<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(続)14

 母親の立場・・・、そうですね、母親の立場を見るためには、母親を{神聖な母親}と見ないで、一人の{人間}として見つめて欲しいですね。

その上で、母親の立場を考える、事です。

母親、母親、などと、母親の事を何時までも、母親と考えないで欲しいです???、甘えの対象としての{母親}と見ないで欲しいものです。

 

 両親の「因縁」で此の世に誕生して来ましたが、両親にしても、一人の人間で一人の{人}なのです。

小学高学年~中学生になると、普通であれば、母親と自分は各々が別の{}として見分けがつくものです。

勿論、小学生の頃は、異性として{男}と{女}の関係はあまり自分の心には響いて来ないでしょう。

だが、好きか嫌いか、良い人か悪い人か、お母さんが好きとか嫌いとか、お父さんが好きとか嫌いとか、夫婦喧嘩などの諍いも分かるし、子供にとっては大変に辛い出来事です。

 マイナスの気持ち・感情を、心の奥に〈海馬〉に溜め込みながら育ちます。

 

 一番に、子供が幼児期に困るのは、夫婦の{性生活=夫婦の交わり=お父さんとお母さんとの裸の交わり}を見るのが、子供にとっては永遠のPTSD=心的外傷症候群となって残る」でしょう。

この{原光景}とも、呼ばれますが、親は本当に注意しながら生活をしなければ、なりません。

と、言っても、未開地や先進国での状況は全く違う筈です。

先進国では、こんな{原光景}を見ると、その子供が成長した時に<<結婚生活>>にまで影響を及ぼします。

 

 考えようによっては、人間の悲しい{性}ですよ。

子供に、親の交わりは、あんたも成長して結婚したら、親の気持ちが理解できると言われても、この事についてだけは、親の{身代わり}は出来ません。

だって、子供にとって、未来の自分、未来の人生を具体的に理解できるのは無理ですから。

両親の生き方を見ながら、子供は成長しながら、家族のあり方を身につけて、やがては、思春期の嵐の中を通り過ぎて、性欲そして男女の交わりも覚えながら結婚生活に入ってゆくものです。

 

 子供時代に、自分の親の{{汚れた会話や行動や心}}などについては見たくないものです。

本当に、「身代わり不可症候群」ではありませんが、人間の本性でこんな出来事を身代わりするなんて出来ません。

親の立場を理解してなどと説明されても、言われても駄目なものは駄目です。

身代わり出来ない事柄も有る事は知って欲しいですね。

「身代わり不可症候群」でも、当然に<<身代わりできないものは>>出来ない事が有る事を追加して、説明しておきました。       

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