<<心の世界>>36の質問 (13)

 {親孝行なる人間}、{親への感謝を持つ人間}、そんな事を知っておかねばいけませんでしょうか。

親が、自分勝手に私を作ったと、此の世に私を誕生させたと、何時も考えていますが・・・・。

こんな家庭に、生まれなければ良かったなんて思います。

自分が変わる<<答え>>なんて考えた事が有りませんでしたが、自分が変わる事が<生きる道>なのでしょうか。

 

{お答え}

 自分が変わる事を考えるよりも、自分の心の{器}を大きくする事を考えた方が

<最良>だと伝えておきます。

悩むか、悩まないか、{自分の心}次第ですからね。

多くの一般大衆は、自分の心を点検しようとしませんから、本当に自分が大変なのですが、自分の心の大切さを理解しようとしません。

今の自分が、間違いない、もっと切磋琢磨して俗世間を気軽に生きるって事など、考えようとしないから、臨床心理士から見つめていると、真に大変です。

 

 {親の恩}、{感謝}などと、よく使われる言葉です。

本当に凄く大事な言葉であり、人が世の中を生きるのに重要な<心>です。

誰も、言葉を聞けば、そんな言葉など聞かなくても、自分は理解しているよ、同然だろう、なんて思っています。

非常に大切な言葉ですが、大勢の前で<話をする>と、嘲笑を受けるほどです。

 

 それほど、人間って、<欲の塊>が強くて、悲しい{性}です。

生い立ちから成長して行く過程で、人間は子供ながらに心が捩れながら育つものです。

だから、自分の過去の心を調べる必要があります。

赤ちゃんとして生まれて来ると、普通は、母親との接触時間が一番に多いです。

母親あっての、自分でしょう。

育つ過程で、全ての事や物を世話して下さいます。

また、普通では、父親があっての<食事有りき>です。

それにも関わらず、子供達でも、子供ながらに、自分の欲望を求めて、案外と母親や父親に対しても、不満を抱えて、時には、苦しみ悩みながら自分勝手に育っています。

周りへの、自分の気持ちを配慮する事は、先ず、少ないでしょう。

 

 子供の心って、そんなに<真面目ではない>みたいですよ。

子供達の心を真実に知らない、人達が多いです。

そのまま,大人になっても、人の大脳の海馬という記憶装置の場所に{子供心}を溜め込んでいます。

その{子供心}が、大人になっても、何事があっても、どんな事柄が起こっても、大人の心の中にて、子供の心の底で動いて、今の心を操作しています。

 

 過去の自分が、母親や父親に対し、どんな心を持っていたかを知るべきなのです。

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