<<心の世界>>不思議な人達 11

 最終回として、追加しておきます。

本当に注意しておかないと・・・・、人間って誰もが集団の中で生活をしています。

常に、誰かとの心のコミュニケ―ションで、有意識的にも無意識的にも繋がっています。

沢山の人達、皆の考え方が違っていますが、面白いというか悲しいというか、一体に自分が何を考えて生きているのかを、全然と自覚していない人達、いや、自覚を出来ない人達が、時折、見受けられます。

 

 心身症の人達には、{{失感情}}、{{失体感}}と言う言葉があります。

自分の体に沢山の症状が出ていても、自分がどんな考え方をして生きているのか、一体に自分は何で悩んでいるのか、理解できない自分なのです。

 体と心の関連を、教えてあげても何度伝えてあげても、自分とは関係ない話と思います。なんでそんな話を自分にするのだろう、なんて、怒りの感情か、また、全然と関係ない話だから、その話は聞きたくないという自己主張の顔になります。

そんな風に不満な顔を見せますから、心理士の立場からすれば、大変に悲しい現況もあります。

自分の心が何を考えているのか自覚が無いのだから、無理もありません。

 

 自分の心に自信が無いから、口を開いて自分自身を表現できないのです。

人が人生を幸せに生きるには、何度も繰り返して伝えておきますが、自分の本当の「心」と「会話」と「行動」を充分すぎる程に知っておく事です。

 <悩む時は、悩みます>、<悲しい時は、悲しいです>、<腹の立つ時は、腹が立つ>などと、誰かに口を開いて伝える事で{心の葛藤}は持たないですむのですが・・・・。

そんな言葉を伝えれば、自分達は、<悩みや苦しみや不満など持たない>よと、返事が戻って来るかも知れません。

だから、それでいいじゃあないかと、言われれば、そうかも知れません。

それでも、医師&心理士の立場から言えば、人生を健康で健やかに楽しく生きて欲しいと、願っているだけです。

 

 何度も伝えて来ましたが、人間は{心}の持ち主です。

人の{全ての会話}と{全ての行動}は、その人の{心}が操作して操っているのです。

その事実を、しっかりと認識して欲しいと考えます。

 

 人の病気ですね、癌や肉腫や白血病などの悪性血液病。などなどについては、当方も、ストレスから来ているのだとは、未だ、そんな言葉は言えません。

また、人は生まれたからには、必ず、年老いて行きますし、死=滅もやって来ます。

どんなに、心が綺麗で真面目で素直で純粋に{美しい心}を持っていても、やがては、避けられない事実も訪れてきます。

これだけは、誰も人は受け止めていかないと仕方がありません。

人間の一生を、体得できていれば、最高の人生を生きる事が出来るでしょう。

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