<<不透明な道>>不透明な道(5)

2011 年 6 月 24 日

 小学生頃になると、色々と自分の自己主張をしたくても、恥ずかしくて出来なかったり、また、言ってはならない事まで言ったりと、諸問題が表面化してきます。

小学低学年と高学年とでは、かなり心のズレが有りますが、当然です。

 ですが、人間って、小学前から、自分の親や周囲の人達にも結構と<嘘を言って>いたり、会話も行動も案外と意識しながら化けているものです。

しかし、この事実は、確実に自分の過去を振り返った人たちでないと理解できないかもしれません。

 

 これは、心が化けている事になりますが・・・。

悲しいのは、惨めなのは、自己中心的な状況で「会話」と「行動」と「心」を化けたままで育ちますから、この事実が成長して大人になって<<歪な状況>>として顕現されます。

ですが、当の当人は気づいていません。

勿論、大人になるまえにも、沢山の子供達が<<いじめ、非行、暴力、拒食&過食、などなど>>で、明らかに表面上に問題となる現代社会になっています。

 

 客観的に観察しますと、可笑しげな発言、怪しげな行動、なども全てが、過去の心(厳密には、過去から~現在に至るまでの心)が、今の自分の心を操作しています。

当人は、何故に、今、自分がこんな会話とか、こんな行動などを、或いは、何故に、こんな考え方をしなければならないのか理解できずに、悩んでいます。

結局、自分自身が、自分の不確定な道、不確実な道、{不透明な道}を歩く結末となってしまいます。

 

 人間世界生きていると、色々様々な生き方、生きる道が有ります。

けれども、決して自分の思う通りにならないのが、人間社会です。

悩んで、その悩みから逃れられない場合はですね、自分には{この道}しか無いと考えます。

 人には沢山の道が、石畳のように沢山と敷かれていますよ。

自分が、自分の間違いない道を歩いている積もりでも、案外と、間違った道を歩いている場合は、多いです。

客観的に見れば、{間違った道}を歩いている人が居るのですが、彼等は{不透明な道}を歩いているのですが、時には{正義の道}を歩いていると思っている人達も居ます。

 

 自分では、何故に、今、こんな考え方をして{悩み}や{苦しみ}を抱えるのかと嘆いている方達も沢山と居られます。

自分の心を、しっかりと確認していないので分からないでしょう。

自分の心が、分からない、理解できていないのです。

 所詮、人間は誰もが、{不透明な道}を歩いているのでしょう。

でも、{歩いている道}を変えた方が良いのに、どんなに助言しても<言われた道>、<助言された道>を歩こうとしないのが、また、人の常なのかも知れません。

「不透明な道」でなくて、生き様を明確にして生きましょう。

<<不透明な道>>不透明な道(4)

2011 年 6 月 22 日

 乳児から~また、育ちます。

この間に、両親が離婚する場合も沢山とあります。

勿論、赤ちゃんとして誕生する前に、両親が離婚する場合もあります。

かなり前からですが、シングルマザ―と言う言葉もあります。

 子供が誕生した時には、片親が居ないし、また、父親だけでなくて、母親が居ない場合もあります。

子供にとって、自分が決定した道ではありませんよ。

親が、勝手に自分達の考え方と行動をとっただけです。

 

 子供にとっては、大変に辛いのですが、親は気づいてくれません。

勿論のこと、子供達は、しかじかと決められた道を知っている筈もありません。

でも、平均して、周囲の人達と同じような道を歩きたいと感じますよ。

 少し成長すると、兄弟姉妹が出来たり、また、一人として兄弟姉妹も出来なかったりする場合も有ります。

長男、長女は、下の赤ちゃんが出来れば、その時点から<やきもち>、<嫉妬>や、<妬み>などします。

親の愛が、自分からはなれて、下の赤ちゃんへと去って行くのが、非常に寂しく感じます。

 

 この兄弟姉妹の間のコンプレックスなどについては、昔から旧約聖書の中にも、同じような事柄が、「カインコンプレックス」として、述べられています。

アベルとカインの有名な話ですね!!。

兄弟姉妹が、何人できたかでも、子供間の心の葛藤は違います。

それぞれの家族によって、誰もが、家族構成も違い、親達も〈先述しましたが、名誉とか地位とか金銭とか・・・〉状況が皆が違います。

 子供達は、自ずから、当てられた道を歩くだけなのです。

結局は、<不透明な道>が与えられて、その{道}を歩くのです。

親達も、自分の歩く道を、自力で変えた自分の運命の道を歩いている訳でもありません。

親も、偶然にですが、自分達の道を歩いていると考えています。

 

 当方から、見れば、親達が決して自分で<選んだ道>を歩いているとは、思いませんね。

誕生したから、幼い時期に地上の人間の戦争に巻き込まれたり、天変地異などで、親や兄弟姉妹と離れ離れになってしまう人達も、沢山と見られますよ。

「衣」・「食」・「住」にしても、子供達の好んだものではない事が沢山であります。

この三つの、どれを見ても、自分の思う通りにはなりません。

 親も子も、みんが<不透明な道>を歩いていますが、気づきません。

自分の人生は、こんな風ではなかった、もっと違った人生が有ったなどと考えると、辛い悲しい気持ちも浮き上がってきます。

人生は、全てが不透明、<不透明な道>を歩いていますが、殆どの人達は気づいていません。       

山口新聞 2011年6月10日記事

2011 年 6 月 22 日

20110610

山口新聞 2011年6月3日記事

2011 年 6 月 22 日

20110603

山口新聞 2011年5月27日記事

2011 年 6 月 22 日

20110527