<<インターネット心理療法>>追加編(12)

 携帯電話、PC、などなど素晴らしい科学と技術が発達して来たものである。

活字も使えるし、音楽も使用できるし、心のコミュニケーションも出来る様になった。

心と言うか精神状態も発達途上の幼い子供達も、個人が携帯電話を抱えて自分の意志を表現できるのである。

未発達の精神状態の人達が、自由に何らかのコミュケーションのために、好きなように使用できる。

 テレビゲーム、PCゲームなど、様々なゲーム機種が開発されては生産される。

生身の人間を相手にしないで、ナルシストのような状況で幼少時期より育ってくる。

 

 痛いとか、痒いとか、甘いとか、耳から聞こえるものとか、眼で見るものにしても、全てが人工的産物である。

人の五官六官に、直接に響いてくるものの全てが、生身の人間のものではない。

人には、眼・耳・鼻・舌・身、そして意識がある。

生まれ育った本能の器官を使用して、人間の外界にある自然・眼前の状況を受け取る作業は、もはや全く無いのである。

昨今の子供達は、幼少時期より自然から切り離された状況で生活を余儀なくされていると言っても、過言ではないだろう。

 人対人、肌の付き合い、会話と行動が伴わないまま、互いが離れたままのコミュニケーションである。

人間世界には、不思議な物が出来るものだ。

 

 大人の世界では利益追求が完全に優先されている。

子供達は、大人のお金儲けの道具、お金儲けの対象としか、思われていないのではなかろうか。

 人間が生きる世の中、この様な社会現象を否定する積もりは全く無い。

これこそが人間のなせる{業}とさえ感じている。

親も“子育て”が大変になって来る。

一部の大人でさえ、そういう器具に飲み込まれて生きている人達も見られるくらいである。

 この様な世代になって、自分の心がどれだけ<歪>になっているのか『インターネット心理療法』を体験して行くと、案外と自分の曲がった心が見えてくるものである。

そう、病院に行きたくない・・・、心理療法を受けにも行きたくない・・・、などの人達の為に、或いは、自分の仕事や今行っている事柄が忙しく、心理療法の現場にまで行けない人達の為に、必ずと<役立つであろう、心理療法>が、『インターネット心理療法』である。

自分の心は正常だと考えている人達でも、この『インターネット療法』を体験する事で、新たに自分の心の{再生}と{新生}が出来るであろう。

 

 人間社会は益々と歪化している。

 自己の心を、点検する事が必要です。

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