<<劣等感>>「「劣等感」」4

 中学生にもなると、それなりに自分の「劣等感」にも気づいてくるものです。

「劣等感」を、どのくらい抱えているのかを、人は誰も気づきません。

「劣等感」を持っているがために、周囲の他者に対して、{不平}、{不満}、{怒り}、{寂しさ}、{怨念}、など抱えてきます。

心の中の葛藤だけで終われば良いのですが、余分な異常「会話」や・異常「行動」として、顕在化します。

 この事が、非常に<<まずい>>ですね。

「登校拒否」・「校内暴力」・「家庭内暴力」・「非行」・「いじめ」・「シンナ―中毒・・最近は少なくなっている??」・「各種の事件」・「犯罪」にも絡んできます。

 

 昨今は、時代の変遷もありますが、とにかく、人が「劣等感」を抱えていますと、色々様々な病気や事件なども起こります。

異常会話、異常行動をする事で自分の{自己存在をアピ-ルしたい}と、考えたりですね。

或いは、他者を会話で、行動で<<傷つけたり>>します。

こんな事柄をする事で、自分の心の傷を癒そうとするのですから、何と悲しい事でしょう。

 歪な「劣等感」のエネルギィ―が、自分の心身に向かって籠れば、体の症状や自分の心の症状として出て来るでしょう。

余程にひどい症状として表れると{{自殺}}などにもなってきます。

自分の病気として、顕在化してきますから、真に怖いです。

 

 歪な「劣等感」が、自分の心身から外側に向かって流れれば、登校拒否、非行、いじめ、犯罪などとして、顕在化します。

その中間型もありますね。

 歪な「劣等感」が、外側に流れたり、内側に流れたり、する訳です。

世界中の各国々で、人間の病気を「心の矯正」によって治す、なんて医師や官僚もなかなか考えません。

悲しい、事実ですね。

悩む人を、悩まない人にしてあげれば良いだけです。

 

 つまり、人の過ぎ去った大脳の海馬に積み残された歪な記憶を、矯正してあげる方角に殆ど全ての人達が気づかないのです。

そうですね、中学生くらいになりますと、案外と、自分の心を見る眼が出来上がってきています。

 この年齢の頃に訓練しておくのが、ベストと考えます。

大人になってしまうと、既に、自分の心を見つめる作業ができない人達もみられますからね。

心の{{融通性}}とは、幼い時から鍛えておくべきです。

成人してからでは、手遅れの場合もあります。   

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