<<家族・親子>>親と子(続編)21

 随分と「親と子」で、皆さんに知って欲しい事柄を述べてきましたが、少しの{{追加}}をしておきます。

年齢も重ねてきて<<大人に近づいてくれ>>ば、本来的には、自分が心の{{葛藤}}を抱えて悩み苦しむ場合では、自分で自分の道を切り開いていくべきです。

自分だけの努力で<<自分の道を開拓する>>のが困難であれば、「心理療法」を受ける事です。

その「心理療法」を体験する事で、自分の心の「器」が大きくなるから悩まない人間になれますし、また、{{うつ病}}などからも開放されていきます。

 

 育てられる過程で、人格水準が上手に発達していなければ、時折ですが、自分一人の「心理療法」だけでは、明確な人格矯正ができない場合も、たまに、見受けられます。

これには、明確な理由があって、自分一人の「心理療法」ではなかなか浮き上がられない人も、本当に時折ですが、見受けられます。

彼等は、体の見かけは大人ですが、心はあまりにも幼いものです。

普通は、「心理療法」を体験すれば、直ぐに、相手の人の事柄も考えてあげないと駄目なこと、幼稚だった自分に気づいて、瞬く間に、自分で自分の{{心}}を良い方へ変革させます。

けれども、相手の立場に立てない、相手の立場から自分の生き様を見る事ができない人が居ます。

 

 前述していますが、「「身代わり不可症候群」」と言いました。

本当に、「「身代わり」」、相手の立場に立つ、それだけなのです。

「「身代わり不可症候群」」の人達は、人格が幼な過ぎて<<何処でも、自分が中心で、自分の立場からのみ物事を判断>>する、これしか出来ないのです。

面白いと言ってよいか、一部の人達は{{自分の過去の記憶がバラバラで、現在の自分の思考が、過去の自分と上手に繋がり}}ません。

こんな人間になってしまうのも、当方の長年の「「心理療法」」の中から了解できてきたものですが、「親の因果が、子に報う」の如く、正に、その通りです。

 

 ある意味では、親の子育ての問題が、絡んでいますので、親が十二分に「「心理療法」」を受けて、過去の事柄を回想して、<<過去の出来事や、過去の親との対話、その他について>>も、親と子供の「「過去の心のつながり=和解」」ができる事が必要です。

親と子供での間で{{互いの、過去の出来事などの、心がつながれ}}ば、子供達も素早く<<心の成長>>を見せます。

「「身代わり不可症候群」」、これしか表現ができない<<心の世界>>があります。

「「親の因果が、子に報い」」の言葉は、100%間違いありません。

子供が、自分で努力して自分の人生を生きるべきですが、出来ない子供達が居ますし、努力しても駄目な子供達では、親の参加しか有りません。

コメントは受け付けていません。