<<うつ病>>うつ病者の社会復帰(1)

 「「ここで、某氏に便りをした文章を、ブログに載せてみたい。

 読者は、是非とも、参考にして欲しいのである。

 格別に、医師や心理士や、はては、宗教家も一読しておいて欲しいと 考える。」」

 

 本来は、医師なのです。

たま、たま、32歳で開業しましたから、ふと、「人生は、何ぞや」ってな感じになってしまって、その後は、日本の宗教、世界の宗教までを、毎日毎日のごとく朝まで読み耽っていました。

 

 その後、人から<悩みを取ってあげる>には、と考え始めて宗教を開こうと考えましたが、医者の仕事が出来ないので、そちらの方は中止しました。

その結果が、カウンセリングから入り、内観療法へと・・・・・・・・・・・・・・・。また、描画や箱庭などもやってみましたが、あまりにも遠回りして、最終的には<己の自己、真実の深層の心を明確に知る>には全然、無理だし、本当の真実の自己を知るには、とにかく<あまり役立たない>との私の結論に達しました。

 

 当方、25年以上にわたり「心理療法」を続けてきました。

一番に苦労するのが、境界例人格障害の人達に対する<治療>でしたし、現在でも同じ気持ちがしております。

正直に言って、治療して、彼らの人格を良好に変えるには苦労します。

今の現在でも、治療は困難と思っています。

 

 当方では、8000人くらいが内観療法を受けています。

今は、別の心理士も居ますが、それまで、昼の食事も晩の食事もする時間が無いくらいで、毎日の面接が終わるのが、夜の12時過ぎでした。

診察しながら、一度に14人の面接を抱えると、逆に一般の人達への診察の時間が少なくなって職員から、欲求不満が出る程でした。

今は、他にも、心理士が居ますので、あまり苦労はしませんが・・・。

 昨今では、バブルが弾けた後に、人対人の信頼関係は、もっともっと希薄になって消失していったような気持ちがしています。

来談者が尋ねて来られても、最初は「カウンンセリング」で意外と時間を取ります。

充分に話を聞いた後に、{その他の心理療法}を説明します。

しかし、少し前の人達と違って(バブル崩壊以前の・・)、即座に、{心理療法}を受けますと答える人達は、やや減ったようで、数日間、1ヶ月間あまり考えてから、苦しいから「内観療法」を受けたいなどと、返事が来たりもします。

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