<<講演>>うつ病(7)

 何度も先述しましたが、<悩まない人>になるだけ、それだけで充分でしょう。

<悩まない人>は絶対に{うつ病}にはならないと言っても良いです。

 

{悩み・苦しみ}が先か、{大脳の神経内分泌の変化}が先か。

うつ病者では、どちらが先に変化が有るのでしょう。

誰でも理解できると思います。

悩んでいても「悩んでいない」と言う人達も見られます。

当方から見れば常識的にも考えられないものですが、こうした現実は沢山とあります。

悩んで苦しんで、不安や恐怖を抱えていながら・・・。

 

 時折ですが、その心の“建前”と“本音”を教え、伝えてあげる事もあります。

しかし、人の心の現実を正確に教えてあげたとしても、教えてあげた人と、教えてもらった人との人間関係が上手く行くかと言えば、決して良好になるとは限らないですね。

残念なことに伝わらないのです。

当人の底辺に有る心を教えたとしても、立腹さえされても感謝をされる事はありません・・・。

悲しい事です。

当の本人が、ある程度自分の心の下層にある心に気づいていれば良いのですが・・・。

顕在意識~潜在意識~無意識の心など、本人がこの様な知識を持っているだけでも違うのですが・・・勉強しないし・・・勉強しようとしません・・・。

 

 多くの人達は、お金儲け、或いは、地位や名声を追い求めていながら、“自分の生い立ちの心が自分の現在の会話と行動と心を動かしていること”に気づいていません。

気づいていないのに、教えられても理解できないところが悲しい現実なのですね。

それが人の心というか、意識のレベルなのです。

人生を生きる、人間社会で自分を活かす、そのためには、自分の浅い心と深い心、易しく言えば、本音と建前を自分の脳裏に焼き付けておく事なのです。

人への教育が大事です。

 無意識と潜在意識と顕在意識の心を、自分で<答え>を出しておき、眼前の如何なる人達や環境・状況にも対応できる能力を養っておくべきなのです。

あの人が嫌い・・、あの様な事は嫌い・・、嫌い嫌いと言っても人生此の世の中を渡れません。

どの様な事柄が自分に押し寄せても、自分の力量でもって対応し解決すべきでしょう。

しかし自分一人で出来る事については極僅かですから、自分以外の人、他人に依存しお願いしなければ、生きる事が無理な場合が沢山とあります。

時には、思い切って他者に{依存}する勇気も必要です。

{拒絶}されたとしても、相手にも色々な理由が有るのでしょうから、また別の人に{依存}する事が必要な場合もあります。

ある程度の切磋琢磨があって、初めて他者も自分を認めてくれるものです。

 

 今まで歩いて来た自分の過去を点検するだけで、自分の実力と力量は大きくなります。

過去の心を回想し、自分の心を磨いておけば良いです。

自分の心の操作次第です。

「インターネット心理療法」を受ければ大丈夫です。

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