<<人間の犯罪>>他殺(10)

 9.で記載したように、「「他殺」」などを起すと、後々に、心身の大変な{{重荷}}を担ぐ事になると伝えたかったのです。

多くの人達は、悩みを抱えて生きているのですが、自分には{{何も悩み}}は無いと自己主張するのです。

だが、面白いもので、多くの人達は、自分を中心にして{{外側を見て}}生きています。

少数の人達が自分の{{内側のこころ}}を見て、他者を救うと言う言葉が有ります。

 

 私には、自分の{{こころ}}に悩みは無いと訴えていても、「「潜在意識」」や「「無意識」」に悩みを持っていますと、突然に、{{こころ}}の底の「「葛藤」」が沸き上がって来まして、現在の{{こころ}}の状況を混乱させる場合もあります。

そのために、案外と{{こころ}の静かな人達が大変な「「事件」」や「「犯罪」」を起したなどの場合もあります。

当方から見ていますと、あまり、喋り過ぎの人達も困ります。

だが、怖いのは、普段は静かな人間だと言われている人達の方が怖いものです。

 

 「「もの言わぬは 腹ふくるる」」と言う言葉が有りますが、本当に言葉が少ない人達は、自分が周囲の方達に如何に喋るかを、案外と悩んでいるのです。

このような人達の{{こころ}}を矯正するのは、簡単なのですが、「「心理療法」」に誘導するまでが、大変と難しいものです。

「「不満」」や「「不平」」や「「恨み」」を沢山と抱えているのに、自分は真面目な人間だと錯覚しているのですから、大きな誤解ですね。

マスコミですか、新聞やテレビを見ていても、真面目な人、おとなしい人が、どうして大それた「「事件」」や「「犯罪」」を起すのかと、しばしばと報道されています。

 

 自分の人生を生きるのに、最大に大切なのは、自分の{{こころ}}なのです。

面白いのは、他人の{{行動}}は、何故、何故、だと言うのに、自分のこころは誰にも見えませんですね。

多くの人達は、自分の{{こころ}}は良く分かるが、他人の{{こころ}}が読めないと言います。

本当は、反対の言葉なのですが・・。

自分の{{こころ}}、自分の「「潜在意識」」と「「無意識」」が見えている方達でないと、他人の{{言葉}}・{{行動}}・{{こころ}}は読めないものです。

 

 まあ、あまり、ここで難しい話を続けるのも大変でしょうから、最後に、簡単に話をしておきましょう。

「「因縁」」→「「宿命」」→「「運命」」→「「天命」」の通りに、人間は生きているのですが、また、そんな意味も分かりません。

人間の一生を理解できる人でないと、必ず、「「不満」」や「「不平」」がでます。

誰もが、パニック状態になって、「「事件」」や「「犯罪」」や「「異常行動」」を起こす可能性は有りますので、悩まない人間になっておくべきでしょう。 

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