<<人間の犯罪>>他殺(5)

 自分の子供が、赤ちゃんの時にですね、

「「赤ちゃん殺し」」の話をしましょう。

母親が、自分の赤ちゃんを殺して、自分だけ生きる場合と、自分が赤ちゃんを殺害した後に自分も自殺する場合があります。

 とは、言っても、赤ちゃんを殺害した後に、自分が自殺しようとして、自分で死にきれない場合などもあります。

赤ちゃん殺しでも、色々なケ―スが有るものです。

そんな母親の行動も、自分の幼い時の母親に対する思い・・・母親の「「会話」」や気持ちや「「行動」」や「「こころ」」を見ながら育っています。

 

 時折に、当方が皆様へ伝えていますが、自分の母親が大好きで、自分の父親が大好きで、とにかく、両親を二人とも大好きで育つ人なんて、居ないでしょう。

よく、人々は言います。

自分は、幼い頃から、両親が大好きで育ったなどと、言うのです。

 しかしながら、ですね、当方は正直に皆様方へ伝えます。

間違いなく、全ての人達について言える事柄は、自分の過去を正直に振り返ってもらいますと、自分の思いが間違っていたと言われます。

そして、喜んでおられます。

 

 当然ですよ、ね。

自分の「「過去」」について、間違いなく信じていた事柄が壊れてしまうのです。

悲しいよりも、新しい自分に気づいて来ますので、それは、それは、嬉しくなります。

 自分の親、母親や父親について、沢山の葛藤を抱えている人達、特別に、親に対して、「「怨念」」など持っていますと、そして、親に対しても自分の「「恨み」」を消去できないままの人達は、眼前の{{こころの葛藤}}を払拭できなければ、自分の歪な{{こころ}}が子供達へ向かって行くでしょう。

赤ちゃんだけでなくても、自分の子供が幼児であっても、学童であっても、自分よりも弱い人間に向かって、外側へ歪な{{こころの葛藤}}が溢れ出して行きます。

 

 とにかく、人間って{{こころの葛藤}}が沢山と溜まりますと、「「正常」」と「「異常」」の区別が出来なくなります。

他者に対して、意識の変性をきたして、殺人意識が{{自分の子供}}や{{自分以外の子供}}に向くものです。

たまたま、眼前に居る幼い人間に対して、自分の子供を育てるのにも疲れていますので、その時間の間は全てについて、余計に疲れてしまうのです。

だから、案外と自分の子供に対しても、無意識的にこころが入り乱れて「「悲しい気持ち」」に向いてゆくものです。

 普通の人間から見れば、何でなんて感じるでしょうが、しっかりと見つめると、赤ちゃん殺しの背後には、意外に母親であれば、男性が、父親であれば、女性が浮かんで来る場合も多いです。

一人で殺害しても、後ろに「「異性」」が控えている場合が、案外と多いです。

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