<<インターネット心理療法>>追加編(3)

 悩み苦しむ人達に対しても、随分と面接や直接に心理療法をやって来ました。

メールの悩み事相談が来ます。

直接に電話がかかる事もあります。

「不安で、自分の家から出られない」などと、メールも来ます。

「今から家を出たいので、そちらに宿泊させて下さい」などとも、メールや電話があります。

 要するに、自分の家に居たくないのです。

それは、詰まるところ親が嫌いなのです。

親が好きなら、子供の時から<食にもありつけない>状況で、「家を出たい」などと言う子供は居ませんね。

 子供、いや、大人でも(心は子供の人が沢山と居ます)今住んでいる所が嫌いだから、何とか自分を預かって欲しいなどと頼まれればですね・・・そんな事なんて、当方では簡単に引き受ける能力と充分な余裕は持っています。

しかしですね、親の知らない間に子供さんを当方で預かると、警察での事件にもなったりします。

そんなこんなで、引き受けたいが事情や背景に注意しながら関わって行きます。

 

 昔から「親の因果が、子に報い」などと、素晴らしい言葉があるのですが、世の親達は<なかなか理解>してくれません。

「子供の問題は、親の問題」なのです。

この事については、親が自分の心の世界を散策する体験を持ってくれないと、どんなに口で説明し助言しても、役立たないので、本当に人間の心って大変です。

親に向かって説教したとしても、立腹さえしても有り難いなんて考えもしません。

 

 医学そのものは、それなりに随分と進歩していると考えます。

しかし、精神医学も心療内科の医学も“患者さんを治してあげる”と言う観点からすれば、全然と進歩していません、ね。

人は、何故{心の世界}を勉強しようとしないのでしょうか・・・?

人対人の心理学、人間学、などは人生で一番に大事だと考えます。

人は、人生を独りで生きる事は出来ません。

誰かと一緒に過ごすのです。

人間がいるところ、家族、集団、社会があります。

人対人の<心の交流>が絶対に欠かせないのです。

自分以外の他者と、どれ程に<心を交流>して、仲良く遊び、仕事を出来るかでしょう。

仕事となれば、どうしても同業者とは仲良くもしなければいけないし、眼には見えないところで<心身ともに>競争の心が働きます。

{生存競争}の言葉もあり、どれほど自分の心を使えるかです。

 

 「インターネット心理療法」で、<心を磨き>ましょう。

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