‘当方の論文’ カテゴリーのアーカイブ

<<論考>>現在の{{こころ}}12

2011 年 3 月 17 日 木曜日

 上記のように、人間の{{こころ}}について少し記載しましたが、誰も皆が精神医学界でも先達の言われた通りに考えており、納得しているようです。

 当方、長年月間にわたり「「心理療法」」を行なっていますが・・・、人間の{{こころ}}と言うか「「意識」」についての簡単な表現について、従来の考え方と少し変わった考え方が有るのではないかと感じております。

前回でも少し述べましたが、誕生後の{{こころ}}から、更に、幼少時~生徒~学生~成人まで、また、高齢期にまでなる毎に、それほど、の余分な{{こころ}}は重なって行きます。

 

 そんなに考えると、ピラミッドのように、頂上は小さいもの、小さい{{こころ}}ではないでしょう。

頂上は、大きな傘を広げたような{{こころ}}になって来る筈です。

そんな雨降りの中、いや、陽照りの中の日傘みたいなものです。

 そう、傘の開き方が上手に開いているか、歪に開いて壊れかけているか、そんな状況が人間の{{こころ}}と思われます。

当方が、随分と長い間にわたり、「「心理療法」」に関わってきましたが、どうしても、ピラミッドの頂点が「「顕在意識」」&「「現在意識」」とは言えず、そんな気持ちが致します。

 

 確かに、現在の{{こころ}}は、下層に「「無意識」」や「「潜在意識」」が有りますが、今の事、使っているのが「「顕在意識」」でしょうが、矢張り、当方は「「顕在意識」」&「「現在意識」」の方が、遥かに、大きな塊とも考えています。

大きな{{塊}}だけれども、人間が気づいていないだけでして、ピラミッドの逆三角形と言うのが本当でありましょう。

 今の[「顕在意識」]や「「現在意識」」は、過去の「「意識」」を含んだ「「意識」」であり、人間が歪な{{会話}}や{{行動}}をとろうとも、全てが、過去の{{こころ}}を担いでいますので、当方は、逆三角形だと言っているものです。

表現の「「仕方」」が有りますが、どちらが真実なるものかを考えると簡単に理解できるでしょう。

 

 現在の自分の「{{こころ}}が抱えているものは、誕生してから、ここでは、遺伝子や胎教の{{こころ}は省いておきましょう。

遺伝子に<<どのくらいのこころが有る>>のかと問われれば、誰も答えるのが困難でしょう。

 勿論、胎教には<<どのくらいのこころが含まれている>>のかも全然と理解できないでしょう。

胎児が母親の胎内に居る時に、抱えるストレスなんかも、人間には真実な理解は出来ません、ですけれどね。

とにかく、「「顕在意識」」の方が遥かに大きいのだと、論文を記載しました。

<<論考>>現在の{{こころ}}11

2011 年 3 月 15 日 火曜日

 前回、「「顕在意識」」とか「「潜在意識」」とか「「無意識」」とか、などの{言葉}}がありますので、少しながら当方の考え方を話しておきました。

一方で、「「深層心理」」などの{{言葉}}がありますが、誰も、本当の真実なる意味を体で気づいている方達は居ないでしょう。

 普通は、ピラミッドのように、富士山のように、頂点が小さくて「「顕在意識」」だと言うのです。

或いは、何度も繰り返していますが、絶海孤島の「「小さな島」」が顕在意識だとも表現されています。

 

 当方は、そんな山のような頂上の小さなもの、孤島のようなものが、「「顕在意識」」だと言わなくても良いような気持ちが致します。

むしろ、反対の形で、「「顕在意識」」の方が遥かに大きな荷物、おおきな意識を抱えていると思っています。

 何故かですね、誕生時の意識は、それなりに、そこに到るまでの沢山の理解できない「「意識」」を抱えているのでしょうが、人間が育つ過程にて、更に、{{こころ}}を積み上げてゆくのですから、益々「「意識」」は重なって大きくなっています。

だから、どんな歪な{{こころ}}を抱えている方達であっても、「「顕在意識」」の方が遥かに大きいのです。

 

 当方は、フロイドやユングのような表現は{{間違い???}}の様な気持ちも致します。

これは、当方が、感じる気持ちです。

精神医学界にまで、持ち込む気持ちは全然と有りません。

しかしながら、個人的に{{こころ}}の世界を考えていますと、どうしても、「「顕在意識」」の方が遥かに比較できない程に、大きいみたいです。

 色々な考え方は出来るのですが、どうしても、現在の{{こころ}}は逆三角形になってきますし、頂上の方は遥かに巨大で大きくなっているのです。

人間の{{こころ}}の歪さには関係なく、上の方は大きいのです。

そうでしょう、誕生した時から色々様々な{{こころ}}を積み上げているかどうかでしょう。

 

 その積み上げ方によって、どんな人達も「「意識」」の上方は大きくて巨大なのですが、誰もが気づかないでしょう。

何故って、フロイドとユングの言った言葉に、精神医学界も同意したままの歳月、いや、長年月が流れています。

 分かり易い表現ですが、厳密に当方が熟慮していると、どうしても、二人の説明では納得できません。

理解し易い表現ではありますが、よくよく考えてみると、矢張り、違っているのです。

皆さんには、少し難しいでしょうが、まだまだ、説明を続けます。

<<論考>>現在の{{こころ}}10

2011 年 3 月 12 日 土曜日

 海面に浮かぶ氷山であり、海面から覗いているのが、現在意識=顕在意識=今の現在の{{こころ}}と言われています。

また、絶海孤島の中の小さな島だと表現している人も居ます。

要するに、二人の心理学者は、人間の今の{{こころ}}は小さなものだと言っていますし、表現しています。

ですが、当方、厳密には違うと思うのです。人間の「「思い」」は沢山とあって巨大な{{こころ}}と考えています。

確かに、考え方しだいですがね。

 

 当方が、深く考えてみますと、逆三角形、逆ピラミッドのようになっています。

現在意識は、凄く大きいし巨大な{{こころ}}だと思います。

だから、海面に浮かぶ氷山の下方が「「顕在意識=現在意識」」でしょう。

絶海孤島は、小さいものであり、過去の無意識や潜在意識であり、島の下方の海底にまで広がった土地が現在意識と考えても良いのではないでしょうか。

感じ方や表現の仕方で、どんな風にでも考える事ができます、ね。

そう、「「無意識」」と「「潜在意識」」と「「顕在意識」」・・・「「深層心理」」など、どのような思考体系に持ってゆくかで、表現は違ってきます。

当方が感じるのは、{{誰も、こんな表現をした心理学者は見当たりません}}、顕在意識の方が、遥かに多きいと伝えておきます。

間違い有りません、ね。

唯、唯、世間の皆様方には、こんな{{こころ}}の見方は出来ないでしょうが、しっかりと熟慮しますと、顕在意識=現在意識は、巨大です。

 

 何故って、年齢が少なければ、考えた量も少ないですからね。

現在意識の底辺で居座っていますが、その量は小さいですからね。

年老いてからの事を考えてみても、その人の誕生から現在までの{{こころ}}は大変な量になりますが、今の現在の{{こころ}}は間違いなく、過去の<<積み上げ>>ですから、その量は莫大な大量の思考体系が沈んでいます。

悲しい事に、人間個人は{{こころ}}をあまりにも見つめないから、気づかないだけです。

きづかないと言っても、確かに、現在の{{こころ}}は自分の過去から操作されていますので、考えられない大量の思考が積み重なっています。

 

  大学の心理学教室でも、顕在意識は小さいと教えられるでしょうが、思考体系の仕方の一部ですからね。

どんなに考えても、人間は自分の{{過去に、こころのトリック}}を抱えているだけであり、現在の{{こころ}}は無量の過去の{{こころ}}が付き添っています。

誰も、考えた事がないでしょうね。

当方の新たな{{こころ}}の表現です。 

<<論考>>現在の{{こころ}}9

2011 年 3 月 11 日 金曜日

 面白いです、よ。

今、現在と言っていたら、その後は、直ぐに、過去となっています。

現在って、何??? 本当に「「現在」」の説明を明確に説明するのは、難しいですからね。

 「「現在」」と言う言葉でさえ、説明するのが難しいものです。

未来は、いくらでも沢山と有るのです。

自分の過去は、自分の誕生した時からと言っても、良いでしょうが、大雑把に言えばですね。年老いて、未来の時間は沢山と有るのかと、問われれば、短いですと言わざるを得ないのですが、・・・・。

 

 そう、人間は未熟なりでも、一生懸命に生きています。

当方が、「「未熟」」だと言うのは、全世界、地球は小さいのですが、「「平和」」にならないから、そう言いたいですよ。

本当に、地球の全体を平和にできるのか・・・、口ではいろいろ言っています。

 政治家達が、地球の平和のためにと、言いますが、本当に彼等が言っているようには、できませんからね。

公務員や官僚や政治家の仕事の内幕は、外部には漏れないようになっています。

人間同士の心が秘密事項を抱えたままの心で進み、現在も過去に流しますので、ますます平和はやってこないみたいですよ。

 

 仮に、外部に{{内部の情報}}が漏れますと、漏らした人間やそんな状況にしておいた人間までが、処罰を受けます。

そんな処罰を受けるような人間になったのも、その人の過去の{{こころ}}に原因が有りますからね。

 全ての「「事件」」や「「犯罪」」や「「心身症」」や「「うつ病」」、物事までが、人間の過去の{{こころ}}を中心として発症します。

人間は、自分の過去に「「過ち」」が有ったと認める事のできる人になっておくべきです。

「「子育て」なんかは、絶対にこの「「過去の反省」」が無いと意味有りません。

 

 厳密には、「「反省」」→「「懺悔」」となりますが・・・。

 素晴らしい言葉であり、素晴らしい人間の{{こころ}}を明らかにする言葉であり、行動なのですが、この大事な「「懺悔」」を認めないのが、悲しい人間の「「性」」であり、「「業」」でもあります。

親の「「因縁」」を大事に、親からの「「宿命」」を大事にして、「「運命」」を生きる事でしょう。

 今の瞬間的な現在の{{こころ}}を見つめて、生きる事にすれば、あまり悩まないで自分の人生を生きるのが、可能となります。

現在と未来の事を全く考えないで生きるのは、難しいですからね。

過去ありて、現在がある。現在ありて、未来が有ります。 

<<論考>>現在の{{こころ}}8

2011 年 3 月 9 日 水曜日

 人間は、自分の若い時期から、自分の{{こころ}}を磨いておくのが重要です。

周囲の人達に「「感謝のこころ」」や「「恩を感じるこころ」」を持って生きていますと、自分の日常生活にて疲れることは有りません。

働いていても、何もしていない時でも、上記のような{{こころ}}さえ忘れずに生きていますと、忙しくても少しは睡眠時間が足りなくても、疲れない筈です。

 俗に、頚背筋痛=頚背筋筋膜痛、腰痛症、頭痛、俗に、肩こり、今、述べました症状は、全ては、人間の体は、{{こころ}}と{{からだ}}が相関し合っていますので、{{こころ}}の治療だけで治るものです。

 

 勿論、{{こころ}}が大事だと言っても、肉体も大事です。

しかしながら、人間は自分の体に欠陥を抱えていても、あまり悩まずにくよくよしないで生きている方達も見られます。

先天性の疾患で誕生して、見かけは不具合な体に見えても元気で頑張っている人達が多いものです。

体に欠陥のある人達は、逆に、素晴らしい才能を抱えている場合もあります。

普通の方達には、全然とできない事柄を上手に出来る人達が結構と多いですよ。

 現在の自分が、どんなに「「出世」」して「「金銭」」を貯めて幸福に感じても、周囲には、必ず、自分の人生を嘆いている人達も居る事だけは、忘れないで欲しいと考えます。

人生って、皆が一緒に<<幸せ>>なのが最大に重要だと考えます。

 

 肉体は、必ず、年老いて滅していきます。

それまでの期間を、如何に生きるかは、その人の{{こころ}}しだいでしょうからね。

肉体を操作するのは。今の人間の{{こころ}}が操作して動かしているので、何かの衝突が有れば、自分の{{こころ}}を詳細に点検するのが、最大に重要です。

 地球上の誰もが、今は、今の現在の{{こころ}}を使用して生きていますので、誰もがこの事実を知っておいて欲しいものです。

普通の生活では、目先の{{こころ}}で眺めていますので、唯、唯、自分の好まない現在の状況が有りますと、苦しんで哀しんで「「恨み」」さえ抱えて生きる事になります。

 

 自分の{{こころ}}について、最大に大切な事は・・・・・、

「「自分が幸福だと、感じる能力を持っているか、どうか」」、これが、分岐点となります。

どうぞ、自分の{{こころ}}を今一度でも再点検をして下さいませ。

目前の何かが無いと、悲しくなったり嘆いたりする人間では、人生を充実して生きる事はできません。

 どうぞ、明確に現在の{{こころ}}を有意義に生きるためには、自分の{{こころ}}を、過去から詳細に調べておいて、「「三つ子の魂・・・」を確立しておくべきでしょう。

勿論、「「反省」」→「「懺悔」」無くして、{{こころ}}の反転は出来ませんので、「「内観療法」」が、世界中で一番に大事です。