、うつ病、アルコール依存、逸脱会話、逸脱行動、犯罪、などなどについても、解決をもたらすでしょう。

 

何故ならば、自分が会話したり、行動したり、悩んだり、苦しんだり、病状についても、全ての諸々の事柄を、自分で上手に判断できる能力が完成されてきます。

対人関係や現状の困難な問題などにも、自分の心で{判断できる人}となれるのです。

 

最終的には、本当に自分は{真面目な人間}か{素直で正直な人間}か、{自分は善人}か、{劣等意識の塊}か、{愚かな人間}か、{悪人}を<体>で判断できる人であって欲しい。

 

建前の心(浅い心・顕在意識)だけで、{善人}だと判定する人は真実に愚かな人間です。

{善人}と{悪人}の区別は、深層心理(潜在意識と無意識)が裏打ちされた心で判定する事です。

{無常観}までは悟れません。上記の判定だけで、健康な人格の人になれます。

<<人生>>人生への理解(20)・・・人対人・・・

2010 年 12 月 25 日

 {拘らない}、{執着しない}、{捕らわれない}、{差別しない}、{分別しない}、{偏らない}、自分の{心}が上記の6つから、何時でも自由自在に解放される能力を持っている人達は、どんな境遇に置かれたとしても、悩みや苦しみを持たないで自分の人生を歩けるでしょう。

 

そんな上手な心を持った人、{悩まない人}になるための良策を今から伝えます。

 

悩みは、自分の過去からやって来る。殆ど全ての人が、眼前の状況を眺めて、悲しいとか苦しいとかで悩みます。

眼の前の拘っている現状を変えようと、努力します。

此の世で人間が生き続ける限り、自分の思う通りに物事が運べるものではありません。

それでも、当人は、こんな筈ではなかった、などと悔やんでしまいます。

 

人間が悩むのは、自分の浅い心で悩んでいます。

勿論の事、人の浅い心は深い心(潜在意識とか無意識などの世界の心・・・)に裏打ちされています。

ですが、悩みから抜け出られない人達は、自分の浅い目先の心(顕在意識)と言いますが、小さな目先の心を、変えようとしますね。

その小さな目先の心を、深い心(こちらの方が遥かに、大きくて渦巻いています・・・)が動かしていますので・・・・・・・・・。

 

心理療法について、学ぶだけでは、駄目なのです。勉強するだけでは、駄目なのです。どんなに沢山の書物を読んで、自分と人生の{心の扉}を開こうと努力しても、駄目ですね。

 

自分で実際に、「心理療法」、「インタ―ネット心理療法」でも良いですね。

書物を何冊でも沢山と読んでも、所詮、その行為は自分の目先と自分の頭で、自分の外側の世界を解釈するだけです。自分の外側の状況や物事や人間関係を見て、自分の頭の中に知識として身に着けるだけです。

 

人間世界、自分の心の世界、諸々の全てを体得するためには、自分の幼少時から自分の今ある現在(潜在意識と無意識)までを、先に掘り起こして<過去の自分を評価>する。その上で、自分の過去を新しく意味づけと{再解釈}、そして過去の意味づけの{受け取りなおし}が最大に重要です。素直に謙虚になって、自分の過去に眼差しを向ける事、そして、面接者に話す事、これだけで、難解の{心の扉}が開けます。

神経症やうつ病や心身症などが、治癒していきます。