<<いじめ>>いじめと自殺(15)

 当方、長い間に渡り心理療法に関わって来ているが、人間の考え方・思い込みについて非常に興味深い事があります。

人間本来の思考体系が、多分に狂っているのでしょうね???

これが普通の考え方なのか「自分には何も悩みは無いのだろう」と、思って生きています。

 

 親が「自分の子育てが間違っていた」と、気づくだけで子供達は随分と変わります。

当方で沢山の人達と面接しますが、色々様々の思考体系の母親や父親が居られます。

 例えば、自分の子供達が悩み込んで社会適応していないのに、母親も父親も自分達には全く悩みは無いと答えます。

「どうして悩みや苦しみが無いのですか!?」と、質問するのですが、子供に<しっかりせよ>と思い込んでいるだけで、自分には悩みは無いと・・・答える。

親の自分達は<しっかりしている>ので、子供達よ<頑張れ>それだけで、解決すれば良いと言うのです。

 登校拒否や非行なども、親達は「自分達には関係ない」と、思っています。

まして、子供達の<いじめ>についても、親達は、親の「因果」を何度も聞かされたものの、自分と子供達の心は全く関係ないので<いじめ>に遭っている子供達に<しっかりせよ>と、自分達の心を投げかけているだけですね。

 

 登校拒否、摂食障害、心身症、いじめ、非行、暴力、神経症、うつ病、などについても、究極に見詰めていくと、心の問題なのです。

その心は、全部が親の心の影響を受けていると・・・、真剣に説明します。

親の心を引きずって、今の<いじめ>られる、<いじめ>る、両側ともに親の責任だと、時間をかけて一生懸命に{心の根源}、{親の因果}を説明するのですが、それでも、両者の親達に伝わらないのです。

 

 親が変わらないと、子供達だけ{心理療法}を受けただけでは、なかなか心は変革されていかない・・・と、何時も説明するのです。

この様な親だったら子供達が傷ついていくのは無理もないと考えながら、当方は悲しいばかりです。

親が「自分には悩みは無い」と思っても、心理療法を受けて体験すれば良いだけなのです。

 

 人間は、悩んだり悲しんだりする時が最大の{心の飛躍}のチャンスなのです。

何故悩むか?の疑問が消去されるだけで充分なのです。

世間の親達に問うてみたいのです。

本当に親達は<自分は正常だ>とか、<悩みはない>なんて言うけれど、そんな考え方で良いのですか!!!

当方では、随分と説明しても、心理療法をやっと<受けてみましょう、受けたくない、自分達親は正常だから関係ない>などと言われます・・・!!!

 

 「親の因果が、子に報い」を知る事で、親の心も反転するのです。

コメントをどうぞ