<<家族・親子>>「親殺し」(4)

 子供達が、親を殺す。

当方から見れば、至極当然の理由が有るはずであると、感じています。

当たり前ですよね、ストレスが溜まり自分で処理できなければ、何かの代替を望むものですよ、人は・・・・・・・。

人間社会の中で孤独は、大変です。

家族の中での孤独も、大変です。

 自分が何処に居ても、孤独で淋しければ、悲しければ、怨念を持てば、自然と異常な心が蓄積されます。

会話や行動にまで、現れてきますね。

会話だけで終われば良いのですが、行動にまで至ると、事件となります。

 

 親が、子供達の心を癒してあげる。

悩める子供達にとっては、最高の幸せとなるでありましょう。

何事においても、「心の根っこ」は親の子育てが原点になりますね。

この事実、親から子供達を如何に癒してあげるか、それだけなのです。

 仮に、他人が彼等の心を癒してあげる事もできます。

しかし、それは、宗教の心を借りなければ、事を上手に運べないでしょう。

人間が、{心の悟り}を伝えるなんて、どんなに努力しても{心の悟り}は伝わりません。

宗教の心を借りて、子供達を癒してあげれば、一応、何らかの格好はつくでしょうが、その代わりに、親の元へは2度と帰らない子供になるかも知れません。

 

 先祖代々から、親から子へ、親から子へ、心は見えないままで伝播しています。

親から、先ずは、見栄と虚栄心を捨てる事ですね。

性格的に、人格的に、未成熟な人達ほど見栄と虚栄心を抱えたまま、手放そうとしないものです。

 そうすると、心の葛藤は溜まるばかりとなりますが、「そんな心は持たない方が良いよ」と教えてあげても、子供達は理解できません。

親と子の心、格別に、悩む子供達がいるとすれば、子供達の過去の心が問題になります。

 

 親と子の過去の「心の和解」、これだけで充分なのです。

「心の和解」を得るためには、親から、「心理療法」を受けないと、子供達の心を知る事ができません。

 親が、自分の子育てに間違いが有ったと<悟った時>から、親の子供を見る顔、人相、後ろ姿も変わって行きますね。

子供達も、直ぐに、親の変化を気づいて、自分の心を訂正してくれます。

親は、親のエゴを捨てて、初めて子供達と<心の通い合い>が出来るのです。

 

 親の心「親と子供達の過去の和解」、これだけで充分なのです。

 

 親の「心理療法」の体験で、全てが上手く行くでしょう。

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