<<不透明な道>>不透明な道(10)

 人の誰にでも付き纏う苦しみの最後として、④「死」ですよ。

人間として誕生した以上は、色々な道を歩きますが、最後に来るものは「死」ですね。

確率的には、老いるほどに、人は「死」に至る確率は増えて来ます。

 

 小児の血液疾患として白血病や、小児の糖尿病、小児の膠原病、などもあり、体の外側から薬を与えないと、生命を取られる場合も多々あります。

小児であれば、自分に病気が起こるなんて考えませんよ。

それでも、人生は、<思うがままに、なりません>ね。

思春期、成人期、壮年期、高年期と、だんだんと病気の発症率も増えて「死」に至る確率も増加します。

 

先述しましたが、人間は生きていると、何時のこと<何事が襲って来るか>分かりません。

何時も元気な積もりで、生きている予定ですね。

あくまでも、予定であって、予定は壊れるものなのです。

人の命も、壊れるものなのです。

よく有る話ですが、自分の命が何時に<終わるのか、死ぬのかが分かれば>ありがたいなんて言ってますが、本当は<死ぬのが>怖いのです。

 

面白いのは、少し余談にもなりますが、「心理療法」を受ける方々で働いていない人達ほど、お金に執着心を持っているようです。

 お金が欲しければ、働けば良いのですが、{うつ病}や{引きこもり}などで仕事をしたくない方々は、凄まじい程に<家族が自分のために、心理療法代金を支払う>のに、お金を使いたくないと考えます。

働いていない人達ほど、こんな傾向があるので、本当に興味深いです。

 

うつ病などにしても、そんな病気で自殺する人達もいますが、うつ病者になる前には、自分がうつ病で死んでゆくなんて、考えた事もないでしょう。

そう、高齢者になればなる程に「死」の確率は増えますし、また、人間は誰も自分が<どんな病気で死んで行く>か、不透明です。

「病」については、{不透明な道}を歩く事になります。

 自分の「死」を受け止める事ができる人達は、幸せな人生を生きる事ができます。

何故ならば、「死」が人生の最大の恐怖ですし、それを{受容}できれば、その他に、あまり怖いものは無いでしょう。

 

{見栄}、{虚栄心}、{自惚れ}、{劣等感}、{孤独}、{悲しさ}、{苦しさ}、{嘆き}、{恨み}、{怨念}、{呪い}、などなども自分の心である程度でもコントロ―ルできるでしょう。

「死」を避けて、「死」を考える事を中止するのではなくて、常に日頃から熟慮しながら、自分の終末を引き受けておく心構えが最大に重要でしょう。

「死」が、どんな時、どんな病気か、不確定で、人々は{不透明な道}を歩いています。

所詮、人が真実なる{道}と思うのは、{不透明な道}です。

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