<<劣等感>>「「劣等感」」続編14

 ・・・・「「怨憎会苦」」・・・・・

 「「劣等感」」は、当方は、持たないで・・・、それが可能ならば絶対にもたない方が良いと思います。
何故って、「「劣等感」」を抱えていますと、余分な{{こころ}}が沢山と湧いて出て来ますからね。

 人間世界を生きるにあたって、自分の周囲の人達が、誰も皆が自分に親切にしてくれるかと言えば、なかなかと、そのような事柄は少ないでしょう。
直接に知らない人でも、自分を怨んだりもします。
そう、怨まれたりするのです。
出会った事が無いのに、ですね。

 勿論、人間は、ともすれば、眼前の人が自分を怨んだり憎しみを持ったりする、場合もあります。
人間の「「やきもち」」・「「嫉妬」」・「「ねたみ」」・「「不満」」・「「憎しみ」」、などなどは、大変なものです。
こんなこころが、劣等感につながるものです。
 ・・・・・それで、そんな{{こころ}}を持つ事によって、悲しい気持ち、惨めな気持ちになりますが、そんな気持ちを持っても、「「妬み」」・「「やきもち」」なども、決して簡単に消えて行くものでもありません。
面白いもので、「「恨み」」・「「不満」」・「「怨念」」などは、決して持たない方が良いのですが、人間は、何時も、こんなマイナスの気持ち持ちやすいものです。 

 誰もが、人間は、自分が真面目で素直な人間だと、思いたがっています。
また、本当に、自分は、素直で良い人だと自覚したいし、真面目な積もりなのです。
だが、自分の「「過去」」を振り返りましょうと、言いますと、殆どの人間は{{そんな事なんか}}はしたくない、何のために「「過去を振り返る」」ことが大切なのかと、文句さえ言いますよ。
 ・・・・・そう、そんなに自分が真面目な人間であれば、己の過去を見詰めても良いだろうとさえ、思うのですが、どっこい、過去を見ると自分の悪い記憶が出て来そうだから、見たくないと簡単に吐き出すように、言いますね。
何で、己の過去を見るのか、意味が無いではないかと、文句を言うのです。

  一般に、学校でも、本当に、子供達の{{こころ}}を真面目に素直になるようにしたいものです。学校で「「いじめ」」・「「非行」」・「「家庭内暴力」」・「「登校拒否」:」などの、諸々のマイナスの子供達の{{こころ}}を矯正しようと、子供達に{{過去を振り返させ}}、色々な問題や事件が起こらないようにと考えても、家族と言うか家庭の親が、学校で子供達に反省させるのには{{反対}}するでしょう。
 ・・・・・何故かって? そう、子供達に自分の{{こころ}}を反省させる事は、ある意味では、家族の中の事柄、夫婦の問題も浮き上がってくるでありましょう。
子供達の「「異常行動」」・「「異常会話」」・「「異常なこころ」」は、家族の問題です。

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