<<家族・親子>>家族の病(17)

 『家族の病』で連載してきましたが、結論としては、自分の心を知る事でした。

追加せざるを得ないのですが、同時に、人間世界の人の心と更に地球サイズ、太陽系サイズ、宇宙サイズ、などで、イメージを取り込めるようになると最高でしょう。

人間学、自然科学、哲学的思考も少しながら重要ですね。

 

 ブログかコラムでも触れた事がありますが、少し難しい話をします。

四苦八苦の意味を、頭で知るのではなくて、体で知って欲しいです。

仏教の{空}、キリスト教の{風}なんかは、大変に人の心が如何に動いているのかを充分に教えているでしょう。

この様な言葉は素晴らしいのですが、人間は矢張り、物事を体で悟らないと駄目なのです。

 

 人間、頭の観念で喋っても自分のものにはなっていません。

<絵に描いた餅>では駄目なのです。

食べられませんし、美味しくないです。

人の知識も、単なる知識であっては駄目です。

どんな事柄、事件などが一度でも起ったものは、物理学的に考えれば、同じ現場には戻れても、その時点での時刻には戻れません。

過ぎ去ったものは元に返らないのです。

人間にとって、時間と場所は、今ある限りの出来事です。

 

 ですが、人の心、いや心に関わった人の体も、時間は戻せませんが、心だけは生まれ変わる事が出来ます。

心の{再生}、心身の{再生}です。

心が{再生}出来れば、自ずと心身も{再生}して来るものです、ね。

体験した人達でないと、この言葉や意味は理解困難でしょう。

だから、逆に心の{再生}事を計ってみる必要、重要さがあるのです。

 

 自分の人生も、家族の人生も、自分次第で変化して来ます。

悪い方向にも良い方向にも、自分の心次第です。

犯罪、虐待、暴力、暴言、薬物中毒、引きこもり、ニート、登校拒否、出勤拒否、自殺、殺生、神経症、うつ病、心身症、躁うつ病、統合失調症者の心の脆弱さによる行いや会話、タバコ依存なども心の弱さですね・・・、全てが心次第で起って来る現象です。

 

 自分自身を大切にする事は、<自分自身を捨てる>事ですが、捨てた事のない{人}には話しても伝わりません。

人間、時には自分の全てを捨てる、体だけは現実体験として息絶えれば、心も体も終わりなので、体は捨てた積もりでも良いです。

自己を、真剣に見つめる{術}を学習しましょう。  

 

 「・・心理療法」で、<執着心>を捨てられる人になれます。

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