<<いじめ>>いじめと自殺(12)

 <いじめ>られている人達を、如何に援助と援護していくかと言う事については、俗世間では色々と論議されている。

また、色々あれやこれやと{策}を考えて、報道などもなされてはいる。

一方で<いじめ>ている人達の心・性格・人格を変えてあげる事には、全くと論じられていないように当方は思う。

 

 <いじめ自殺>の防止にあたって、有識者?その他に学校の先生方が、全校生徒達と相談して「<いじめ>を見たら、皆で防止のためにと立ち上がって・・」などと、生徒達を扇動している様な<感じ>に当方には伝わって来る。

<いじめ>防止のためにと言って、生徒達に<こうしなくては・・>などと、洗脳しているみたいにも感じて来る。

 当方が言いたい事は、<いじめ>る側の生徒達の心・性格・人格を、少しでも変える方向性にもっていく事も非常に重要だと言いたいのである。

 

 「親の因果が、子に報い」、「三つ子の魂、・・」の言葉、当方、全くと同感に思っている。

だから、<いじめ>る側の家族に接触して、<いじめ>る子供達の親にもコンタクトを取ってみる事である。

当方、今までに随分と難儀な思いはして来ているけれど・・・。

<いじめ>る側の親が{重要な鍵}を握っているからである。

親が<いじめ>る子供達を見つめる時、瞳・顔つき・表情・会話・行動・立ち居振る舞い、などなどは、本当に<歪>になっている筈であろう。

もっとも、親にそんな意見をしたら、親が理解してくれるものでもない。

 

 本当に真実に大変なのは、子育てについて説明しても全くと意見を<受け入れてくれない>親達に出会う場合である。

どんなに親の子育てについてコメントしても、全然と理解しようと考えない親が案外と多いのである。

それだけ親と子供の心関係が歪になっておりながら、自分の子供達を真面目に育てているつもりの親が居るので、大変である。

<いじめ>ている子供達の心、生い立ち、母と父との<過去の心の和解>が出来れば、簡単に人間の心・人格は良い方へ変革できるのである・・・。

 逃げる親達を、どこまで追いかけて<話し合い>ができるかどうかであろう。

突き詰めて考えると、問題なのは、自分の子供達に対して、親は子供の心身の成長には関係ないよと、不貞腐れている場合である・・・。

 

 <いじめ>ている子供達には、事の善と悪を判断する能力を持ち合わせていない。

格別に、親に不満や不平を抱いている子供達ほど、{善}と{悪}の判断、特別に自分についての判定を下す能力が欠けている。

 

 親は、自分の子供達から好かれる親になって欲しいのである。

コメントは受け付けていません。