<<不透明な道>>不透明な道(19)

 人間が誕生したからには、上記の過程を通って<終末>を迎えていくものです。

多くの場合で、人はぼんやりと、眼前を眺めながら、生きていますね。

人間世界は、一寸の先は{闇の世界}です。

未来の闇の人間世界を、未来に向かって人は生きる事になっています。

 未知の世界を歩く事は、未知の{不透明な世界}・{不透明な道}を歩いて行かざるを得ません。

予定を立てながら、その予定が全部が壊れるかも知れない、などと、前もって予期、予想でも、少しでも念頭に入れておけば多くの悩みや苦しみを抱える事も無いでしょう。

 

 人間個人、国々、世界中の誰、何人も、自分達の未来は確実に決まった道のりが有る訳ではありません。

過去は、それなりに、確実に{決まった道}、{確実な道}が有るものです。

その{過去}さえ、自分というか己にとって、{不確実な過去}、{不透明な過去}、{不透明な道のり}となって存在しているでしょう。

 自分の過去を、振り返っても、遊び半分では{自分の過去}を回想しても、思い出しません。

一生懸命に、努力してから、初めて、それなりの{自分の歩いて来た過去の道}をかなり明確に出来るでしょうね。

 

 未来の{不透明な道}については、どんなに己が<決まった道、自分で決めた道>を歩くと言っても、そんな事柄は100%不可能ですね。

人間世界は、自分一人で生きる世界では有りません。

他者がいて、人間以外の物事が確実に自分の側で、自分から距離を置いた所で・・・、色々な気づかない物事が存在していますよ。

 此の世に誕生して、ある程度の年齢になれば、目的意識や目標は持つべきです。

だが、自分の目標も目的も、かなりの程度にて、少しずつ変化したり、或いは、全く100%の反対の目標になってしまう場合もあります。

 

 なんども、繰り返し、限りない程に繰り返しますが、自分が決めた事が確実に自分の思い通りには進展しない、と言う事です。

自分が努力して、自分の目的を果たしたいと考えても、必ず、努力が報われない場合が多々あります。

 また、相手が人間であれば、相手の人間の考え方もコロコロと変化しますから、その変化に立腹していても駄目です。

相手の<<心の変化をも認める>>くらいの力量を持っておかないと、必ず、自分の心が壊れるでしょう。

所詮、人間の一生は{不透明な世界}・{不透明な道}を歩かざるを得ない事を、己の心に刻んでおく事ですし、「インタ―ネット心理療法」の体験が大切です。

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