<<家族・親子>>親と子(続編)24

 「強迫神経症」、「強度の心身症」、「うつ病」、「統合失調症」、そんな人達にても色々な程度の人達が居られます。

多くの場合、いや、全ての場合で、人生を生きる事に疲れ果てる場合では、対人関係と環境不適応の場合がありますし、これらの問題が、全ての{{答え}}となるでしょう。

人間世界を生きる上で、大変に悲しいとか、辛いとか、息苦しいとか、疲れるとか、そんな気持ちを持ち続けていると、必ずや、上記の病気になってしまいます。

「統合失調症者」でも、人間関係は凄く大変ですね。

親は、子供達の気持ちを少しでも理解してあげれば、親が自分の統合失調症の病気を理解してくれたと自覚して、気持ちも安らいで来るものです。

 

 どんな人達も、自分の心と体が一番に大切でしょう。

しばしばと、「「自尊心」」を大事にして下さいと、言う心理士も居ますが、当方は絶対に<<反対の「意見」です>>ね。

「「自尊心」」が大切だと言う気持ちは理解できますが、むしろ、突きつめて考えると「「他尊心」」の方が、遥かに大切です。

「「他尊心」」、自分が大切なのは理解できますが、世の中を生きるには<<自分が独りで生きる>>訳ではありません。

自分の周囲には皆が居て他者が居て、自分が<<周囲から生かされて>>生きています。

自分の{{心}}だけでなくて、他人の{{心}}を思いやる事のできる人は、{{心の関連した病気になる}}事は無いでしょう。

 

 「共感」・「妥協」・「受容」・「拒絶」などなどの{{心}}を、自分自身の考え方で一瞬に瞬間的に判断して自分の人生を生きるように、なれるべきでしょう。

「拒絶感」ですが、余程の場合でないと「拒絶感」は持たない方が良いですね。

何故って、「拒絶感」=「心の葛藤」と同じでもあります。

人生を生きる事で「拒絶感」を持たない方法は、相手の立場に立って自分を見る事です。

そう、相手から自分が<<どんな人間に見られている>>か、理解できれば最良でしょう。

 

 相手が自分を見ては、{{変な人間}}、{{心の歪な人間}}、{{愚かな人間}}などと見ているのではないかとか、考えると自分に心の葛藤が増えて来ます。

人間って、逆の方法を考える場合が多いです。

自分の立場から相手を見ては、相手が{{変な人}}、{{どうにもならない人}}、{{自分の思う通りになってくれない人}}、{{自分の立場を理解しない人}}、{{悪い奴}}、{{駄目な人}}とか、考えると自分に<<ストレスが増えて>>来ます。

いづれにせよ、どちらから見てもストレスのないのが最良です。

それでも、親が生きている時に、自分の子供の心については<<解決しておくべき>>ですし、どうか、「「身代わり不可症候群=相手の立場に立てない人達」」症候群の子供にしないように、育てて下さいませ。

親の生きている時でないと、人格矯正が不可能の人も居ます。 

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