<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(1) コラムより

 本文はコラムに掲載済みですが、再度、ここにまとめておきます。

 

 ここでは、特異なパタ―ンの性格・心・人格の人達について少し触れてみましょう。

一般の人達は人間である以上、悩みながら人生を生きるのが当然だと言われています。

当方では絶対にそんな考え方を持っていません。

人生について、しっかりと勉強して行けば、悩まないで気楽に人生を楽しんで生きる事が可能となります。

 

 人間、人生を生きることにおいて、誰しも、自分が得をしたいし、何事につけても勝ちたい、優越感に浸りながら生きたい、褒められたい、賞賛を浴びたい、周囲の人達の注目を浴びたい・・・などと考えます。

例え、無意識的にしろですね・・・。

 現実面にてそんな状況を得たとすれば、逆に、人の前に立つ時に恐怖感に襲われてしまう人達を沢山と見受けられますし、パニックとなる人達も居られます。

人間社会、人生を生きるには、最低限の考え方が必要だと思われます。

勿論、少しながら人間学を学習しながら気づいていくものでしょうが・・・。

 

 人間社会で生きるのですから、一人で人は生きる事は出来ません。

常に誰かと、面と向かって、話しをしながらの生活にもなる訳です。

そこで何を説明したかったかと言えば、自分以外の他人の気持ちを理解出来る人であるかどうかが、人生を悩まないで生きる分岐点となる事実を知って欲しいからです。

 時には、相手の立場になれる事、相手の立場に立って物事を考える事が出来る人になる事が必要なのです。

世の中を生きるには、自分の得をする事、自分だけが優位に立つ事、自分だけが何事においても勝つ事、異性に対しても自分だけが最大に愛される事、などは有りません。

相手の立場で考えたり、相手と自分について熟慮できる人は、悩まないはずです。

 

 自分だけが得をしたい・自分だけが優位の立場でありたい、などと固執すると、相手の立場にはなれません。

人間社会を生きるには、ギブ&テイクの世界ですから、100%自分の事、立場のみを考えると、相手の人とは仕事にしろ遊びにしろ、全ての事柄に対して交渉条件が成立しません。

 自分がこう話をすれば相手はどんなに感じるのか、自分がこんな行動をすると相手がどのように思うのか。

自分が相手の立場になって物事を考える{自分=人}とならなければなりません。

 

 「身代わり不可症候群」、ここでは自分が相手の立場に立てない人の意味で、この言葉を使用しています。

世の中には、本当に相手の人の心や立場や諸事情を考慮してあげる能力の無い人が案外と見受けられます。

 そのような人達は、生きるのに大変なストレスを背負うものです。

疲れますし、心身症、神経症、うつ病にさえにもなります。

引きこもり、ニ―ト、フリ―タ―、と称される人達になって行きます(一部では優秀なフリ―タ―の方々もおられますが・・・)。

自分の事ばかり考えて、相手の人の立場に立てない人、この様な状況を「身代わり不可症候群」と伝えておきます。         

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