<<心の世界>>「「ルーツ」」・・・7

  今は、上記の「「話」」をしていますが、「「ル―ツ」」にも、先述していますが・・・、
色々と有ります。
前回は、親や祖父母などの話をしましたが、自分の行く末の「「ル―ツ」」もあります。

  大きな「「災害」」によって、自分の子供達や孫達までを失ってしまう人達も居ます。
自分の子供達は、あまりにも育て方が上手でない場合では、生きながらに子供達から「「怨念」」を持たれて親の自分が殺される場合もあります。
  でも、普通の場合では、親は自分の子供達が突然に消えて行きますと、まあ、大きな「「災害」」では、「「災害」」そのものに打ちのめされて悲しみますが、その後にですね、自分の子供達のことですね、考えますよ。

  自分の未来への決まっていたであろう「「ル―ツ」」ですよ。
親から見れば、子供達や孫達は、自分の未来への「「ル―ツ」」です。
間違いなく、自分の命が続くと無意識的に考えていたものが、突然に消えて行きますので、大変な「「悩み」」や「「苦しみ」」になって来ます。
「「寂しさ」」や、突然に起こった理不尽な「「悲しみ」」ですよ。
そう、人間には、親や先祖への「「ル―ツ」」だけでなくて、逆方向の「「ル―ツ」」が有るものです。

  自分勝手に生きている場合では、気づかないでしょう。
目前で突然に起こってから、その後に暫くしてから、分かって来るのです。
そうですね、「「父死子死孫死」」だと言われる言葉もあります。
普通では、こんな場合も悲しいものです。
  ですが、「「孫死子死父死」」になってしまうと、もっと、もっと、大変でしょう。
人間は、生まれた者から死んで行くのが、良いものです。
それが、歳月の中での真実な「「流れ」」です。

  「「時間とともに、全ての物は流転する」」のです。
「「親から、死んでも」」、人間は悲しいのですが、「「子や孫から死んだら、どうする」」のでしょう。
  とにかく、自分の行く末を失ってしまうのと、同じでしょう。
最早、自分の「「生命」」が途切れるのですから、現実に、その場に置かれた人間でないと理解が難しいのかも知れませんが、大変なものです。

  自分の「「過去が不透明」」なのは、自分の基盤が壊れているのと同じでしょうが、自分の「「未来が不透明」」に、突然になってしまうのも、大変でしょう。
人間の「「悩み」」なんて、案外と決まっていますが、矢張り、勉強をしていないと、自分達が「「悩み」」を背負い込んでも、理解できません。
  此の世を、楽しく安らぎを感じて生きるのが、大事です。
どうぞ、皆様方も、「「人生とは、何か・・」」を確認しながら生きて下さいませ。

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