‘心の世界’ カテゴリーのアーカイブ

<<心の世界>>青い鳥・心の灯り1

2014 年 1 月 20 日 月曜日

  人は、誰しも、「青い鳥」・「心の灯り」を求めて生きています。
自分の「好きな事」「嫌いな物」「好きな人」「好きな事象」など、漠然としていても、常にそれを求めて生きているものです。
  優越感、見栄、虚栄心、おごり、自惚れ、称賛、金銭、名誉、などを求めて日常生活を送っているものです。
そうですね、時には、心の底から支えてくれる人を探し求めたり、好きな異性{男性・女性}を探し求めています。

  簡単に表現すれば、やはり、心の問題になります。
自分の心が、どんな形で自分の心の底にあるのかを、確認することが必要です。
  本当の自分、真実なる自分を理解できていれば、人間は悩まないものです
自分の実力や力量を知らないで、色々な事柄を求め過ぎるので、悩みや苦しみは起こってきます。

  世の中の人達は、しばしばと言いますね。「夢」・「理想」を持ってくださいと。
しかし、夢や理想を、あまり持たないで欲しいと考えます。
何故ならば「夢」は壊れるからです。
  でも、人間が生きる{目的意識}だけは、絶対に持ってくださいね。
苦しみ悩んでいる人達は、{{自分は一体何を考えているのか分からない}}というのです。・・・・・勿論その通りです。
何を考えているのか、そして、その考えている事柄が、自分にできる事柄か、どうかを確認しておかないと、悩み続けることになります。

  悩み苦しみ、神経症、心身症、うつ病、躁病、アルコール依存、その他、諸々の苦しみなど、全ては、自分にできない事柄を考えているのですね。
出来ない事柄は、出来ないのだと、自分の心を明確にして、心をしっかりと固めて、人生を歩けば何も悩みや苦しみは起こらない筈です。
  今、自分が一番に欲しいものは「何か」を、知っておいてほしいですね。
登校拒否、非行、いじめ、暴力、虐待、犯罪、などは、人の心の{欲求不満}が生じさせるものです。
人は自分の心を満足させる能力、幸せだと感じる能力を持つことが必要です。

  心の根源を考えますと・・・・・、心の形というか、心・性格・人格の形成、生い立ちの心に遡るのです。
「三つ子の魂、百までも」、「親の因果が、子に報い」などと言います。
人はこの世に誕生して成長する過程で、母・父・自分を育てた人達・自分の側を通り過ぎた人達・周囲の環境・貧乏・裕福・諸々の問題があります。
  最大に重要なのは、親の心が子供に伝播していますので、子供が悩み苦しむ状況にある場合は、親の方が、しっかりと自分の生き様を点検するべきですね。
子供の異常会話・異常行動・異常な心は、親の育て方が問題です。

  親が、家族の中で「青い鳥」・「心の灯り」を何処に探し求めたかを、懸命に確認して欲しいと思います。祖父母~両親~子供達~孫たち~、誰が、どの時点で、心の間違いがあったかを確認して、{悪い因縁}を断ち切るかだけです。
問題を抱えたら、親も子供も、「心理療法を受けること」が絶対に必要でしょう。

<<心の世界>>人生勉強で「こころの大人」を目指しましょう!

2014 年 1 月 15 日 水曜日

  メール相談のページでも書いておりますが、当方へ来所できない人達には、ある「課題」をお渡し申し上げています。「課題」を受け取られた方は、必ず、「課題」について考えて思い出したことを当方までお送りいただきます。
  この課題について何度か繰り返していると、自然と{本当の自分を知ることになり}、自分のこころをコントロールできるようになります。

  自分のこころは正常だと自覚している人々も、この「課題」について考えることは、人生を生きる上で非常に大切です。
多くの方達は、「悩みは無いが、ストレスはある」と言われます。
  「課題」について考えることで、人は自分のストレスを(他人のストレスをも、自分の方で)コントロール出来るようになります。
燃え尽きた心、幼児帰りした心を調整することさえ可能となるでしょう。

人間の心には、浅い心と深い心、つまり「本音」と「建前」の心が動いております。

人間社会を生きて、過去から現在にまで「どのように自分の行動と会話を自分のこころで動かして」いたかを、しっかり掘り起こして「真実なる自分」を確立しましょう。

最初の内は、どうして自分の過去を眺めるのか「不思議だ」「必要があるのか」と思うかもしれませんが、人は一般に自分の思い出したくない「過去の心を忘れよう」とします。

  自分の過去を「嬉しかった・楽しかった」と感じる方は、その嬉しかった事柄を探しましょう。
苦しさや悲しさを感じる人々は、最初のうちは「過去の悲しさ・苦しさ」を掘り起こすのに、少しながら抵抗を感じるかもしれません。
  しかし、人間は大脳の一部分、「旧皮質の海馬」というところに過去の心が蓄積されているので「完全なる忘却をする」ことは実際は不可能なのです。

  精神科医や診療内科医の先生の中には、時折、「過去を振り返るとフラッシュバックするので、過去を振り返らない方が良い」と言われる方がいます。
しかしこれは、人が人間社会を生きていくのに、人の心が如何に動いているのか、簡単にいえば「人間の心のからくり」を勉強されていない事から出る発言だと思います。

  自分の過去を知り尽くしていると、自分が人間社会を生きていくのに、「仮面をかぶる」必要がなくなります。
  自分のこころの殻の中に閉じこもらないで、鳥が卵の殻を割って、外側の世界に出てくるように、人も自分のこころの中の世界に引きこもらないで、こころの外側の世界に出てきて、自由に生きることが出来るようになります。

  人はどうしても自分のこころを飾り、他人・周囲の人達から称賛されたい、褒められたいなどと考えこんでいるものです。
  真実なる自分を、心の中をさらけ出して生きる、これでよいのです。
先祖・父と母を縁にして、此の世に生まれてきた以上は、もはやどんなに嘆いても、怒りを持っても、自分で自分のこころを解決しない限り、何も変わらないのです。

  自分のこころを成長させることを怠り、自分のこころを「そのまま」にしておいて、周囲の他者の心や環境が変わることを待っていても仕方がありません。
  とにかく、こころを「大人にして」生きることです。
精神的成長が遅れたとしても、よほどのことに、先天的の疾患でない限り、努力すれば、「こころは、大人になれる」ものなのです。

<<心の世界>>悩まない人間になること

2014 年 1 月 11 日 土曜日

  人間世界を生きるということは、人は{喜怒哀楽}を持って日常生活を過ごしていくものであると解釈されています。当たり前の事として、皆様は理解できているでしょうし、何時も、そういう気持ちで生活をなさっていると思います。
  しかしながら、本来的に「自分のこころ」については、体得できていないと思います。
ですから、自分には、何も悩みはないと思っています。

  人間として此の世に生まれてきた以上は、(胎教まで考えると、生まれ出てくる前からということになります。皆が生い立ちから現在まで成長する過程のなかで、ストレスを抱えているのです
  ただ、気付いているのか、気付いていないかだけですね。
殆どの人達は、人の心について勉強されていないので、自分の本当の心に気付かないで、人生を生きることになっています。

  沢山のストレスを抱え込んでいても、「自分は、全くストレスを持っていない」と自己主張される方もいます。心身症疾患で悩んでいるにもかかわらずにですね。
「自分は、体の病気だ、心の病気とは全然関係ないよ」と、言われるのです。
  それほどまでに、人は、自分の深い心の世界で、どういう風に自分のこころが{渦巻いて}動いているのかを知っていないのです。
  自分の会話・行動なども、自分の過去で自分がため込んでいる心が動かしている事実を、体で知ることが大切です。

  人の会話や行動は、全て{自分のこころ}が動かしているのです。
ですから、こころがそれなりに安定していれば、からだも安定します。
  こころが安定していれば、俗世間を騒がせるような事件も起きません。
フリーター、ニート、引きこもりにもなりません。
  {うつ病}も治ります。
悩まなければ、絶対に{うつ病}になりませんね。

  本当に悲しいのは、人間の悪い癖で、自分のこころを知ろうとしないことですね。
自分の浅いこころや深いこころ、すなわち(ちょっと表現が難しいですが)・・・・・・ 
  自分の顕在意識・潜在意識・無意識のこころを確認しておけば、こころの平安を得ることが出来るし・・・・・、
悩み・苦しみ・神経症・うつ病・未熟人格などからも解放されて、気楽な人生を送ることが出来るのです。

  自分の悩みや苦しみや人格を、自分の力でかえることは、100%不可のだと言って間違いないでしょう。
  人生を生きる上で、「自分のこころとは」、「自分とは」、「自己とは」、「人生とは何か」、「自分の実在とは」、「自分の存在とは」、を考えてみる(洞察してみる)ことですね。
  要するに、自分は本当に「善人か」 「悪人か」、「真面目な人か」 「真面目でないか」、「賢い人か」 「馬鹿な人か」

生い立ちから現在に至るまで、自分の過去の心を振り返った上で{再確認して再解釈}しておくことですね。
   {悩まない人に}なれます。 

<<心の世界>>過去を振り向かない人間達4

2014 年 1 月 7 日 火曜日

  そう、今、当方が伝えている方々さえも、「「耳」」で聞くだけでは、{{うつ病者}}は治る筈はありません。
 しばしばと、{{うつ病者}}には、説教して治してあげようなんて、「「心理士」」でない方々は、そんなに思います。
ですが、説教で治るような方々は{{うつ病者}}でも、ありません。 

  随分と{{こころ}を勉強しないと、{{うつ病者のこころ}なんて理解できません。
精神科医も心療内科医でも、先ずは、自分の生い立ちの{{こころ}}を知っていないと、「「心理療法」」をすることはできないでしょう。
 精々、「「カウンセリング」」まで、でしょうかね。
ですが、「「カウンセリング」」で、簡単に人間が生まれ変わるのかと、当方に質問されるのなら、「「変わらないでしょう」」って、言うしかありません。

  現実に人間社会での{{人間について、お話を}}しています。
過去を生きて現在を生きる、現在を生きて未来に向かって生きています。
これが、人間の生き様ですよ。
 本当の自分を知らなくて、人間社会を生きるなんて出来ません。
{{うつ病者の治療}}には、薬だけで治すのは難しいですよ。
必ず、「「心理療法」」を必要だと気づいて欲しいものです。

  真実なる人間として、生きる事が最大に重要です。
殆どの人間様は、自分の「「本音」」を化けて生きる事にしています。
だから、自分の希望通りにならなければ、気持ちも落ち込んでしまいます。
  とにかく、自分の{{こころ}}の間違いに気づく事なのです。
相手の人間が悪いとか、こんな事柄は、自分に無かった筈だとか、考えているので、自分の病気、{{うつ病者}}は治りません。

  何度も、繰り返していますが、相手が悪いのでもなくて、自分の{{愚かさ}}や自分の{{間違い}}などに気づくと、簡単に{{こころ}}は回復しますよ。
  悲しい、辛い、惨めであると・・・、怒り、劣等感、焦燥感、相手が悪いなどなどと思うマイナスの感情が湧き起って来ます。
  喜ぶ時は、喜び、悲しい時は、悲しいと・・・・、自分の{{こころ}}を表面化して生きる事なのです。
ですが、人間世界で、本当に真面目に{{自分のこころ}}を曝け出せるのかと、質問を受ければ、自分の「「本音」」を曝け出せる場所とか、受け止めてくれる相手が必要です。

  とにかく、認知症になってからでは、{{こころ}}を変える事は不可能です。
だから、認知症になる前に、{{うつ病者のこころ}}を治さなければ駄目ですよ。
薬だけで、治療していますと、簡単に年老いて行きますし、駄目人間のままで、自分の人生を終わってしまいます。 

<<心の世界>>過去を振り向かない人間達3

2014 年 1 月 4 日 土曜日

  これまでに、沢山の人間の{{こころの状況}}を記載していますが、少しだけ追加しておきましょう。
 人間が此の世を生きる上で、自分の幼い頃から、自分の現在までの{{こころ}}を見てみると、必ず、色々な沢山の{{こころ}}が出て来ます。
綺麗な自分の{{こころ}}も有るでしょうし、過去の{{美しいこころ}}も見つかるでしょう。

  ですが、一方で、自分の気づかなかった{{こころ}}も沢山と出てきます。
そんな己の過去の{{こころ}}を、見つめなおすのですね。
 必ず、現在の自分を明確に理解していると思っているのが、日頃の人間様ですよ。
私は、人間世界で正しい生き方をしていると、思っているのが、{{うつ病者のこころの世界}}です。

  本当に正しいか、どうかを、見つめなおすことが重要です。
これだけで、自分の過去の{{こころ}}を拾い出してから、そんな{{こころ}}を相手の人に話をするのですよ。
 でも、自分の{{こころ}}を誰にでも、話すことができるかと言えば、必ず、「「心理療法」」の中において話さないと、無理ですよ。
「「心理療法」」の中で、話をしていかないと、自分の話を否定されたりもします。

  そんな自分の過去の{{こうどう}}や{{こころ}}を話しても、相手が日頃の普通の人であれば、過去の自分を否定されてしまいます。
 いや、{{貴方は真面目な人だった筈ですよ}}とか、素人の方々は、自分に「「耳」」を傾けてくれるだけでなくて、悩んでいる方々へは、{{善人ですよ}}、なんて言ってしまいますから、自分の過去の{{こころ}}を変革できません。

  「「うつ病者」」などは間違いなく、相手が悪いとか、世の中が悪いとか、思うのです。
「「劣等感」を、必ず抱えていますよ。
自分は駄目人間とか、自分を卑下しています。
 卑下するから、{{うつ病}}も治りません。
当方が、自分の過去の{{こころ}}を捜してください、なんて言うのも、 卑下するような過程を通るのではなくて、現実に真実な自分を捜すのですから、本当の自分に気づくのです。

  本当の自分に、気づけば嬉しくなります。
卑下するよりも、認める事で、卑下できなくて、{{生まれ変わりの}}自分にきづきますので、嬉しくなります。
 自分の生まれ変わりに気づきますと、凄く嬉しくなります。
何度か触れていますが「「至福体験」」とか「「至高体験」」とかに至ります。
時には、「「神秘体験」」をも気づく方々も居られます。