<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追41)77歳~80歳

  77歳~~80歳ですよ。
もう、こんな年齢になれば、己の[「欲望」]を捨てて生きれば良いのにと思うでしょう。
だが、人間は、前回も伝えましたが、どんなに年老いても、己の[「欲望」]は捨てる事なんて出来ません。
面白いのは、どんなに年老いて、認知症になっても、それでも、更に、[「金銭」]にだけは、或いは、自分の周囲の物品などにも、誰かが盗んでいったとか、自分のものが無くなったとか、喧しいほどに、繰り返します。

  何で、なんて感じますが、これは、人間の{{本性}}かも知れません・・・。
本来ならば、人間対人間の({こころ})が、明確に結ばれていたら、認知症の方々も{{こころ}}が沢山と乱れる事は無いとも思いますが、現実の人間世界では、家族も誰も信用できなくなる方達が多いですよ。
もう、88歳と言えば、男性では、此の世から消えて行く年齢ですからね。
でも、自分が消えるなんて、全くと、認めたくありません。
それが、普通の一般の方達でしょう。

  この年齢では、相手の立場になってあげたいと思う人達は、少なくて、己の「「欲望」」を大事にするから、大変でしょう。
もう、本来的には、己の[「欲望」]を捨てて、生きるべきですよ。
沢山の[「名誉」]とか「「地位」」とか[「金銭」]の溜まったままで困る場合もありましょう。
現実には、そのような方々も、時折には、見受けられます。
でも、相手の方々の気持ちになってなどの({考え})は少ないでしょう。

  多くの場合では、自分の({名前})を残した建物とか、「記念館」」なども作る場合もあるみたいです。
これは、相手の気持ち、立場になって、生きるのではありません。
自分が此の世に生きて来た({証})でしょうかね、自分の({証})を残すために、行うものですよ。
でも、他人の立場にと言っても、本当に真実に、相手の({気持ち})を理解する、相手の({立場})になって生きる事なんかを、考えるべきでしょうがね。

  そう、[「身代わり不可症候群」]、「「身代わり不可症候群」」などの、気持ちを理解出来れば」、もっと、もっと、人生ですが、残された自分の人生が気楽になるでしょう。
どのような年齢であれ、私は、他人には優しい人間だと思っても、自分の生い立ちでの母親や父親に対する({己のこころ})を明確に調べて、自分がどのような人間だったのかを、明確に確認しておいて下さいませ。
私は、幼いころから、他人には優しくて立派な人間だったと思っていても、明確に見つめると、己の{{エゴ}}が見えて来るもので、少しながら考えましょう。 

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