<<劣等感>>「「劣等感」」続編10

 今までに、「「生」」・「「老」」・「「病」」・「「死」」を中心にして、劣等感を述べて来ました。
今回からは、もう少し、別の状況から観察して行きましょう。
 「「求不得苦」」の言葉が有るように、人間の欲望には限りがないとも言われております。
そう、誰しもが人間は、生きている限り、眼前の物事を追いかけて生きています。
何時も、{{あれが欲しい}}、{{これが欲しい}}、自分のものにしたいとか、自分の手元に置いておきたいとか、考えています。

 簡単に説明すれば、「「五欲」」などの言葉もありますが、食欲・睡眠欲・性欲・名誉欲・金銭欲などといわれています。
では、自分には、そんな物などは、欲しくないと自己主張される場合もあります。
確かに、そうなのです。
人間は、皆が常に、「「五欲」」を満足させて生きるのは、とてもではありません、無理が有ります。
だから、「「五欲」」の中の一つでも良いから、これが欲しいなどと思っています。

 「「睡眠欲」」などは、特別な状況に置かれないと、理解が困難かも知れませんが、「「睡眠欲」」なども、凄く大事な欲求ですよね。
会社の中で、仕事、仕事などと追い立てられて、仕事の量が多いと寝る時間も無いほどに忙しい場合もあります。
 そんな状況で、我慢をして働いていますと、「「睡眠」」が足りないことのために、{{からだ}}まで疲れてきますし、その事で{{こころ}}までも疲れて来ます。
{{こころ}}の疲れた当人が、不安障害で終わる場合も有れば、「「うつ病者」」になって休職したり、病状が長引くと{{死んだ方が気楽}}だと思ったりもします。

 眠る時間が少ないと・・・、どうしても、{{からだ}}は疲れますし、{{こころ}}も疲れて来るものです。
何故って、こんなに働かされて「「給料」」は少ないと思ったり、何で働く量が多すぎるのかなどと、人生に「「疑問」」さえも、出てきます。
 会社、いや、自分の商売の仕事においても、人間は誰もが「「睡眠」」が少ないと、{{こころ}}は疲れるものです。
どうか、皆様に伝えておきますが、仕事などで「「睡眠」」が足りない時には、自分の状況を明確に考えた上で、今後の仕事についてどうするべきかなどと考えるべきです。

 どうしても、会社の仕事が多すぎる場合では「「睡眠欲」」で{{こころ}}が駄目になってしまいますので、病医院に行って「「診断書」」を書いてもらいましょう。
医師の「「診断書」」が有れば、「「診断書」」を持って会社に行けば、会社を退職させられる事はない筈です。
「「睡眠」」について話しましたが、人間は「「欠乏欲」が大きい過ぎると言われるくらいで、「「欠乏欲」」もコントロ-ルが大事でしょう。 

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