<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群4・・・悩まないために

 此の世に誕生してから、多くの場合では、母親から育てられます。

勿論、母親も父親も居ない場合もあります。

子供が出来たら、直後から、去って行く両親も居るものです。

また、父親が居なかったり、母親が居なかったりと、色々な場合が有ります。

そんな子供達は、確かに、自分のル―ツが不明確なので、常に{{こころ}}は不安に晒されます。

 

 何で、親の代わりに自分を育ててくれた人に感謝をすれば良いのではないかと、思う人達もいます。

だが、人間の{{こころ}}はそんなに簡単なものではありません。

自分を此の世に誕生させた{{親}}の顔を知らないと、随分と悲しい思いをするものです。

そんな悲しい思いが、「「無意識」」の中に溜まりこんでしまい、離れない場合もあります。

自分で此の世に自分を誕生させた人間の顔を思い出そうと考えようとすればする程に、自分の{{こころ}}にストレスは溜まります。

 

 何度も繰り返しますが、人間は、此の世に誕生して、自分は{{天から生まれて来た、天から命を授かったものと思いたくても、なかなかと生態系に事実と異なった事を受け入れようと考えても、無理ですね・・・。

人間の「「命」」が、天から誕生する筈もありませんからね。

それでも、自分の「「誕生」」を受け入れて納得する人は、居ませんからね。

両親が、本当の母と父で、人間として誕生しても親のちょっとした「「会話」」や「「行動」」や「「こころ」」の有り方で、赤ちゃんのうちから{{両親}}に対して、「「不満」」や「「不平」」や「「悲しみ」」や「「恨み」」を溜め込んで育つ人達も居ます。

 

 この頃の「「マイナスのこころ」」が、自分が成長する過程で消えて行くのが最良なのですがね。

昨今では、親にも沢山の親の歪な{{こころ}}が有りまして、子供達は苦労もします。

親は、子供達に対して、完全なる親を演じれば最高なのですけれどね。

親には、親の自分の考え方がありまして、自分の好きなように生きる親が多いです。

子供達の立場に立って、子供の気持ちで、親の自分を見つめると、結構と簡単に自分の{{こころ}}を変更しないといけないと理解できる筈ですが???。

 

 子供は小さい間は、なかなか、親の立場にはなれません。

大きくなってから、自分の親の立場になって下さい、などと言っても、親の気持ちを理解できる子供達は少ないです。

「「心理療法」」の体験なしでは、どだい無理だと言っても間違いないでしょう。

「「身代わり不可症候群」」などの状況が続けば、本当に悲劇だけですからね。

自分の{{こころ}}を点検しながら生きる事が、凄く大切でしょう。

どうぞ、「「身代わり不可症候群」」の意味を理解して下さい。 

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