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2006 年 9 月 のアーカイブ

<<うつ病>>究極の世界(12)

2006 年 9 月 6 日 水曜日

 大人の「うつ病」では、これも厳密に述べれば子供時代の心の葛藤(固着と言っておきます)に{因}があります。

長年月間“心理療法”をやって来ましたが、上記の事についても説明を間いただけでは理解出来ないでしょう。

子供達の「うつ病」については、親が{原因}と言いました。

親の「うつ病」は、矢張りその人の親の{因果}が関わっていますし{固}と言えるのです。

 40歳~60歳代になって来ると、親から随分と離れた生活をしています。

その間に間接的でも{因}となったり、それなりの小さな{切っ掛け}の様なものは、それなりに複雑に絡まってきています。

当方から見れば何も複雑な事では無いのですが、長年月間“心理療法”に関わっていなければ全く解らないでしょう・・・。

しかし、ここで述べておかないと仕方ないです。

 親というか大人の「うつ病」は、置かれた状況で判断が必要ですね。

根源的には、何と言っても生い立ちから育んで来た{人格}の問題です、これだけは明確に述べておきます。

 

 ここでは、{切っ掛け}の色々なケースついて述べる事になります。

例えば、会社でのストレスの場合は前述しましたが、上司が嫌い、同僚が嫌い、部下が嫌

い(部下については、部下を如何に扱うかが分からない等)、自分が会社で出世したいが同僚が先に出世して取り残された場合などがあります。

また、人間関係でなければ、その会社での状況ですね。

自分はしっかり働いているのに給料が安い(本当は、平均的にみると充分に働いていない方が多い様・・・)、休日が少ない、サービス残業、福利厚生が充実していない、など。

 会社に勤務しない専業主婦では、嫁、姑、舅、主人、子供達、子供ができない、など色々あります。

最近は、嫁が姑や舅から<いびられる>事などは少なくなりましたね。

時代の流れは本当に速く変わります。

逆に、姑や舅が嫁から苛められて「うつ病」になる事はしばしばとあります。

 夫婦の関係が、ある{切っ掛け}で「うつ病」を発症する事はいくらでも有ります。

表面上は喧嘩していないように見えても、心の底では大変な{争い事}が起きている場

合は沢山とあります。

心の吐露を表面上に出すか出さないか、ですね。

嫁が悪いとか、主人が悪いとか・・・、どちらかが悪いに決まっています。

両方ともが悪い場合もありますが・・・。

夫婦の子育てにおいて、教育方針が違っていて喧嘩する場合も日常茶飯事ですね。

 

 家族に何事も揉め事がなく、平穏無事に過ごせるのは大変と難しいですね。

両者が互いに目に見えないところで我慢をしているでしょう。

<<うつ病>>究極の世界(11)

2006 年 9 月 2 日 土曜日

 子供の「うつ病」は、親が原因ですね。

子供達の“心身症”、“神経症”、“うつ病”などは、親の育て方に問題があります。

親がどんなに金持ちでも、地位や名誉があっても、また、有名人であっても、自分の子供に如何に接して育てたかが問題でしょう。

また、夫婦がどんなに仲良くても、互いに子供に向き合っていなかったら、子供は上手く育たないですね。

逆に、親がまともな人生を歩いていないと、子供には不思議と分かるものです。

親が子供を放任したままの場合もあります。

親が子供に虐待をする場合もあります。

家族って、本当に大変ですね・・・。

 

 昨今は、子供達が自分一人で遊びごとに夢中になれる世界(パソコンや携帯電話や色々なゲームなど)、仮想現実と言われるものが出来上り、親子がふれあう時間が少ないですね。

子供が小さい頃から、肌と肌で衝突して、心の痛みと体の痛みを一緒に分かちあえる親であって欲しいのです。

幼少時、いや、新生児・乳幼児から心身に覚えていくものでしょう。

何事も無意識的に全てがインプットされて育ちます。

現代では、家族が何時も毎日一緒にいる場面も少なくなって来ているのではないでしょうか・・・。

 

 単身赴任は誠に大変ですね、また、転勤族などで親子が一緒に転地しても、その都度知らぬ人を友達として持つ能力が必要となりますが、案外と子供は苦労するみたいです。

ここで、単身赴任や転勤族、そういう親が悪いと言っている訳ではありません。

親の注意が余分に必要でありそうだと伝えているだけです。

ごく一般的な両親がいる家庭でも、子供の問題は沢山と起こっているのが現実ですから・・・。

「子育て」は難しいです、簡単ではありません。

ですから、より多くのお母さんやお父さんに「子育てに注意して欲しい」と言って願っています。

 

 全体的に見て「子供が学問やスポーツで優秀で秀でていればそれで良いのか?」と問われれば、それでは駄目だと思います。

説明が難しいですが、親と子の<生い立ち>での{信頼関係}が成立していなければ、子供が成長してから、問題も出易いですね。

子供が、親への{恩}を感じる能力を養っている事が必要です。

これはなかなか難しくて、口で説明して理解出来るものではありません。

 

“心理療法”を受けて初めて分かるでしょう。

これが解れば「うつ病」には、なり難い筈です。