<<男と女>>男と女 (6)

2011 年 5 月 12 日

 男も女も色々な人達が居ますし、結婚する前から駄目な男も居ます。

一方で、女も結婚する前から駄目な女も居ます。

登校拒否、出勤拒否、神経症、心身症、うつ病、引きこもり、ニ―ト、非行、暴力、自殺、などなどで苦しみ悩みながら育って、大人になっても人間としての「役割」を果たしていない人達が沢山といます。

 これらの症状が、親の作った病気だと、何%の人達=親が気づくのでしょう。

自分達に原因がある病気なのに、相手の人間が悪いと言うのです。

「自殺」も、親の育て方が関係しています。

心の丈夫な子供達に育てなかったのは、誰なのでしょう。

 

 当方、しばしばと、死体検案にも行きますが、現場では、親達が悲しみ涙をだしています。

しかし、その涙は、どんな涙か、なのです!!!!!。

涙にも、沢山の種類が有りますからね。

嬉しい涙、悲しい涙、悔しい涙、相手を恨みきれずに流す涙、自分の生き方を反省する「懺悔の涙」、などなど有ります。

 「「懺悔」」の涙が、最高に大切な涙ですね。

人間が此の世を生きる限り、「懺悔」できる人達は、結構と気楽に人生を生きる事が可能となるでしょう。

 

 夫婦でも、そうですよ。

互いに、相手に不満を持つだけの夫婦であれば、大変な家族となるでしょう。

子供達は、子供達なりの考え方を持っており、一番に夫婦が<<仲良いか>>、<<仲が悪いか>>などを、しっかりと見つめています。

 見ないように、努力している子供達も居ますが、そんな子供達は成長しても、大きな心の「歪み」を抱えて成長するから、対人関係や対環境にも、自分の心を壊し易いです。

家族内でも、同じです。

格別に、主人に対しても、主人は奥さんに対しても、余分な葛藤を持ちます。

 

 奥さん達の、子供への「虐待」も、真実に子供達だけへの恨みの感情で行なっているのではありません。

子供達へ、「「虐待」」している時は、自分達の「「本音」」の心の世界では、気づかないまま、親への「「恨み」」が重なっています。

時には、主人も奥さんも一緒になって「「虐待」」をしている場合もありますが、本当に悲しい出来事です。

 こんな場合では、どちらかの配偶者が止めるのが良いのですが・・、「愛」も「恋」も、既に、何もありませんから、どちらがどちらでも、言われた言葉に対して<<言う事を聞き>>ません。

「心理療法」を受けて、過去の自分を納得すれば良いだけです。

<<男と女>>男と女 (5)

2011 年 5 月 11 日

 「「愛」」し合って、「「恋」」し合ってから、一緒に一つ屋根の下に住むのでしょうが、人間の男の{{こころ}}も女の{{こころ}}も大変なものです。

一緒に住み始めると、体で喧嘩しなくても<心では喧嘩>しています。

「「本音」」ですよ、「「本音」」の中には、自分の{{生い立ちでの心の葛藤}が出ています。

 そう、人間の{{こころ}}は、本来的には、「「綺麗」」な「「美しい」」{{こころ}}でしょうか。

そう、色々と人間の{{こころ}}については、沢山の人達の「「考え方」」が違うでしょうから、なかなか意見は一致しないかも知れません。

 

 自分の育つ過程にて、満たされなかった心の葛藤=「固着」などが、後ろで押し上げて<<現在の言葉や行動や心が>>動いています。

「「心理療法」」を体験すれば、自分の{{心}}は、全部が見えて来るものです。

 勿論、カウンセリングでは、体験を受けても「「深層心理」」が見えないので、人間の{{こころ}}の世界を理解するには大変でしょう。

男と女って、大変に面白い人間です。

そう、勿論、人間の{{こころ}}を勉強しないと、勿論、男の{{こころ}}も見えないし、女の{{こころ}}も見えません。

 

 どちらにしても、人間は誰も皆が、「「五欲」」の{{こころ}}を抱えています。

そんな「「五欲」」の{{こころ}}も、皆が「「生い立ち」」も違うし、「「因縁」」も「「宿命」」も違うので、そんな「「男」」」と「「女」」が一緒に暮らすなんて考えただけでも大変なものでしょう。

 大好きだとか、愛しているとか、恋しているとか、などなど囁いても、時間の過ぎ行くままに、歳月の流れるままに、{{こころ}}も変わって行きます。

それほどに、人間の{こころ}}は壊れ易いものですね。

最初に、愛し恋しあった時には、毎日毎晩にでも会いたいでしょう。

だが、こんな燃えた{{こころ}}も歳月や年数が経つと、誰も人間は{{こころ変わり}}するものでしょう。

 

 当方は、数え切れない程の、男と女の{{愛憎}}を見ていますので、率直に{{こころ}}の動きを記載します。

勿論、時折にでも、夫婦揃って仲良い夫婦も居ますが、さて、「「本音」」では如何なものでしょう。

勿論、結婚したら、二人が死ぬまで「「仲良く」」暮らして欲しいものではありますが・・・。

 子供達は、夫婦の仲が良くても、親から「「愛情」」を貰わないと、一人前の大人には育ちません。

キリスト教では、「「離婚」」を禁止している筈でしょうが、離婚と同じ状態は本当に沢山と有ります。       

<<男と女>>男と女 (4)

2011 年 5 月 10 日

 子供達が、育つ家庭環境も変化しています。

先進国とは、言いながら、子供達の誕生して来る{数}は減って来て大変な社会状況です。

更に、家庭環境も両親の考え方が互いに結婚してから、違ってくるのが問題で、子供達が誕生した後に「「離婚」が多くなっています。

 子供達が気づけば、どの家庭にも両親は居なかったという、そんな時代になれば、子供達は誰もが「平等」ですから、少しながら子供達も親に対する{被害者意識}は減って来るかも知れませんが・・・。

外国のある国では、離婚率が高くて、子供達が誕生してから、離婚が多く、子供達は親のいる家族の中で育てられない場合もあるみたいです。

 

 同病者は、相哀れむとも言いますが、皆が同じ環境であれば、それは、それで、子度達も僻んだり哀しんだり嘆いたりも、あまりしないでしょう。

そんな時代が来るのか、来ないのか、予測は困難でしょう。

そのような社会への<<移り変わり>>は起こって来ているようにも、見えます。

 男と女、この両性の人間達が、今後の人間社会でどれほどに仲良く生きる事ができるのか、地球の終わりが近づいているのに???・・・

人間社会も大変な時代を迎えています。

男女平等参画などと、旗印が持ち上げられてから何年になるでしょう。

女性の男性化社会??への参加、逆に、男性が女性社会に参加して来ている状況でしょう。

男と女、どちらが積極的な行動を、今や、起しているのでしょうか。

とにかく、家族の問題が大変でしょう。

 

 当方、随分と「「心理療法」」に長年月関わって来ていますが、母親や父親に対しての「不満」・「不平」・「悔しさ」・「恨み」・「怨念」、を抱えて育つ環境が多くなっているようです。

しかし、普通の生き様にては、子供達は自分の眼前の状況と現象しか見ていないし、自分の過去に<<眼を向ける考え方は、全くありません>>よ。

だから、大変な状況が続くのです。

 人間達よ!・・・、自分の「生い立ち」と「過去の心」を充分に見つめて確認をして欲しいです。

家族を形成した<<男と女が一度も喧嘩をしない>>で生きるなんて、不可能な人間の家族であり人間社会です。

 

 昨今では、本当に、主人よりも、子供が大事、主人は居なくても良いと言うのですから、人間の家族形成と家族の中での{{性欲}}は、どうなっているのかと考えます。

先刻、先述したように、男と女、一緒に長い間、一つ屋根の下で過ごすと「愛」と「恋」は終わるものです。

 男と女の意識も随分と、時代の流れの中で変化して来ています。

子供達が、益々と、家族の中でも健全に育つのが、凄く難しい時代になっているようです。

「「豊潤は 人間の{{こころ}}を迷わせる」」の言葉が、有りますので、皆様方も注意が重要でしょう。        

<<男と女>>男と女 (3)

2011 年 5 月 9 日

 昨今では、結婚したばかりの若い夫婦でも、案外と女性の浮気も増えています。

勿論、男性の浮気もありますけれどね・・・。

その事が、悪いと言っている積もりはありません。

人達の人生であり、「「生き方」」だから、自分達で{{責任}}を抱えて生きるべきでしょう。

 結婚しては、「子供が出来てから、直ぐに、別れて」いる家庭も沢山とあります。

昔の時代では、夫婦喧嘩をしても、どちらかが随分と我慢して暮らす場合が多かったです。

そして、姑や舅から苛められても{{我慢}}の連続だったようです。

勿論、誰も皆が、そうだとは言う積もりがありません。

 

 昨今では、女性では、主人は要らない、子供だけ居れば満足するのだと、言う若い女性も結構と沢山と居ます。

こんな若い女性が増えていますが、まだまだ、成長していない女性の「「考え方」」ですから、子供一人抱えても、生活面の事は考えていないのですから、大変です。

 自分で「「金銭」」の計算をしながら、どのくらいの生活費用が必要なのか、計算をしない、いや、計算ができないのですから、悲しい子供達でしょう。

適当に、自分の「「性欲」」と家族の形成とを考えません。

家族の形成=性欲の捌け口とは、別問題でもあります。

でも、男と女、一緒に傍に居れば、どうしても、若い間では、「「愛」」と「「憎しみ」」などが渦巻いてしまいます。

 

 「「恋」」して「「愛」」して、好きで「「セックス」」も互いに好んだ筈なのでしょうが、そんなものも簡単に壊れてしまうのが、人間世界での、男と女の{{こころ}}なのでしょう。

勿論、大変に興味深い??のは、結婚しても、全く男性の方から「「セックス」」を女性に求めないで、女性は、女性で、家族にも<<こんな出来事>>を簡単には話をできません。

 母親にも父親にも、「「セックス」」の話は、簡単に出来ません。

こんな「「セックス」」の話をできる両親であれば、立派な両親だろうと考えます。

 当方にでも、「「心理療法」」を受けに来院されましたが、随分前の話で、既に、時効の話ですけれどね、結婚したが、3年間も全くと主人からの「「セックス」」の交わりを求めて来ないので、悲しい、惨めで、遺憾ともし難い状況で当方に来院されました。

 

 「「内観療法」」で来院されましたが、終盤の5日眼くらいの夕方でしたが、父親から、私に電話がありまして、娘を自分の家に帰るように指示をして欲しいと言われたのでした。

こんな場合には、当方から、父親に向かって電話ですが、「「はい、そう致します」」なん言えませんでした。

 でも、この方は、8日目のお帰りなる時に、当方に伝えられました。

もう、主人の家には帰らないで、親の家に帰ると、言われました。

当方の判断通りに、当方がアドバイスして親の家に戻った方が良いと言わなかったのが良かったと感じたものです。   

<<男と女>>男と女 (2)

2011 年 5 月 7 日

 前回は、男と女の{性}・{業}のような事を話しましたが、現実の人間の話ですよ。

もう一度、人間の成長から見てゆきますと、思春期になれば、男も女も大変になってきます。

{学問}と{本能}の板ばさみになって、どちらの{{心}}を優先するかで悩みます。

 そこには、親からの教え=「「超自我」」、なども子供達の心に植えつけられています。

親の元で、或いは、親から離れている子供達もいますが、どの道を選ぶか、でしょう。

人間世界を生きるには、原則的には、「金銭を稼いで生きる」のが普通です。

「働かざる者、食うべからず」ですが・・・。

人間世界で自分の「食事」を満たすためには、それなりの金銭も必要です。

 

 金銭を稼ぐために、人間には「仕事」或いは「役割」をこなしてゆかなければなりません。

所謂、普通の「仕事」、「スポ―ツ」、「芸術」、などなどです。

勿論、人間の職業を数えるならば、まだまだ、沢山と有りますが、多すぎるので、数えないでおきます。

どれだけ、自分で{金銭を稼ぐ}かは、その人の{{努力}}や{{運}}もあるでしょう。

 しかし、どんなに仕事で「金銭」を貯めても、どんなに「スポ―ツ」や「芸術」で金銭を貯めても、人間の{{心}}は<<満足しません>>ね。

昨今でも、ある「「事件」」が起きていますし、あまり詳しい話は止めておきますが・・・。

むしろ、貧乏時代の方が<<悩みは少ない>>かも知れません。

 

 一生懸命に仕事をする、その「過程」が人間生活なのです。

お金やスポ―ツや芸術で、自分が、満たされると、必ず、次の欲望ですよ、多くは、異性へ<<人間の眼は向いて行く>>ものでしょう。

男と女、どんなに愛しあって恋しあって、逢瀬を重ねても、男と女の{悲しさ}、性の{儚さ}なのでしょうが、さまざまな気持ちがしてくるでしょう。

 性の{{儚さ}}と言うよりも、人間の男と女の「「建前」」と「「本音」」の{{こころ}}の問題で疲れてくるでしょう。

男と女、どんなに好きで愛して恋して結婚しても、二人が一つ屋根の下に一緒に暫く住んでいると、男と女の<<新鮮さ>>が消失して行きます。

 

 子供達も出来る家庭の方が、多いでしょう。

子供達が、家族の中にできますと、母も父も、少しながら考えを変えないと駄目です。

家族の中で、父と母が<<心の中で喧嘩>>していても、<<手足をあげて喧嘩>>していても、親の喧嘩を見るのが、「子供達には一番に辛い」ものとなります。

 子供達の居ない所で喧嘩している積もりでも、子供達は夫婦の顔色を見れば、簡単に親の<<心の中の喧嘩>>を見破ってしまいます。

「「子育て」」の大変さは、子供を誕生させて「「子育て」」をしても、自分の心に気づかない人達が沢山と居ますから、此の世は大変でしょう。