<<いじめ>>いじめと自殺(9)

 たまたま、テレビで<いじめ>のこと、そして<いじめ>を無くすために・・・、なんて番組をしていました。

当方、見ていて<良い事>だとは思いました。

しかし、殆ど全ての人達が、マスコミをも含めて、唯<お知らせ>の様な番組でした。

報道特集の番組では<いじめ>に遭って何処までも悲しい心を引きずって生きている本人、そして、その母親達などについてですね。

<いじめ>で苦しんだ人、親も子も、両者が悩み始めた時点から<考え込んで>いるのです。

 

 悩み始めた時点からの過去を振り返るのでは、意味が無いと言っても良いでしょう。

悩み始めた時点よりも、もっと以前の自分の過去を・・・、出来れば、自分の誕生した時から可能な限りに、自分の心の過去を遡って{自己探求}して行く事ですね。

多くの場合で<いじめ>の本人だけでなく、その親が自分の誕生から<自分の心を自己探求していく>事が重要なのです。

学校での<いじめ>も、家族の病が原点になっているものです。

 何度も言っています。

 

 学校の先生の会話や行動も<いじめ自殺>の因果の、{切っ掛け}になっている場合があります。

しかし、その<いじめ自殺>の{切っ掛け}の前にある子供達の心は如何なるものだったのかを、どのテレビの番組も<話が全く>ありませんね。

 テレビ番組の報道する人達も、自分の<生い立ち>を見つめてみると、少しは理解できるのでしょうが・・・。

 

 <いじめ>に遭う子供達は、親の因果を引いています。

親の生い立ちですね、関係して来るのは・・・!

 親が出世していても金銭に恵まれていても、その親の子供達に<いじめ>が起らないかと問われれば、そうではありません。

幾らでも<いじめ>は起り得るものです。

 子供達が育つ過程では、幼児の頃から、いや、乳児の頃から、親に対して子供達は<心の葛藤を持って>育ちます。

自分は親に感謝していると豪語している人達でも、生い立ちの過去を振り返ると、色々様々な心の葛藤が顕現されて来ますね。

 ここで言っている事は<いじめ>に遭う前ですね・・・、それ以前の子供達の心に問題があると言っているのです。

それは、<いじめ>られる子供達の親との<心の繋がり>に、歪な心が有れば有る程に、子供達の瞳・顔色・表情・態度・会話(会話しないのも・・一つの会話です・・黙って語らないという・・)・姿・後ろ姿・雰囲気までが、いじめる子供達には全部わかるからです。

 この子は<いじめ>ても良いと!

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