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2006 年 5 月 のアーカイブ

<<うつ病>>うつ病からの開放(4)

2006 年 5 月 5 日 金曜日

 うつ病者にとって、“今の自分には何が大切か?”を自問自答しなければなりません。

しかし、頭が混乱してしまい考えることが面倒になってしまうことは理解できます・・・・。

{人生とは何だろう?}、{自分とは何だろう?}、{自分だけが悩みを抱えているのだろうか?}、{人は何故に悩むのだろうか?}、{悩んでいるのは、自分だけなのか・・・?}、{自分から悩みを取るにはどうすれば・・?}、{他人も悩んで生きているのか?}、{他人の悩みを解消してあげるにはどうすれば・・?}、{人間世界とは何だろう?}、{人は何を求めて生きるのか??}、{自分が急いで死なずとも、やがては必ず死が来る?}、などに疑問を持ち始める事が重要です。

と言っても、「うつ病者」はなかなか自分の考えている、または、執着している事柄以外を考えようとしないところが本当の彼等の弱点ですね。

自分は悩んでいる、他人は悩んでいないのか・・・・、など、・・・自分以外にも世間では沢山の人達が悩んで生きているものだ・・・と、<ふと気付けば>悩みから解放の出発点にもなるでしょう。

また、「自分は愚かな人間だ」と知る事の方が本当は遥かに早いのですが・・・。

 

 人間、誰しも自分が褒められたいと思いながら人間世界を生きています。

しかし、人生を生きる上でこの様な考え方はプレッシャーになります。

本当に、自分は偉く賢いか、そうでないか、この判断ができないですね。

周囲と比較しながら、自分の方が負けている、自分は駄目人間だと自己卑下している、自分の実力について<大きな力量>を持っているか否か、正常な判断が出来ません。

自分の“か細い心の世界”に閉じこもっていると表現しても良いですね。

 表現を変えてみましょう。

ストレス袋がありまして、次第にストレスが溜まって行き、ストレス袋の結びの紐が外れた時に、異常行動、異常会話、ひいては犯罪または自殺にまで至ります。

この様な状況は突発的にも起こってきます。

「うつ病者」が異常行動を起こす時は、既に{善と悪}の判断は出来ません。

同じ「うつ病者」であったとしても、人格水準も違うし生い立ちも違うので、異常会話や異常行動なども色々と違って起こってくることは当然です。

 

 何度も繰り返して伝えています。

{悩まない人}になるだけです。

「うつ病者」は、黙って静かに休息をとり、薬だけを服用しておけば良い訳ではありません。

「うつ病者」が早く回復するために、今後の人生に余裕を持って生きるために、“自分の心”を追求する事です。

今の心=顕在意識を治そうとしないで、深い心=昔の心=潜在意識と無意識を調べて、自分の過去を変える事、これが出来れば現在の心は変わります。

 

遠回りする様に思うかも知れませんが、最高の早道です。

「インターネット心理療法」で大丈夫です。

<<うつ病>>うつ病からの開放(3)

2006 年 5 月 5 日 金曜日

 自分の心、そして他人の心を知る事、これが出来れば「うつ病」から解放されます。

兎に角「うつ病」の人は、軽症であれ重症であれ“自分の心”を勉強する事です。

 

 今、悩むという事は、自分の過去に悩みを抱えているのです。

その過去の悩みを見つめる事ですね。

どいう心であれ、心には、{浅い心}と{深い心}と{中間の心}が有ります。

少し学問的に表現すれば、浅い心を顕在意識、中間の心を潜在意識、深い心を無意識と言っておいて良いでしょう。

厳密に説明すれば少し位は違うのですが、表現の{差}ですね。

「うつ病者」は、自分の心を治療する事からが一番に大切なのです。

心を治療する・・・、何処から、・・・、格別に深い心から・・・無意識の心=無意識の世界を探索するのです。

この様な作業をすれば潜在意識も自ずと探索し、理解出来るでしょう。

しばしば「うつ病者は何も考えずに、静かに休息だけしておいて下さい。薬だけは必ず服用しておいて下さい」と、世の医師達が言います。

しかし当方は、「絶対に間違っている」と思っています。

うつ病者は、特別にある事柄について悩み・苦しみ・嘆き、頭の回転・心の回転が出来なくなります。

拘る、執着する、ある事柄から自分の心を離す事が出来ません。

今現在に抱えている心から身動き出来ません。

 

 早く治す為に“心の学習”・“心の勉強”をするべきです。

早く治して、より早く社会復帰する為にですね・・・。

顕在意識、即ち“浅い心”を変えようとしない事は、今の自分の拘りの心を変えようとしない事です。

むしろ深い心、即ち潜在意識や無意識から変えるべきです。

過去の心が変われば、現在の心は簡単に変わるからです。

うつ病者は“自分の過去を探求する”、“自分が歩いて来た過去の心を探索する”事、これが最重要なのです。

心の休息をしないで下さい、社会復帰が遅れます。

夜間、不眠で苦しむならば、薬は服用して下さい。

そうでないと、昼間自分の心の旅が出来ないからです。

 

 大脳の過去の記憶場所、海馬で心の渦巻いている記憶を解いて行くだけで頭の回転も良くなり、心や体も爽快となって幸せになるでしょう。

自分の過去の心が今の心の全部を動かしている事が分るので、自分で悩みの原因、心の{本質}を知る事が出来ます。

うつ病者も「人生とは何か?」を自分で考えるべきですね。

 

 生きている時間、生きている場所にも、{有り難さ}を感じるのです。

人生が楽しくなります。

「うつ病」から解放されます。

「インターネット心理療法」で十分です。

<<うつ病>>うつ病からの開放(2)

2006 年 5 月 4 日 木曜日

 日本では、うつ病者に対して「何も考えないでじっと静かに、安静が必要だ」と患者さんへ言っています。

安静にして薬だけ服用し、「うつ病」から解放されても再発したり、また、別の病気になったりもします。

それは何故か?ですね。

{安静、安静、安静、薬、薬、薬}だけでは、絶対に駄目だと思っています。

 

 日本では、精神科医や診療内科医の先生方が、本当に「心理療法」に自分で関わる事が少ない様です。

「心理療法」にも各種ありますが、本当に<自己を見つめる心理療法>について、先生方が理解できないようです。

本当に間違いない事実と思うし、注意が必要だと思います。

 

 時折ですが、自分は有能な人間だと自負していた人達でも、一度人生の壁に衝突して「うつ病」になってしまうと、もはや如何ともしがたい状況にまで落ち込んでしまう場合もあります。

世間では有能な人達ですら一度でも人生の迷路に迷うと、その迷路から出られないのです。

視野狭窄となり、拘った事柄から<思考が抜け出られない>のですね。

学問に秀でていれば「うつ病」にはならないかと問われれば、これはあまり関係ないと思われます。

どんなに学問が出来優秀でも、自分の心を学んでおかないと駄目ですね。

学問が優秀な人でも、二重人格性や多重人格性の人達を時折ですが見受けます。

すぐに分りますね。

 

 何度も繰り返しますが、「うつ病」になってしまったら、自分の生い立ちの心を点検する事です。

そうする事で、「うつ病」の答えは自分で見つけられる筈です。

 

 「自分の過去の心を見たくない」と言われる人達を見ます。

自分の過去の心を拾い上げて知っておかないと、本当の自分を生きる事にはならないでしょう。

精々、自分らしい生き方・・そこには少し<あやふやな自分>の生き方しか出来ないと言っても良いでしょう。

 自分一人で自分の過去を見詰める勇気の無い人達も時に見ます。

この様な場合は、援助・支援として親が「心理療法」を受ける事が絶対に必要です。

そんな子供(大人もいる・・)を育てたのは{親}です。

だから子供が育つ過程で、親が自分の過去を一緒に調べる。

親はそれだけで嬉しくなるものです。

何故に子供がうつ病になったのかも見えてくるし、自分の抱えていた心の葛藤も全て解消出来るからです。

 

 親と子(大人もいる・・・)が、一緒になって自分達の過去を探索して行けば「うつ病」は限りなく早く治るでしょう。

両者の「過去の心の和解」だけなのです。

<<うつ病>>うつ病からの開放(1)

2006 年 5 月 2 日 火曜日

 当方は医師である。

20年来に渡り心理療法を行ってきた。

各種神経症、各種心身症、軽症や重症うつ病、統合失調症、などについてが主体である。

当人が病気だと感じていない人達にも、相談があれば心理療法をやって来た。

仕事をしている会社のなかで、あの人と相性が悪い、会社に行くのが嫌だ、肩が凝る、腰が痛い、何となく疲れる、何となく無気力になる、などに対してである。

 

 俗世間を生きて行く上で、心身がともに疲れていると充実した毎日を過ごせない。

毎日、毎日、楽しく充実して生きて行けることが最高の人生であろう。

確かにお金や名誉や地位に拘りながら、「自分にはこの様なものが思い通りに手に入らないので駄目だ・・・」と思って過ごしている人達もいる。

また、男性であれば女性、女性であれば男性、「自分にとって素晴らしく相性の良い異性は居ないか・・、時間を一緒に過ごしたい・・」などと考えている人達もいるであろう。

或いは、食べる事「美味しい食事をしたい・・・」、案外と人は食べる物にも拘るものだ。

 

 人間は、悲しい事に<人の一生>が見えていません。

人間の全体像が見えずに、自分の事ばかりに夢中になり「何か得をする事はないか」などと考えています。

自分に都合の良い事柄ばかり考えています。

無意識的にですが、そこには他者への思いやりは全くと欠けています。

しかし、当人は気づいていないから大変です。

 

 人は、ある年齢にまでなれば、“自分の人生を自分で切り開いて行ける人間”になって欲しいものです。

自分の道を開くことが出来ない人は、過去の生い立ちの中に{種=因}があるので、何とか「心理療法」を受けて立ち直るべきなのです。

自分自身でどんなに考えても、心の問題は自分で変える事は出来ません。

 見栄と虚栄心だけは案外と強いので、なかなか他者にすがるというか{依存}をする能力を持たないのですね。

そこで本当に難しいのは、誰に{依存}するかです。

この辺りを間違えると、不気味な方向へ誘い込まれる場合も有ります。

側の人が本当に親切でないと駄目なのですが・・・。

医療の世界でも、うつ病者に「心理療法」で対処している場所が無いと言っても過言ではないでしょう。

 

 何度も伝えますが、<悩まない人>にしてあげるだけで「うつ病」から解放される筈です。

「うつ病」になった時、その時こそが人生の最大の飛躍のチャンスだという事です。

「心理療法」を受け、「うつ病」から納得して解放された時に、その人は{人生とは、何か}という事が分るでしょう。

心の{器}、人間として大きな成長をすることが出来ます。

「インターネット心理療法」で充分に分る筈です。

{人生とは、何か?}を理解しようとする事です。

 

努力しないのは、うつ病者自身の責任でもあります。