<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追20)小学4年~6年生

  そう、小学4年生~6年生までにしましょう。
少しずつ、自我の成長を来して、更に、自分と、他の人間の立場、立場なども理解するようになります。
勿論、あまり、自分の{{こころ}}に執着しないで、生きている場合もあるでしょう。
だが、人間って、必ず、この年齢でも、悲しいとか嬉しいとかの判断は出来ますよ。 

  そんな({判断}}ができるのは、必ずや、何らかの({比較}}をしていますので、嬉しいとか、悲しいとか、腹立つとか、惨めだとか、妬みなどの{{こころ}}が出来てきます。
既に、小学生では、低学年でも、或いは、特別に,高学年では、他人とも比較します。
先ずは、勉強でさえ、自分の方が頭が悪いとか、頭が良いとか、スポ―ツにしても、何事にしても、自分が選択するだけでなくて、自分の周囲の人間が{{自分と他人}}の選択をします。

  ここには、当然に、比較が有りますよね。
仮に、自分の方が格下に周囲から見られた場合などは、悲しくなるのが普通でしょう。
人間って、皆が、自分は周囲から{{良く、思われたい}}などと、考えて生きています。
周囲の人間から、貴方は{{駄目な人間}}だと判断されて、喜ぶ人は、誰ひとり居ないでしょう。
勉強は言うまでもないでしょう、スポ―ツでも、最近では、随分とスポ―ツにも人気が出ていますので、運動神経が良いとか、背が高いとか、力が弱いとか、何事につけても、他人よりも優秀でないと、駄目人間になってしまいます。

  スポ―ツでも、色々とあります。
勉強でも、色々とあります。
また、音楽とか、各種類の芸術とか、ありますから、そんな事ぐらいは、直ぐに、判断が出来るでしょう。
小学生の高学年で、自分よりも{{優秀な人間の立場}}ですね、自分の方が劣っているのです。
そんな駄目な自分が、他の人、{{優秀な立場の人間}}の身代わりなんて関係ないように見えるでしょう。
そう、自分が劣っているからこそ、優秀な立場の人間を理解してあげる事が重要でしょうが、まだまだ、この年齢では、自分で気づくのは難しいでしょう。

  案外と、自分の家族の人間、特別に、親に対して、{{こころ}}の葛藤を抱えますと、大変に悩む人間になってしまいます。
人間によっては、他者を恨みながらでも、自分は何も{{悩みは無い}}と言う人もいるくらいです。
こんな考えかた、{{自分には、何も悩みは無い}}と言う人達がいますので、彼らには、{{こころ}}の話しをしても、大変に難しく、理解などしてくれません。
でも、{{こころ}}の治療、[{心理療法}}を体験すれば、理解が可能です。 

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