<<いじめ>>いじめと自殺(1)

 {いじめ}による、また、{いじめ}られて<自殺>などが世間で流行している。

マスコミの報道にも、少しながら影響はあるものと考えられる。

当方、マスコミの報道が悪いと言っているのではない。

当然の事ながら、マスコミとしては<報道すべき>ものであるのかも知れない。

<良い>とか、<悪い>とか言うのも、立場を変えればどちらとでも言えるもの。

 

 当方、25年来に渡って{心理療法}特に「カウンセリング」や「内観療法」などで、個人的に人の心に関わって来た。

登校拒否、いじめ、非行、校内暴力、校外暴力、シンナー、各種心身症、各種神経症、うつ病、引きこもり、などなどにしても、それなりに明確な「因」があるものである。

「因」とは、矢張り、どんなに考えても{家族の病}がある。

子供達は、親の因果を引いている。

昔から、「三つ子の魂、百まで」、「親の因果が、子に報い」などの言葉がある。

 

 最近のマスコミの報道では、親と子の問題を抜きにして、学校の状況ばかりを報道しているのが現状ではなかろうか・・・。

勿論の事、学校の先生達の中にも<身体は大人になって、学校で教育の仕事をしてきても>、ある年齢になってくると、案外と幼児帰りしてしまう方も居られる。

表面には見えない程度の人格障害を持ったまま学校の先生になって、心の未熟なまま教員生活を続けている人達の何と多いことかと感じている。

子供達への注意の仕方が分からないし、言葉の暴言・暴力を現実に投げかける先生達も多いと思わされる。

 この先生方、いや、全ての先生方と言っても良いであろうが、生徒含めて他の先生や他人の気持ちが解らないのである。

もっとも、無理もない事であろう。

人間は、自分の心が理解できていないと、自分以外の他者の心も読めない。

先生に限らず多くの人達は、自分の心は<正常だと思って>いる。

心が異常で未熟であっても、自分の未熟さを理解できないから本当に大変である。

臨床心理士&心理療法士として、申し上げたかったことである。

 

 いじめ、その他の事件にしても、とにかく学校の先生達の中には本当に未熟な人達が居られる事だけは述べておきたい。

当方の子供達も、随分と学校の先生に<言われなくても良い事までを、心に釘を刺される言葉までを投げかけられて>いる。

当方、あまり賢くもないから、“心の世界”・“人の心”を勉強せざるを得なかった事実がある。

自分が未熟だと認めない人達には、心の進歩は無いであろう。

学校の先生達へ、もっと自分の心を学習して欲しいと苦言を呈しておきたい。

 

子供達の悩みの心の原点を知るために!!ですね。

コメントは受け付けていません。