‘身代わり不可症候群’ カテゴリーのアーカイブ

<<身代わり不可症候群>>子供たちへ(14)・・・悩まない、苦しまない、理解するために!!

2013 年 3 月 13 日 水曜日

  とにかく、当方は、長年月間も「「心理療法」」に関わってきました。
その結果で、子供達の{{かいわ}}や{{こうどう}}や{{こころ}}などを治す場合では、親が子供達に{{眼差し}}を向けて、特別に、自分の子供に対する{{親のこころ}}を変えるべきです。
このように、当方が語っても、皆様方に、或いは、親御さんに、ですが・・、皆さんが[「内観」]体験をして、己の過去の、生い立ちの{{こころ}}を散策する事が重要です。

  明確に伝えます、ね。
自分の「「深層心理=無意識や潜在意識」」などを知らない方々は、子供達の{{こころ}}を変えてあげる事は、大変に困難でしょう。
勿論、周囲の方々の{{こころ}}の勉強は、限りなく重要ですが、{{鍵}}を握っているのは、矢張り、親達ですよ。

  面白いのは、いや、興味が有るのは、学校の先生方達が沢山と「「内観」」を頑張っても、矢張り、此の世に{{子供達}}を送り出した親の{{内観}}が無いと、子供達も変わらない場合が多いですよね。
子供達が、どんなに沢山と頑張っても、彼らの({こころ}}は簡単に、壊れてしまうのです。
かなりの成長か「「人格」」を抱えていない限りでは、彼らの{{こころ}}は壊れますね。
一生懸命に、子供達が自分の{{こころ}}を「反省」」しても、親達の「「反省」」が無ければ、子供達のみが、{{こころ}}を変えるのは大変ですよ。

  学校で、{{いじめられる子}}も、自分の親に対して「「沢山の違和感」」を抱えていますよ。
自分の親に対して、何らかの{{違和感}}を抱えていない子供達は、此の世には居ないでしょう。
子供達に対して、完全なる母親も居ないし、完全なる父親も居ないですからね。
親に向かって、子供達の{{歪な行動}}や{{歪な会話}}などは、親の育て方が悪いからだと説明をしても、絶対に、子供の親は、自分達の{{子育て}}には間違いはなかった、などと自己主張をします。

  当方が、どんなに親切な言葉で{{話}}をしても、親達には、当方の{{言葉}}が届かないのです。
そんな状況ですから、学校の先生達に{{こころ}}の勉強のために、「「内観体験」」をして下さいと言いますが、真剣に受け止める先生方は少ないですよ。

  当方は、子供達の「「いじめ」」や「「自殺」」などの問題が起きないようにと、真剣になって説明するのですが、{{こころ}}のトレ―ニングを受けようとしません。
人間の{{こころ}}って、それほどに、自分の考え方は正しい、相手の言葉などは、関係ないよと、思っているみたいですよ。
親が、我が子への、「「身代わり」」ができること、子供に対して「「身代わり不可症候群」」にならないように、学んでくださいませ。

<<身代わり不可症候群>>子供たちへ(13)・・・悩まない、苦しまない、・・理解するために!!

2013 年 3 月 13 日 水曜日

  人間って、子供達の時から、自分が((得})する事ばかり、考えながら育ちます。
子供達の「「自我」」の発達と共に、「「いじめ」」とか「「自殺」」とか、子供達の{{こころ}}の病気を、如何にすれば解決できるのかを、親達を含めて人間が勉強しないのです。
勉強している積りでも、矢張り、自分の{{こころ}}が見えていないと、他人の{{こころ}}も見えませんからね。

  皆が、目前の人間の生き様・・・これは、{{現在意識=顕在意識}}が、人間の{{かいわ}}や{{こうどう}}や{{こころ}}を動かしています。
そんな{{こころ}}・{{こうどう}}・{{かいわ}}などなどは、必ず、[「潜在意識」]や[「無意識」]が、凄く大きな「「力」」を持って、人間の表面の{{こころ}}を動かしています。
{{こころ}}が、{{かいわ}}と{{こうどう}}を操作していますので、一番に大事です。
人間の{{こころ}}が、{{歪なこころ}}になっていない事が、重要なのです。

  子供達の{{こころ}}を可能な限りに良い方向に持って行くためには、此の世に子供達を生み出した両親の({こころ得}}が最大に重要です。
何度も繰り返しますが。学校の先生達が、「「カウンセリング」」だけでなくて、[「内観」」は絶対に体験しておくべきでしょうね。
そうでないと、「「カウンセリング」」だけの体験では、先生たちが、子供達の「「深層心理」」を喝破できないからですよ。
先生達が、「「内観」」体験すれば、異常行動の子供達の家族のバックグランドも見えますよ。
家族が逃げれば、子供達の回復は、大変に難しいのが、実状でしょう。

  家族だと、言っても、素晴らしく理想的な{{家族}}を形成するのには、大変に難しいのでしょうが・・・・・。
当方が「「世の中」」や人間の「「家族」」なども見ていますと、「「男」」と「「女」」が愛し合って長期間にわたり、一つの屋根に住んでいますと、大変ですよ。
「「男」」も「「女」」、それぞれが、自分達の{{自我}}を抱えておりますし、この({自我})は、矢張り、幼い頃からの先入観で構成されていますよ。
家族の中で、仲よく夫婦が死ぬまで暮らせるのかと、問われると、随分と難しいみたいですよ。

  諸外国では、「「結婚??」」ても、夫婦別性ですからね。
また、結婚してから離婚、その後に、また、「「結婚」」などの人達も沢山と居ます。
今後の日本社会にて、どうなって行くのか、不確定ですが、「「男」」と「「女」」の({愛})と({恋}}が、家族の中で、何時までも同じ気持ちではありませんからね。
でも、家族の中で子供が出来れば、育てる義務は有るのだとは、思いますが、なかなかと、夫婦がル―ルを超えてしまって、子供の方に({眼差し}}が向かずに、そのために、「「愛」」と「「嫌い」」の両極端の感情・強度の「「アンビバレンス」」が出来上がり、子供達の「「異常行動」」や「「異常会話」」も、起こるでしょう。

<<身代わり不可症候群>>子供たちへ(12)・・・悩まない、苦しまない、・・理解するために!!

2013 年 3 月 12 日 火曜日

  何度も、皆様方に伝えます。
幼い頃から、自分の{{こころ}}を少しでも知る事が出来るように、教育するべきですよ。
そうでないと、どんなに、学校で勉強が出来ても、人間社会に出てからが、人間として役立たない事も案外と多いですよ。

  大変に興味のある場合では、学校の勉強が優秀でも、自分の{{こころ}}について理解が出来ない場合が有るのです。
悲しいものですが、当人達は、自分の({こころ})が理解出来ていませんと教えられても、理解をしてくれません。
学問が出来ても、人間社会に出てからですね、最近では、多いのですが、セクハラとか、パワハラとか、色々と言われていますが、理解出来ない場合の人達も居られます。
少しながら理解が出来ても、自分の{{こころ}}に、ブレ―キをかける事が出来ないのです。
人間の{{こころ}}って、大変ですよ。

  何時も、当方が伝えていますが、人間の{{こころ}}については、幼い頃から、自分の本当の{{こころ}}を知るために、反省、内観など、具体的に自分のこころを調べる方法を教えてあげるべきなのです。
現実に、昨今では、小学生や中学生にしても、学校では、なかなかと、目前の勉強ばかりを教えるのですが、自分の{{こころ}}を見つめる勉強は教えておりませんよ。
幼い頃から、一番に大事な事柄は、自分の此の世に送り出した両親を好きか嫌いかを、明確にしておかねばなりません。
だが、そのような教育が無いところに、人間社会での色々様々な[「事件」]や{{犯罪}}などが起きて来ます。

  そうでね、自分の{{こころ}}と{{からだ}}が、全体的に、知らないのか、そうでないのか、を知っておくべきなのです。
そのような教育がなされておりません。
そう、学校で「「内観」」などするのが最良でしょうが、家族の問題、」母と父の問題ですよね、そのような家族背景が表に出るのを、一般的には、家族が大層に嫌うでしょう。
本来では、そこまで、家族背景が表に出ても、両親などが、{{不平}}や{{不満}}や{{怒り}}などを持たないのが、最良なのでしょう。

  表に出ては困るような生き方を家族がしていなければ、何も問題は無い筈ですよね。
でも、家族の生き方は、どんな家族でも、夫婦が毎日の如く24時間を{{安らぎ}}と({平安})を感じながら生きている夫婦は、多分に少ないのではないでしょうか。
子供達が、{{こころ}}を安らかに過ごせる家庭、母と父を好きである家族ならば、大きな問題は起こらないでしょう。
学校での問題は、家族の({問題})が裏側に隠れているものです。 
親の気持ちを理解できない子供達は、傍の子供達の{{こころ}}を理解できません。
自分の{{こころ}}を理解が出来ませんし、「「身代わり不可症候群」」のままです。

<<身代わり不可症候群>>子供たちへ(11)・・・悩まない、苦しまない、・・理解するために!!

2013 年 3 月 11 日 月曜日

  子供達の({こころ})の病気は、家族の病気なのです。
そんな「家族の病気」」を気付かないで、周囲の方達が、子供の{{こころ}}の病気を治したいと考えるのです。
当然と、無理な事柄ですよ。
家族の人間の{{こころ}}を知らないで、子供達の{{こころ}}を、病気を治そうとしているのですよ。

  しばしばと、言いますよ。
家族の病気を治したい、だから、家族も一緒に「「カウンセリング」」を受けましょうなどと、言います。
でも、これは、間違いです。
どうしても、「「カウンセリング」」で進みますと、必ず、自分の{{こころ}}や{{こうどう}}が間違っていたなどと気づくのは遅れます。
カウンセリングも自己洞察ですが、あまりにも浅く流れます。
これは、「「反省」」のように見えても反省にはなりません。
でも、こんな方法で行いますと、必ずや、時間もかかりますし、素晴らしい[「懺悔」]の世界に到達するのは無理でしょうからね。

  自己洞察法から、「「内観法」」へ、或いは、「「内観療法」」などと言っても良いですよ。
「「内観法=内観療法」」で、自分の幼い頃からの育ち方=過去をみつめるのです。
「「内観法=内観療法」」は、同じです。
「「内観」」で、行いますと、普通では、初日に悟るのは無理ですが、平均しても、3~4日頃には、自分の{{こころ}}や{{こうどう}}や{{かいわ}}などが見えて来て、嬉しくなります。
どこまで、自分を見つめるかですよ。

  自分の子供について調べるのであれば、普通では、できれば、2週間の期間が欲しいですよね。
1週間だけでは、己の{{こころ}}を知るのに、時間が少し足りないと思う場合があるかもしれません。
子供達の{{こころ}}を開発してあげたいと考えるならば、先ずは、親達が、自分の子供達に、如何なる言葉を使って育てたのかを知る必要があります。
子供達は、親の一言や一つの行動を見ただけで、{{嫌悪感}}を残したりもします。

  何処で、どんな状況で、子供達には、ストレスが溜まってしまったのかを、明確に知る必要があります。
その事で、子供達には、親の方から{{謝罪}}が出来るのです。
子供達には、何も{{謝罪}}をする必要がないと思う親の間は、100%も子供達の{{こころ}}を反転させる事は出来ません。
どうぞ、親達は、子供の{{こころ}}を変えようと、思わないで下さい。
親から、先に、{{こころ}}を悟り、子供達に謝罪して下さいませ。

<<身代わり不可症候群>>子供たちへ(10)・・・悩まない、苦しまない、・・理解するために!!

2013 年 3 月 11 日 月曜日

  子供達が幼い頃から、自分の{{こころ}}を見つめる事を練習させるべきなのです。
そんな{{習慣}}を、何時も、しっかりと明確にさせてあげるべきなのです。
「「カウンセリング」」では、その人の考え方などを、共感してあげる事が主体ですから、なかなかと、己の[「過ち」]を気づくのが遅いですよ。
どんなに考えても、俗世間を生きるためには、{{己の間違い}}を認めながらで、生きる方が気楽になります。

  子供達は、自分の親への「「不満」」や「「怒り」」や「「憎しみ」」、諸々の葛藤を抱えて成長するものです。
大変なのは、親、誰も皆が、自分の子供達は、自分で真面目に育てていると{{幻想感}}を抱いていますよ。
間違いないのですよね。
だから、当方が、私達の「「口」」で、親が子供達への{{育て方}}を間違えていますからと教えても、逆に、反論されるものでしょう。

  マスコミの問題になっても構いませんが、親が、最後まで、{{説明}}を聞き入れてくれない場合では、どんなに治療者が伝言をしても、伝わらないので、どうにもなりません。
子供達が、6歳、9歳、12歳、15歳、18歳、21歳、などなど、幾つの年齢になっても、親も子供も、我が{{からだ}}と{{こころ}}を振り返ってみないと、役立ちません。
人間世界って、その様なものでしょう。
口で言われただけで、全てを理解出来れば、誰も悩む人は居ないし、人間世界には{{争い事}}は起こらないでしょうね。

  本当に、大変だと感じるのは、人間は誰も皆が、己の{{こころ}}を見ようとしない事でしょうかね。
しかも、今の({己のこころ})でなくて、幼い頃からの記憶を辿りながら{{己を見つめる事}}ですからね。
そのくらいの事柄は、小学5年生から小学6年生の子供で出来るのです。
難しいように感じるでしょうが、現実に体験してみれば、誰にでも出来る事柄なのです。
まして、そう、小学の高学年から、中学~高校くらいの子供達であれば、難しいものでもありません、ですよ。

  こんな過去を見つめる事に重点を置かないのは、何故かでしょう。
分からないのではありませんが、過去を振り返ると、必ずや家族の問題が出て来ます。
多くの家族は、{{拒否反応}}を示すでしょうからね。
子供達にとって、完全なる父も居ないし、完全なる母親も居ませんですからね。
子供たちが、過去を振り返る事で、家族の事柄などが、表に出るのが怖いのです。
でも、ここをクリアしないと、本当の家族は生まれ変わる事はありませんし、親も気づきませんので、子供達も{{こころ}}は変わりませんからね。