<<心の世界>>大切な事(心・人格)10

 誕生した時から、両親や兄弟姉妹や祖父母からでなくて、親戚から育てられる場合もありますね。

 

 随分と、変わった誕生もあるものです。

見方によっては、悲しい誕生でしょう。

成長すればする程に、自我の発達が、自分の人生を<何となく>、否応なく、無意識的に見つめる事になります。

普通、人は過去を無意識的には見ているが、過去を振り返っても具体的には見つめないので、本当の自分を知る事は不可能です。

そう、自分の潜在意識と無意識の心を理解しないままで、生きる。

気づかないが、不自然な自分の過去が、不自然に今の自分を強迫して来ます。

近所の人達、学校での人達、社会や職場の人達、全ての隣人と自分を比較するでしょう。

無意識的に比較する場合と、有意識的に比較する場合、その中間もありえます。

余程の事、「人生とは、何か」、「人間の存在とは、何か」などなどを勉強しておかないと、人生について<ぼんやりと生きる>事になるでしょう。

 

 両親からでなくとも、他人から育てられて、人間社会で上手に生きられる場合もあります。

ですが、一度、自分の生きる人生で<迷いのどん底>に入り込むと、そこから抜け出るのは難しいものです。

悩んでも、苦しんでも、パニック(本当の自分を知り尽くしていればパニックにはならない)になっても、何で自分がこんな状態になるのか気づかないから、人生って怖いです。

人生を生きるのが辛くなると、うつ病にもなってしまいます。

 

 少し余談になりますが??? 

<医療の世界で、本当に悲しいのは、うつ病の人達を薬だけで治そう>と思わない事なのですが・・・、多くの医師達は、うつ病=薬なのです。

当方、うつ病者の治療には、絶対に薬だけで治療して欲しくないですね。

薬で人間の心・性格・人格などを変える事は不可能ですから、「悩まない人」になっておかないと、薬だけで治療すると、治ったように見えても駄目なのです。

劣等感の塊、力量も実力も無いのに、見栄と虚栄心だけは沢山と身に付けています。

 

 勿論、親戚の人達に育てられても、育てる側の人格が、育てられる子供達に無意識的に伝播します。

育てる親戚の人達でも、一生懸命に子供達を育てる場合もあるし、あまり親切にしないで周囲の人達と差別をつけながら、の場合もあります。

人の{生い立ち}って、本当に大切です。

可能であれば、人間が自分の人生を生きるのに、周囲の人達や環境に、金輪際と、不平や不満を持たない事なのです。

これは、{生い立ち}を「因」として、出来上がった心・人格のなせる「業」です。

 

 本当の自分、自己を知る「心理療法」の体験が重要です。

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