<<講演>>カウンセリングと内観療法12

 カウンセリングと内観の区別を、少しながら述べて来ました。

自分の過去に触れない限り、「至福体験」・「至高体験」・「神秘体験」に至る事はないでしょう。

カウンセリングにても、少しながら角度を変えてクライエントに受けて頂く、自分の過去を見るなど、{課題}を少し提出して考えて頂く方法が考慮されるべきでしょう。

顕在意識、そう、人間は<<今の、現在の心=顕在意識で考え込んで>>悩んでいます。

無意識と潜在意識の中に澱み捩れた心が、多く人間には有るものです。

全ての人に有るでしょうし、絶対に有ります、「「絶対に・・」と言う言葉を、使います。

 

 誰も皆が「本音」と「建前」を、意識しながら生きているか、又は、無頓着で漠然と使い分けしているかです。

人格水準の歪な{{人}}は、この自分の心の「本音」と「建前」の心の使い分けの出来ない人達なのです。

皆が{生い立ち}、{育ち}、育てる人も違うし、{生い立ちでの人や環境}が異なっています。

そんな人間の間で、{人}は生きていかねばなりません。

性格・人格が同じように見えても、見えるだけで、プロの臨床心理士、格別に、卓越した内観面接者が人間を見れば、人の心の<<裏側までが、容易に見えて来る筈>>ですね。

面接者に見える心、明確に見える心でも、他者の心を、簡単に変えるのが困難です。

貴方は、「本音」と「建前」が違うから、両方の{心}を一つにして纏めて生きて下さいと、お願いしても、出来る訳もなく治る訳ではありません。

 

 「本音」と「建前」が、明確につながった時に、人間の心は<<素直になります>>ね。

面白いのは、人間世界を生きるのに非常に上手な人は、自分の「本音」と「建前」を素晴らしく上手く<<使い分けて>>います。

現実に、他者の目前で<<自分は真実には、思っていない事柄でも、真実なような顔をして>>他者と言葉を交わし、同じように行動もとるものです。

それでも、他者には、自分の内面の心の「本音」を見透かされないように、しています。

人間の集団の中でも、企業の中でも、上司に対しても、部下に対しても、自分の「会話」や「行動」や「心」を使い分けるのです。

その心の{{使い分け}}が、集団の中でも皆に<<見透かされない>>から立派です。

 

 集団の中では、或いは、個人の目前でも、自分の心を<<どれほど、積極的に使い分けができる>>かです。

「本音」と「建前」が、素晴らしく一挙につながった時に、「至福体験」・「至高体験」・「神秘体験」などを体得するでしょう。

無意識と潜在意識と顕在意識が、一挙に直線的につながると、大脳の海馬の変化も起こるし、神経内分泌ホルモン免疫のバランスも一挙に<<良い方向に>>変化します。

人間は、「死」を避けるもので、<<死にたくない>>など考えていますが、己の潜在意識にまで、「「無常観」」を抱きとめておくのが最高の人生でしょう。 

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