<<うつ病>>究極の世界(14)

 「うつ病」に罹るかどうかは、その人の{人生観}に関わっているだけだ、と伝えておきます。

本当に面白いというか当方から見ておれば、うつ病者の心には{簡単な心のトリック}がありますね。

うつ病者の心は決して複雑でもありません。

全ての心の{カラクリ}が見えるものです。

勿論、長期間心理療法に関わって来ないと、全くと皆さんには伝わらない「心の世界」の話ではありしょうが・・・。

 

 自分の心の底にマイナスの気持ちを抱えながら日常生活を送り「自分はとても真面目な人間だ」と思っているところが危険な考え方なのです。

 人は生まれ、成長し、人生の終末に向かって滅して行くだけなのです。

人生とは、唯、唯、それだけの過程なのです。

遺伝子の結合→胎内→新生児→乳児→幼児→学童→生徒→学生→青年→成年→壮年→老年・・・などの過程を通り、人は滅して行きます。

{生}あるものは、必ず{滅}するものです。

 殆どの人間は<近過去>と<近未来>だけしか見ないものです。

それが、普通の人達の考え方です。

しかし、これでは普通の人間で終わってしまいます。

{人生とは、何か???}、{自分の存在とは、何か???}、{他人と自分???}、{動植物と自分???}、{自分と太陽系???}、{自分と銀河系???}、{自分と宇宙???}・・・などの関係を、とことん見詰めて熟慮してみる事です。

これらをしっかりと眺めて体得出来ている人ならば、自分の人生を生きるのに不平・不満・やきもち・嫉妬・妬み・恨み、などは持たないものです。

だとすれば、劣等感・優越感・自惚れ・も持たないで済みます。

 

 「うつ病」の人は、薬を服用するだけでは人生の勉強になりません。

薬を服用しないと{頭の回転・思考能力が廻らない}、そんな場合は絶対に内服薬を飲みながら“心理療法”を受けましょう。

やがて薬は要らなくなるでしょう。

注意しておくべきは、自分の事ばかり考える事ではなく、時には他人が喜ぶ事もしてあげましょう。

 自己中心的な考え方、自己愛形(ナルシスト)の人もあまり関心できません。

何故なら、周囲の人達から嫌われる事になります。

あまりにも周囲から嫌悪感をもたれると、“悲しい思い”・“孤独な思い”をして自分の居場所がなくなってしまいます。

 

 そう、人生、時には周囲の人から嫌われたり馬鹿にされる場合もあるでしょう。

これが何時までも続かないようにする事がその人の手腕です。

どんなに努力や精進していても、時には周囲が認めない場合は有ります。

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