<<心の世界>>自己表現・主張できない人たち

   自分の思った事、考えたことを人前で話せない人達が、沢山と見受けられます。

  ① 眼前の人に対して、1対1では気楽に話せるが、大勢の前では話せないという人達は本当に多いものです。
この場合では、それなりに、人間社会を生きていけます。
この様な人達は職員として、会社や企業で働いていても、出世前までの仕事では何とか働けるのです。
  しかし、長く真面目(一見、真面目そうに見えるだけ・・)に勤めていると・・・、
どうしても年齢的に次第に部下もできるし、上役となっていきます。
出世する程に、部下に話したり教えたり、人前で話をする機会が増えてくる訳です。
だんだんと、ストレスが増えてきます。
そういう状況になり現場で働いていますと、必ず悩みますね。
心が緊張してくるので、不安になり、緊張が強くなると、パニックとなり、自分が何を考えているのか分からない状態になってしまいます。
時には、失神して倒れることもあります。
そうなりますと、残るは、会社で働くのを辞めるしか道は残されていません。
迷いが強くなってしまった場合は、辞職願も出さず、その日に会社を辞めてしまう場合もあるでしょう。

  ② 最近では、1対1の人間関係でも、全く話をするのが苦手だという状態の人達が増えました。
このような方達は、勿論、大勢の前では、絶対に話すことが出来ないでしょう。
この場合では、人との交流が成立しません。
環境と言えども、必ず、環境にも人の影(人、人の心)はついて回るので、社会適応は出来ません。
劣等感も強大となり、心も体も自分の思う通りにはなりません。
人間社会を生きるには、とてもではないが無理です。
人の前に出られないと、{引きこもり}になります。
{引きこもり}のまま、長期間続けば、ますますと{劣等感}などの心が強大となり、
様々な問題や事件が、発生することにもなる場合があります。
何時までも{引きこもり}を継続するだけで、事件が起こらないと良いのですが・・・。
でも、{引きこもり}が続くだけでも大変です。

{フリーター}など、定職を持たず、また、職を転々とするのも、彼等は自分達が
心の対人関係を適度に成立しえないのを、知っています。
何時でも仕事を辞められる条件を、持っていたいのです。

また、全く職に就かない、外には出るが、全く社会的に生産性がないと言いますか、{ニート}と最近呼ばれている人達も、つまるところ、自分以外の他者、母と父を含めて、心の交流が上手に成立しないのです。

  ③ 人とのコミュニケーションが、1対1、大勢の前でも可能な人は、立派です。
唯、見せ掛けだけが、立派に見えても{その人の中身}が違う場合もあります。
所謂、他者に知られないように、化けて生きているのです。
でも、心の有能な人が、その化けた人を見れば、結構と分かります。
常識を逸脱した会話や態度が、見えるものです。
昔から、「物言わぬは、腹膨るる」と言います。
物を言っても、言葉で人を傷つけないことです。
人との対話、又、皆の前で話が出来るような人になりましょう。

心理療法で、こころの中のカラクリを知ることで、こころの操作ができるようになるでしょう。
(心の中のカラクリ=心理療法の適応)です。