<<心の世界>>リストラ(4)

 会社や企業では、派遣会社からの来られた人達を採用して、仕事をして頂いた方が利益につながるようです。退職してもらいたい時は、退職してもらえば良いですからね。日頃から、そんなシステムと言うかそんな形式になっているようです。                          会社や企業の景気が良い時は、早急に人員の増加を派遣会社に頼めば早く来てもらえます。会社の景気が悪くなれば、退職して下さい、などと言えば良いですからね。                               
                                  全般的に考えてみると、どうして、昨今の人達が派遣会社を利用して就労するのかと、その心を皆さんに知ってほしいです。職業安定所を通して就労すれば、そんなに簡単に退職を求められる事は無い筈です。この辺りの、人間の考え方、詳細に熟慮しますと、その人の心・性格・人格について理解できる人達は、非常に少ないので残念に感じます。弱い人の心の矯正を考える前に、自分の心と性格と人格について、少しながら勉強して欲しいものです。

 一般的に、昨今の社会状況と言うか、現代社会での<<子供達が育つ環境>>は180度全くと変化して来ています。

家族背景としては、家族の中で子供達の数も減っています。

両親や祖父母と一緒に過ごす事も、非常に少なくなっています。

大家族の中で育つと、それなりに、家族においても家族の人間関係を自然に見ています。

また、家族の会話や諍いも自然と見たり、耳にも入っています。

そこでは、嫌いだとか、好きだとか、自分で自ずから無意識的に判断をしながら育つものです。

 

 人間の人格矯正で一番に大事なのは、自分の目前の状況の「損」と「得」を判断できる事ではなくて、自分の心の「損」・「得」を判断できるか、どうかの問題が有ります。

普通であれば、誰でも、自分の意識・心を自分に向けて<<幼い時から、自分は真面目な人間、不真面目な人間などと>>判断が出来ます。

 少し表現を変えて伝えましょう、

閲覧文で、「「身代わり」」と当方は言っていますが、「身代わり」できない人達が増えています。「身代わり」の出来ない人達は、リストラ社会の社会現象の理解が明確に理解できないでしょう。

 

 「身代わり」!! そう、相手の立場に立てない人達が、相手の立場から<<自分を判断>>する能力が失われています。

当方では、「身代わり不可症候群」なんて言っていますが、この事実は大変に怖いです。

「身代わり」出来れば、相手の立場を理解できるし、相手の悲しさ・苦しさ・惨めさ・嘆き、なども理解できますし、また、自分の喜びも悲しみも素直に表現できる筈なのです。

幼い時から、人間の気持ち・自分の心や悲しみや怒りや憎しみなども表現できる人達になって、少しずつでも成長して欲しいと考えます。

己を見る「インタ―ネット心理療法」で、大丈夫です。

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