<<当方の論文>>「「論文」」&「「論考」」6

 フロイドの言っている「「顕在意識」」は、海面に浮かんでいる氷山の「「一角」」との気持ちは、理解できない訳ではありません。

また、ユングは絶海孤島の「「小さい離れ小島」」が「「顕在意識」」だと言っているようでもあります。

 しかし、当方は、本当に長い間にわたり「「心理療法」」を行なって来ましたが、どうしても、「「顕在意識」」の方が、「「潜在意識」」や「「無意識」よりも遥かに巨大のようです。

 

 フロイドやユング達、彼等の考え方は、現在の今ですね、考えたり思案したり悩んだり苦しんだりなどの、そんな思考をしているのが、今の「「顕在意識」」だと言います。

現在の{{こころ}}を如何に使用しているにせよ、歪に{{こころ}}と{{からだ}}を使っているにせよ、その下層には「「潜在意識」」と「「無意識」」が潜んで現実に動いています。

 フロイドやユング等の見方、いや、沢山の心理学者の考え方は、心身症、不安神経症、強迫神経症、うつ病、登校拒否、校内暴力、家庭内暴力、衝動買い、不純異性交遊、アダルトチルドレン、ニート、フリーター、DV、シンナ―中毒、覚醒剤中毒、などなど、全てが、「「無意識」」と「「潜在意識」」に裏打ちされた「「顕在意識=現在意識」」のなせる「「業」」でしょうからね。

 

 歪な「「深層心理」」を抱えていますとね、「「顕在意識」」までが、歪になってしまいます。

その故に、「「顕在意識」」は、大量の膨大な歪な「「潜在意識」」と「「無意識」」を背負っているのです。

沢山の心理学者や精神医学者、全ての殆どの学者が{{異常会話}}・{{異常行動}}・{{異常なこころ}}は、自分達の己の「「無意識」」や「「潜在意識」」を明確に考えていないことから、或いは、忘れ去っているとの考え方をしているみたいですよ。

だから、「「顕在意識」」は小さいのだと、言っています。

 当方としては、やはり反対の意見で、顕在意識の方がはるかに大きいと思います。

フロイドやユングの考え方とは、全然と反対の{{考え方}しかできないですからね。

 

 人間は誰もが、胎教~誕生を通して、少しずつ成長して行きます。

そんな過程で、{{こころ}}の雑念と言うか、{{こころ}}の垢が大量に絡み付きます。

人間が「「会話」」や「「行動」」にしろ「「こころ」」にしろ、下方から押し上げられた「意識」と考えるのか、或いは、上方から押し被せられている「意識」で生きているのかの考え方にもなりますが・・・。

「「意識」」の動き方の説明とすれば、今までの考え方でも良いでしょうが、確かに彼等は、「「無意識」」や「「潜在意識」」の方が遥かに{{大きい}}のだと言っていたでしょう。

 ですが、当方は、「「顕在意識」」が全ての重層する「「意識」」を背負っているから・・、風呂敷の中に包んで抱えているからこそ、はるかに「「顕在意識」」の方が巨大だと説明しているのです。

「「雨傘」」や「「日傘」」や「「松茸」」や「「椎茸」」のように、上方の「「方」」が大きな歪な{{こころ}}の塊であると考えても良いですね。 

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