<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追15)

  では、「「四苦八苦」」の中で、残りの「「四苦」」について調べましょう。
「「求不得苦」」の言葉があります、よ。
どのような意味かを、知っておくのが凄く大切です。
人間として生きるには、必ず、目前の物事を欲求します。
{{おもうがままに、ならなくて}}なんて言いますよ。
それでも、人間は、とにかく、365日間も、自分の欲しい物事を追いかけています。

  普通の方々は、ぼんやりと生きています。
勿論、当人にとっては、一生懸命に生きている積りでしょうが、人間世界での生き様は、誰もが、自分の欲求に押されて生きているのです。
自分の求める物事が、自分の好み通りに出来れば、此の世の中で、苦労する方達はいないですよ。
皆が、誰もが、それなりの苦労をしています。

  立派な自宅が欲しい、マンションが欲しい、大きな立派な自動車が欲しいなどと思っても、そう、簡単には、自分の思った通りにはなりません。
角度を変えますと、しばしばですが、人間は、先ずは「「金銭欲」」ですよね。
「「金銭」」が多かれ、少なかれ、欲しいと思うのが、人間でしょう。
「「金銭欲」」なんて、簡単みたいですが、大変なものです。
老いも若きも、「「お金」」、「「お金」」と、など叫びながら、毎日を生きているようなものです。

  次に、お話するとすれば、それから、余程の未熟者は別に置いておきますが、必ずや、「名誉欲」」と「「金銭欲」」とか、そのような物事を追い求めるものです。
最も、自分には、何も手元に入る程の努力は何もしていないので、贅沢な物事は諦めましたと、思っている人達は、まだまだ良い方でしょう。
でも、案外と、諦めた気持ちのわりには、小さい細かい物事でも({執着心})を抱えたままで、傍の人達を恨んでいたりする場合もあります。

  とにかく、面白い物事は、自分の知っている人が、自分の自宅の傍に{{豪邸}}を立てますと、平静な{{こころ}}を演じていましても、{{こころ}}の底では、現実的には、凄く恨んだり、悔しい思いなどする場合もあります。
それは、現実に、自分のそばで起こった事のある人でないと、理解が出来ないかも知れません。

自分は努力をせず、私は真面目な人間だと自慢している方達が、大変に困ります。
そう、自分が真面目だと思う方達は、他者の出来事には案外と簡単に怒りますし、立腹しますよ。
真面目に真剣に、自分が「「身代わり不可症候群」」の人間かどうか、確認です。

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