<<心の世界>>悩まない人間になること

2014 年 1 月 11 日

  人間世界を生きるということは、人は{喜怒哀楽}を持って日常生活を過ごしていくものであると解釈されています。当たり前の事として、皆様は理解できているでしょうし、何時も、そういう気持ちで生活をなさっていると思います。
  しかしながら、本来的に「自分のこころ」については、体得できていないと思います。
ですから、自分には、何も悩みはないと思っています。

  人間として此の世に生まれてきた以上は、(胎教まで考えると、生まれ出てくる前からということになります。皆が生い立ちから現在まで成長する過程のなかで、ストレスを抱えているのです
  ただ、気付いているのか、気付いていないかだけですね。
殆どの人達は、人の心について勉強されていないので、自分の本当の心に気付かないで、人生を生きることになっています。

  沢山のストレスを抱え込んでいても、「自分は、全くストレスを持っていない」と自己主張される方もいます。心身症疾患で悩んでいるにもかかわらずにですね。
「自分は、体の病気だ、心の病気とは全然関係ないよ」と、言われるのです。
  それほどまでに、人は、自分の深い心の世界で、どういう風に自分のこころが{渦巻いて}動いているのかを知っていないのです。
  自分の会話・行動なども、自分の過去で自分がため込んでいる心が動かしている事実を、体で知ることが大切です。

  人の会話や行動は、全て{自分のこころ}が動かしているのです。
ですから、こころがそれなりに安定していれば、からだも安定します。
  こころが安定していれば、俗世間を騒がせるような事件も起きません。
フリーター、ニート、引きこもりにもなりません。
  {うつ病}も治ります。
悩まなければ、絶対に{うつ病}になりませんね。

  本当に悲しいのは、人間の悪い癖で、自分のこころを知ろうとしないことですね。
自分の浅いこころや深いこころ、すなわち(ちょっと表現が難しいですが)・・・・・・ 
  自分の顕在意識・潜在意識・無意識のこころを確認しておけば、こころの平安を得ることが出来るし・・・・・、
悩み・苦しみ・神経症・うつ病・未熟人格などからも解放されて、気楽な人生を送ることが出来るのです。

  自分の悩みや苦しみや人格を、自分の力でかえることは、100%不可のだと言って間違いないでしょう。
  人生を生きる上で、「自分のこころとは」、「自分とは」、「自己とは」、「人生とは何か」、「自分の実在とは」、「自分の存在とは」、を考えてみる(洞察してみる)ことですね。
  要するに、自分は本当に「善人か」 「悪人か」、「真面目な人か」 「真面目でないか」、「賢い人か」 「馬鹿な人か」

生い立ちから現在に至るまで、自分の過去の心を振り返った上で{再確認して再解釈}しておくことですね。
   {悩まない人に}なれます。 

<<心の世界>>過去を振り向かない人間達4

2014 年 1 月 7 日

  そう、今、当方が伝えている方々さえも、「「耳」」で聞くだけでは、{{うつ病者}}は治る筈はありません。
 しばしばと、{{うつ病者}}には、説教して治してあげようなんて、「「心理士」」でない方々は、そんなに思います。
ですが、説教で治るような方々は{{うつ病者}}でも、ありません。 

  随分と{{こころ}を勉強しないと、{{うつ病者のこころ}なんて理解できません。
精神科医も心療内科医でも、先ずは、自分の生い立ちの{{こころ}}を知っていないと、「「心理療法」」をすることはできないでしょう。
 精々、「「カウンセリング」」まで、でしょうかね。
ですが、「「カウンセリング」」で、簡単に人間が生まれ変わるのかと、当方に質問されるのなら、「「変わらないでしょう」」って、言うしかありません。

  現実に人間社会での{{人間について、お話を}}しています。
過去を生きて現在を生きる、現在を生きて未来に向かって生きています。
これが、人間の生き様ですよ。
 本当の自分を知らなくて、人間社会を生きるなんて出来ません。
{{うつ病者の治療}}には、薬だけで治すのは難しいですよ。
必ず、「「心理療法」」を必要だと気づいて欲しいものです。

  真実なる人間として、生きる事が最大に重要です。
殆どの人間様は、自分の「「本音」」を化けて生きる事にしています。
だから、自分の希望通りにならなければ、気持ちも落ち込んでしまいます。
  とにかく、自分の{{こころ}}の間違いに気づく事なのです。
相手の人間が悪いとか、こんな事柄は、自分に無かった筈だとか、考えているので、自分の病気、{{うつ病者}}は治りません。

  何度も、繰り返していますが、相手が悪いのでもなくて、自分の{{愚かさ}}や自分の{{間違い}}などに気づくと、簡単に{{こころ}}は回復しますよ。
  悲しい、辛い、惨めであると・・・、怒り、劣等感、焦燥感、相手が悪いなどなどと思うマイナスの感情が湧き起って来ます。
  喜ぶ時は、喜び、悲しい時は、悲しいと・・・・、自分の{{こころ}}を表面化して生きる事なのです。
ですが、人間世界で、本当に真面目に{{自分のこころ}}を曝け出せるのかと、質問を受ければ、自分の「「本音」」を曝け出せる場所とか、受け止めてくれる相手が必要です。

  とにかく、認知症になってからでは、{{こころ}}を変える事は不可能です。
だから、認知症になる前に、{{うつ病者のこころ}}を治さなければ駄目ですよ。
薬だけで、治療していますと、簡単に年老いて行きますし、駄目人間のままで、自分の人生を終わってしまいます。 

<<心の世界>>過去を振り向かない人間達3

2014 年 1 月 4 日

  これまでに、沢山の人間の{{こころの状況}}を記載していますが、少しだけ追加しておきましょう。
 人間が此の世を生きる上で、自分の幼い頃から、自分の現在までの{{こころ}}を見てみると、必ず、色々な沢山の{{こころ}}が出て来ます。
綺麗な自分の{{こころ}}も有るでしょうし、過去の{{美しいこころ}}も見つかるでしょう。

  ですが、一方で、自分の気づかなかった{{こころ}}も沢山と出てきます。
そんな己の過去の{{こころ}}を、見つめなおすのですね。
 必ず、現在の自分を明確に理解していると思っているのが、日頃の人間様ですよ。
私は、人間世界で正しい生き方をしていると、思っているのが、{{うつ病者のこころの世界}}です。

  本当に正しいか、どうかを、見つめなおすことが重要です。
これだけで、自分の過去の{{こころ}}を拾い出してから、そんな{{こころ}}を相手の人に話をするのですよ。
 でも、自分の{{こころ}}を誰にでも、話すことができるかと言えば、必ず、「「心理療法」」の中において話さないと、無理ですよ。
「「心理療法」」の中で、話をしていかないと、自分の話を否定されたりもします。

  そんな自分の過去の{{こうどう}}や{{こころ}}を話しても、相手が日頃の普通の人であれば、過去の自分を否定されてしまいます。
 いや、{{貴方は真面目な人だった筈ですよ}}とか、素人の方々は、自分に「「耳」」を傾けてくれるだけでなくて、悩んでいる方々へは、{{善人ですよ}}、なんて言ってしまいますから、自分の過去の{{こころ}}を変革できません。

  「「うつ病者」」などは間違いなく、相手が悪いとか、世の中が悪いとか、思うのです。
「「劣等感」を、必ず抱えていますよ。
自分は駄目人間とか、自分を卑下しています。
 卑下するから、{{うつ病}}も治りません。
当方が、自分の過去の{{こころ}}を捜してください、なんて言うのも、 卑下するような過程を通るのではなくて、現実に真実な自分を捜すのですから、本当の自分に気づくのです。

  本当の自分に、気づけば嬉しくなります。
卑下するよりも、認める事で、卑下できなくて、{{生まれ変わりの}}自分にきづきますので、嬉しくなります。
 自分の生まれ変わりに気づきますと、凄く嬉しくなります。
何度か触れていますが「「至福体験」」とか「「至高体験」」とかに至ります。
時には、「「神秘体験」」をも気づく方々も居られます。 

<<心の世界>>過去を振り返らない人間達2

2013 年 12 月 27 日

  そう、本当に、己の過去を振り向かない人間達が多いのです。
何とか、{{こころの治療}}をしてあげようと思っても、言われた人間達が納得してくれなければ、どうにもなりません。
  大変に面白いのは、一生懸命になって、{{こころの病気}}で悩む方達が、言われた事柄を真剣になって考えない事ですよ。

  今までに、何度も繰り返して、皆様方へ伝えてきました。
{{からだの病気}}の治療は、勿論と大切です。
  人間、最後は、どんなに{{こころ}}を大事にしても、からだは、最後は{{老衰}}のようになってしまって、どうにもなりません。
{{こころ}}が大事なのは、人間が自然に死ぬるまでの{{間}}ですよ。
そんな時間ですが、当方は生きている間に、気楽に楽しく生きるのが大事だと伝えています。

  また、なぜ早く歳をとるのかとらないのか、考えてみますと、{{運}}悪くて、{{遺伝子}}の問題でしょうかね。
40歳代でも、50歳代でも早く、認知症になる方達が居ますよ。
  そんな場合など、遺伝子が関連している場合では、誰にも言えませんよ・・・・・、
「「心理療法」」が大事だとね。
でも、一生懸命に、思ってみますと、そんな短い人生であっても、余計に、{{こころ}}は充実して生きたいものです。

  そうですから、{{こころの充実」}は、矢張り、人生が短くても本当に大事ですよ。
  悩まないで生きる事が出来れば、どんなに素晴らしい事でしょう。
  人生が、短かくても、どうであれ、悩まないのが、良いでしょう。

  何故か、子供の時から、{{不安障害}}、{{うつ病}}、{{非行}}、{{不純異性交遊}}、{{いじめ}}、{{自殺}}、{{事件}}、{犯罪}}、などなど、{{劣等感}}なども苦しいでしょう。 
  幼い頃から、{{肩こり}}、{{腰痛}}、{{慢性腹痛}}、{{下痢}}、{{頭痛}}、{{不眠}}などなど、また、{{事件}}、{{犯罪}}なども絡んで来る場合があります。
40歳前までに、悩みが無かった人達は、少ないでしょう。
仮に、命が短期であっても、必ず、人間って、{{悩み}}を持ちながら成長するものですよ。

  普通の方達は、{{こころの病気}}と{{からだの病気}}の区別が出来ませんよ。
でも、「「心理療法」」をですよね、己の過去の{{こころ}}を点検すれば、簡単に理解できるでしょう。
  とにかく、{{こころ}}については、医師達も人間の{{こころの底の絡繰り}}を理解できていないのが普通でしょう。
当方、本当に、何十年も、{{こころのケア}}をして来ましたが、悲しく感じています。
今からですが、少しずつ{{こころ}}に伝えて行きます。

<<心の世界>>過去を振り向かない人間達1

2013 年 12 月 26 日

  人間って、面白いですよ。
当方の過去の{{思い出}}ですが、今の現在でも、明確に記憶しています。
うつ病の患者さんの4人について、話してみます。
  当院では、{{こころの病気}}について、簡単に診断できますし、治療についても、明確に理解できています。
からだの病気だと、皆さん方が思っていますが、「「肩こり」」や「「腰痛」」や、「「動悸」」や「「腹痛」」や「「下痢」」、その他にても、沢山の病気が{{こころ}}と繋がっています。
でも、俗世間の方達は、病気の原因などの区別を出来ません。

  勿論、そんな状況が、人間世界の真実の現況です。
誰もが、人間の{{こころ}}を理解できる訳でもありません。
お医者様でも、{{こころの病気}}を簡単に理解できる人達は居ませんです、よ。
  だから、病院に行っても、薬の投与などを進められて、投薬を受けながら、病気が「治らない」と悩んでいます。
当方は、30年前から、個人の「「人格」」とか「「性格」」などを見つめて治療する事が大事だと、説明をしています。

  純粋な心理士よりも、医師&心理士の方が大事だと、言っておきます。
何故かですよ、医師であれば、からだの病気も充分に理解できます。
そのうえで、{{からだの病気}}と{{こころの病気}}を理解できます。
  これは、病気の根っ子には、{{こころ}}が動いていると、診断できる能力のある医師であるのが、大事です。
{{こころ}}を理解できない医師は、沢山の誤診をするでしょう。

  勿論、一般の人間社会の人達が、{{こころ}}を勉強しようとしないので、医師が普通の皆様へ、{{こころ}}を伝えようとしますが、一般社会の方達が、{{こころ}}を理解しようとする気持ちを抱えていないので、大変です。
  むしろ、現実は、多くの人間様は、{{こころ}}の話をすると、機嫌の悪い表情を見せますです、よ。
悲しい現実です。
真実に治療できると考えても、「「心理療法」」を理解して受けてくれませんと、どうにもなりません。

  最近になって、某国でも、生い立ちの過去の記憶の{{こころ}}を治すことが大事だと言われて来ています。
でも、そんな知識を蓄えても、あまり意味がありませんよ。
知識として、自分の身につけた事柄は、あまり役立ちません。
  人間の本当に大事な生きる道は、他者を恨まない事、不平を持たない事です。
  自分の過去の{{こころ}}の過ちを見つめて、確認するのが良いです。