<<人間の犯罪>>犯罪について(20)

 精神科医が、人間の{{心}}を正しく性格に判断できるかと言えば、「NO」ですね。

精神科医も、自分について<<自分の心が随分と歪>>だという事柄は、知っていません。

勿論、精神科医や診療内科医が{{不思議な人間}}だと、言う考え方は一切と有りません。

極一部の人達と、言っておきます。

 それに、人間の生い立ちの中で{如何に育ってきたか、如何にアイデンティティ―}}が養われて来たかは、大人になっての社会生活での{{人生での生きる迷い}}と関係ないと言う人達も居ますが、当方は20年来、直接に「心理療法」に関わってきましたが、人間の過去の{{心}}を外して人間を眺めては駄目だと考えます。

 

 カウンセリングも、数年間行なって来ました。

カウンセリングなどは、原則的には、現在と直近&近未来を主体的に、来談者の言葉に<<耳を傾ける事>>になります。

詳細な過去、生い立ちの過去の{{心}に触れる作業は少ないです。

勿論、カウンセリングにても、一定のル―ルから距離を離して行なう場合もあるので、色々な仕方(方法)はあります。

 カウンセリングにても、当方で、結構と日数をかけて来院あり、現在の話を主体に聞いて、その後に「課題」をわたして自宅で{{自分の生い立ちと過去の心}}を一定の年数に区切り、報告していただいて{{今は、日常生活を普通の生活}}で過ごしている人も居ます。

この方は、今の現在でも、「統合失調症」の診断をしています。

カウンセリングの変法ですね、何事も<これしか、無い>と言うのも間違いでしょう。

 

 ここで、何を皆様に伝えたかったのか、精神科医や心療内科医の人達が、現在の諸問題を解決するには、現在の事と近未来を如何に生きるかを考えなさい、と、言うのですから、怖い話です。

つい、先日ですが、某国にて、精神科医が十数人の他者を射殺して数十人の他者に怪我をさせています。

これは、完全な「犯罪」ですが、原因となる「大きな犯罪」は彼の{{生い立ちの心}}に有りますが、誰が{{そんな心の過程に、気づく}}でしょうか。

沢山の人達を射殺せずに、自分が自殺するか、刑罰を受けるのかだけでしょう。

 

 近未来が不安で自分を強迫していると、言うのも当然ですが、当方が伝えたいのは、彼の{{生い立ちの育つ過程にて、眼前の自分に迫る人生の壁}}を、乗り越える力量を持ち得なかっただけでしょう。

人生を生きていると、何時、何処で、何が自分に迫り来るかを、精神科医であれば対処する{{力量}}くらい持っておいて欲しいです。

「三つ子の魂、百まで」、「三つ子から、自分の現在に至るまでの過去の心」など、真実に重要で、今の「犯罪」や「事件」は、その人の過去の{{心}}が自分の{{会話}}と{{行動}}を操作している事に気づいて欲しいものです。   

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