<<病気の症状>>拒食と過食(追加編6)

 摂食障害は、<家族の病>だという事を、両親や家族は知って欲しいですね。

 

 子供達は、生い立ちの頃から、詳細に考察すれば、誕生後(胎教については、ここでは触れないでおきましょう)から、親の会話や行動、そして親の心までを案外と敏感に見ております。

新生児、乳児、幼児の頃から、親の会話と行動と心のちょっとしたことをマイナスに受け取り易いですね。

そして、ストレスを溜めて育ちます。

 

 人は誰も、心の葛藤を溜めながら成長して行くものです。

ですが、特別に心の葛藤、不平、不満、恨み、憎しみ、などなど溜め込んでも、会話で表現したり、非行や暴力で表現する事をしません。

 親や、自分を育てた人、そして、学校では友達関係も含めて、私は{真面目な人間}だと思われたくて、反抗心、暴言、暴力、などを、周囲に知られまいと考えます。

表面上の見せ掛けの心と、内面の心は、あまりにも違っていますね。

 

 拒食や過食の人達は、本当に、自分は{真面目な人}だと自認していますし、自分達の内面の心については、全くと検討しません。

悪いのは、常に、相手なのです。

 しかし、{相手が悪い}と自己表現する勇気は全くありません。

ありませんと言うよりも、相手の悪口を言う程、自分は悪い人間だと思わないのですから・・・、なかなか、不平や不満なども言いません。

先述しましたが、恨みながら、怨念を持ちながら、一方で私は<真面目>だと思っていますから、大変ですね。

{劣等感}の塊なのです。

 

 唯、自分の潜在意識と無意識の心の旅をしないと、自分の心の{形}を気づいてくれないのですから、治療者から見れば、本当に悲しいものです。

自分の通り過ぎた過去の心を旅すれば、大量のマイナスの心に出会うために、途中で自分の心を見るのを中止します。

{自分は、こんな人間ではない}と自己主張したいし、哀れな心の自分を見るのに耐えられません。

 

 そこで、親や、或いは、育てた人が一緒になって「心理療法」を受けるのが必要です。

親と子が、一緒に過去を見つめる「過去想起方法」、過去を見つめる心理療法を、受ける事ですね。

 親も、摂食障害の人も、同じ心理療法を受けるので充分です。

 親が、摂食障害の子供達だけを治療してもらう事を考えるべきではありません。

 

どちらかと言えば、親の治療、親が自分の過去を見つめる{心理療法}を受ける事が、先決ですね。

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