<<未分類>>「記憶」9

 人間社会で生きている人達と話しをしますとね、<人は死なない>などの「錯覚」を抱えて大衆は生活していますよね。

「死」については、必ずや、訪れて来ますが、人は「死」について考えたくありません。

<現実を認めたく>ないのですね。

健康な時も、そうですが、とにかく、人は「死」を忌み嫌うのです。

病気になって不治の病になっても、死ぬ時期が近づいて来ても、自分の「死」を嫌って逃げようとします。

 

 癌やその他の不治の病気になって、治療している時も、その人の過去の「記憶」によって闘病生活の気持ちも変って来ますよ。

同じ闘病生活をするのであれば、自分の人生と寿命を受け入れて「己の生命」に納得するのが、良いのですが・・・。

勿論、悪性細胞が神経に飛んで行って神経を圧迫すれば、癌による疼痛は起こります。

この疼痛は、どれほど、コントロ―ルが出来るかどうかです。

この癌による疼痛は、どんなに人間として人格が完成していても、痛みに耐える能力は困難でしょう。

 

 当方で、非常に興味深く感じているのは、帯状疱疹(ヘルペス)後の神経痛で何年も悩み続けている人達が沢山と見受けられます。

この方達は、「心理療法」(内観療法)で、特別に、自分の己の<深層心理>を深く覗いて確認していけば、ヘルペス後の神経痛は<<<簡単に治ります>>>。

何故なら、人がヘルペスになる時は、心身のバランスを壊している場合が多いからです。

そのために、体の免疫力が落ちている時に、ヘルペスに罹り易いです。

ヘルペスは、直ぐに薬で治療しますが、体の免疫力は変化していないので、体の免疫力をつけるために、自分の過去からの心の「記憶」装置である海馬を明確にしておきます。

世界中の人間の大脳の海馬は、多くの<<煩悩>>で汚れています。

そうすると、多かれ少なかれ、人間の海馬は悲しい<<煩悩の多き故>>に心身のバランスは危なかしいものです。

 

 「海馬」の記憶が明確に整理されると、心の葛藤は少なくなりますし、ストレスが小さくなるので、心身のバランスは良くなります。

心身の免疫力も上昇しますから、自律神経失調症、更年期障害、心身症、神経症、うつ病、その他にも、体の病気にも罹りにくいですね。

当方、長年月にわたり、「心理療法」に関わっていますが、人がこの人間社会でストレスを持たずに気楽に生きるには、過去からの記憶が沈潜して溜まっている、自己の大脳の海馬、大脳皮質、側頭葉などの状態を生理学的に正していければよいのでしょうか。

過去から~現在までの心を明確にする事、「海馬」の整理が重要です。

自己の過去を眺める「・・ネット心理療法」の体験で十分です。

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