<<人間>>人間教育(5)

 人間教育って、簡単に説明しても、大変に難しいですよ。
子供達が成長する過程にて、自分がどれほどに、自分の親を信用出来ているのかが、最大の問題ですね。

 成長してから、学校を卒業し、人間社会に出てみますと、色々な人達が眼前に現れます。
誰にも、皆に、自分の{{こころ}}を合わせる事になります。
人間社会で生きるためには、それぞれの方達に自分の{{こころ}}で対処する{{術}}を覚えて行かなければなりません。
そこで、人間は自分が社会で生きるために適応させたいと、努力しなければいけませんでしょうね。

 そんな努力をする気持ちを抱えているのか、どうか、自分の{{こころ}}を見つめる能力が大事です。
自分の{{こころ}}を見つめると言っても、自分の表面を眺めても、あまり意味が有りません。
己の深い深い{{こころ}}を知るのが、最大に重要です。
皆さん方は、眼前ばかりを眺めて、自分の大好きな物事を眺めますし、眺めては、自分の都合のよいように持って行こうと考えます。

 そんな、自分の意志を動かせる{{こころ}}を持っているのかですね。
可能であれば、己の「「潜在意識」」や「「無意識」」の世界の{{こころ}}を紐どいておきますと、何事が起っても、悩まない人間になれますでしょう。
一番に難しいのは、子供達、或は、大人でも、{{心理療法}}を勉強して頂くには、どうしても、自分と親との{{関わり具合}}を調べますので、時にですが、場合によっては、親が拒否をする場合があります。

 悲しいのですが、子供達に「「人間教育」」をしたいと、傍の人間が真剣になって、考えても、難しい場合があるのです。
本来的には、子供達の年齢が幾つであっても、親が{{心理療法}}を受けるべきものです。
「「親が変われば、子は変わる」」、これが人間の{{こころ}}の真実です。
可哀相な親を時折に見ますが、「「子が変わらないと、親も変わらない」」なんて言う親も居ます。

 当方は、何十年も{{心理療法}}を行っていますが、本当に可哀相な哀れな親達が居るものですよ。
人間が、この世の中を大事に生きるためには、全ての人間が{{己のこころ}}を深く詳細に知っておくのが最良と考えます。
その事で、眼前の人間を{{非難}}したり、苦しめたりする事も無いでしょうし、己の{{こころ}}を反省できるし、{{幸せ}}になれるものです。

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